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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

あんだーてー

そういえば少し前のSteamでトラ魔女オリジンがようやく配信されたのでとりあえず購入しておいたのですが、それとは別にセール期間中でしたので、前々から評判が高くて気になっていたUndertaleも一緒に購入しました。

で現在特に次にやるゲームも決まっていない状態でしたので、じゃあちょうどいいやとそのUndertaleを始めてみる事にしました。
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30分後、そこには初めてSteamで購入したゲームを返品する私の姿がありました。

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いやいや、Steamで購入していまだ未プレイのまま積んでるゲームはいくつかありますが、返品リクエストしたのはマジで初めてです。間違えて購入した斑鳩ですら返品しようなんて一度たりとも思ったことないのにですよ。

大体STGならともかくRPGで30分もプレイしない内から面白さなんて1ミクロンもわかるはずがありません。
仮につまらなかったとしてもそう判断するのはある程度(RPGならエンディングくらい)プレイしてからでも遅くはないはずです。

そうです、面白いかそうでないかなんてこの時点で判断できるわけがないのです。
それなのになぜそんな即返品などという腐れゲーオタ的行為に出たのか。

理由?

「何か嫌」

だからです。


…えーと、スイマセン。理解してもらえるかは別としてもその辺は一応説明しないといけませんよね。

監視されているような気がするんですよ。このゲーム。

おいおい、ついに精神病か危ないクスリ、あるいはどこからか電波を受信してしまったのかと思われかねませんが、そういう事ではなくて…ゲーム内におけるプレイヤーの行動を逐一見張られているような、そんな気がするのです。

ゲーム開始直後のクソ花は攻撃を避けたらいきなり逆上してきましたし、その後に現れたヤギっぽいキャラもチュートリアル風に親切に道案内をしてくれましたが、孤児を慈愛するかのような行動やセリフの節々が妙にどこか引っかかります。

そして決定的だったのが自由行動ができるようになった後、すぐそばにいるカエルらしきキャラのセリフとその後の戦闘でした。
「僕たち友好的なモンスターは見逃してあげてね」
正確な訳はあれですが、たぶんこんな感じのニュアンスでした。

その後歩いているとランダムエンカウントが発生するのですが、確かに普通に倒す以外に交渉や見逃すで戦闘を終了させることができるのです。

そこでピンと来てしまいました。
絶対何か重要な部分に関わるヤツですよねコレ。
おそらく隠しパラメータで善人度のようなのが設定されていて、モンスターを倒すとそれが下がっていって展開が分岐するとかそういうやつです。それもベストルートに進むためには一匹でも倒したら取り返しがつかなくなるとかそれくらいの。

いや、たぶんそれだけではないでしょう。
ここに至るまでの最初のチュートリアルのようなやりとりですら何かあったはずです。
例えば指定された通りに道を歩かなかったり、違うスイッチを押したりしただけで何かのフラグになっていてもおかしくありません。
民家のツボやタンスを調べてアイテムを取ったのがフラグにされる可能性も悪人的な行為という意味では十分考えられます。
そういうのが、この後ももっとたくさん仕掛けられているでしょう。

そしてこういうゲームはいずれ殆どのプレイヤーが無意識に聖域と思っているシステムやメッセージ部分にまで手を出してくるでしょう。例えばセーブを例に挙げますと、それまで普通に利用していたセーブポイントがある時突然「セーブできると思うなよ!」というメッセージと共に使用不可になるという具合です。
他にはイベントの選択肢を誤ってやり直そうとリセットしても実は裏でオートセーブされていてやり直せないどころか、「ゲームだからリセットしたらやり直せると思った?」といったプレイヤーの心理を見透かしたようなメッセージや展開になるとか。

私は新しいゲームをするときはできるだけいろいろな行動を試してみます。
なぜなら最初私はそのゲームの事を何も知らない状態であり、楽しむためには多くの事を知りたいからです。
ですからツボやタンス、本棚だけでなく、どうでもいいようなオブジェにまでリアクションがあったりすると嬉しいです。

でもこのUndertaleというゲームはこのほんのわずか30分足らずの間でそれを逆手に取るような片鱗が、ファミコン風(MOTHERっぽい)のグラフィックのあちらこちらから見え隠れしています。私がこのゲームに抱いた印象は「面白そう」「難しそう」「つまらなさそう」といったゲームを表現する一般的な印象の言葉ではありません。ふさわしい言葉を挙げるとすれば「悪辣」あたりでしょうかね。

監視されている気がするというのはこういう意味であり、それが「何か嫌」と感じたのです。

このゲームはもしかしたらしばらく起動してないと「前回起動してから○日経過しています、どうしてプレイしないのですか?」というメッセージがデスクトップ上に勝手に表示されるかもしれません。
いやいやwさすがにそこまで行くとスパイウェアですし、第一プログラム的にもあり得ないはずですが、心の片隅にもしかしたら…という疑念が拭いきれません。疑心暗鬼って怖いですね。

ですから初めて返品リクエストを行ったのです。
このゲームをSteamのライブラリから、私のPCから一秒でも早く消してしまいたい。

きっと今回書いた内容は99.9%の人には理解されないでしょう。でもそういう人間なのですから仕方ないのです。

管理化社会の弊害によって引き起こされた事案といえよう

12月に入って会社から年末調整の書類を提出するように言われ、どうせ養う相手もいなければ一生このまま何も残さず朽ち果ててくのが確定している独り身に何も書くことなんかねーよ!と即時提出しようとしたのですが、そこでピタとボールペンを持つ手が止まりました。

「マイナンバー」

そうです、国が個人の資産を把握するため、あるいは単に天下りの組織を増やすために昨年から導入されたあのろくでもない番号の事です。

そういえば確か去年も記入したっけなと思いつつ、どうせ証券会社にも提出する必要あったなと思いながら探してみたのですが、番号が記載された通知カードが見つからないではありませんか。
持ち歩くものではありませんから家のどこかにあるとは思うのですが、重要書類がしまってあるところを何度調べても一向に出てきやしません。

仕方がないので市役所に再発行の手続きをしに行ったところ、再発行には少なくとも2週間はかかるとのこと。
おいおい、それじゃ会社の提出期限に間に合わないではありませんか。

紛失したので延期してくださいというのも社会人としてバツが悪いですし、そもそも今月分の給与で調整されるものですから延期を頼んだところで間に合いません。

どうしたものかと市役所の方に相談したところ、番号だけならば住民票にも記載されているので即日発行できるというアドバイスが。

そこで改めてその場で番号の記載された住民票を請求し、わずか15分足らずで無事マイナンバーを確認することができました。手数料300円。

ついでにその住民票を通知カードの代わりとして重要書類一式のところに保管しておくことにしました。

という訳で自分のマイナンバーが必要になったけれど記載されたカードを紛失してしまい、再発行まで待てない・時間がないという方は住民票で確認する方法もありますよという話でした。

MaiDenSnowとEveと

前回の「メイデンスノウの妖怪大魔境」(以下本編)に続きまして、今度は同人の「MaiDenSnow Eve ~さる前夜祭~」(以下Eve)の感想を含めた話です。

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なお今回は珍しく成人向けゲーム、すなわちエロゲーの話題ですので18歳未満の方や嫌悪感を感じられる方は閲覧をご遠慮ください。引っ掛かりそうな画像は載せませんけど、一応断りを入れておきます。 【“MaiDenSnowとEveと”の続きを読む】

メイデンスノウと妖怪大魔境と

しばらく前にエンディングを迎えた後もプレイしていたフリゲRPGの「メイデンスノウの妖怪大魔境」ですが、現時点で行けるダンジョンを一通り終え、プレイ時間もトータルで150時間を越えるくらいになったので、さすがにもうある程度感想を書けるくらいは遊んだかなと思います。
title.jpg 【“メイデンスノウと妖怪大魔境と”の続きを読む】

ぬりぬりぬらぬらぬたぬた

何となく描いてみたものをアップ。

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左腕のあたりが気になるのは本人も痛いほど承知しているので見逃してください

これはアナログでペン入れしたのをスキャンして取りこんだものですが、ご覧のようにまだ色は何も付いていない線画だけの状態です。そしてこれを3パターンの塗り方で塗ってみたものを並べてみます。

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一番左はスキャン前の元絵にシャーペンで塗っていくというアナログなやり方であり、いつもの4コマはこれで描いています。
一番慣れている(どうも画面を見ながらペンタブだと手元が見えないので思うように指が動かない)やり方なのですが、筆圧が強めのうえに何回も書き直すことが多いため、いくら丁寧に消しゴムかけをしてもあぶり出しのように下書きの跡が残ってしまいます。実際今までの4コマでも下書きの跡が残っているのが多く正直気になっています。

で、その鉛筆(シャーペン)塗りの工程をデジタルでやったのが真ん中でして、頭の生え際部分が特に顕著なように、これだと気になっていた下書きの跡は残りません。
しかしこれはこれで線の流れが一方向に定まりにくく、均一に塗りたいにも関わらずムラが出来てただでさえヘタな絵が余計汚く見えてしまいます。

そして最後に一番右は線画にペイントツールを使ってベタ塗り(塗りつぶし)をしてみたものです。
掠れたような横線は線画を描いたノートの罫線なので、これはスキャンの設定やちゃんと白紙を使う事で解消できると思いますが、それを差し引いても下書きの跡は残らず、ムラも無く、一番キレイに見えると思います。
細かい箇所の塗り残しや隙間からの色漏れなどきちんと確認しておかないといけない点もありますが、指定範囲を一気に塗りつぶすことができるため、全体的な作業時間は他2つよりもかなり短くなります。

そう考えると今まではペイントやペンタブに付属していた色塗りツールを使っていましたが、もっと便利な機能のある色塗り用のソフトを探してみるのがいいような気がしてきました。いや、もちろんフォトショとか有料のはどう考えても宝の持ち腐れになるでしょうからフリーの前提ですけど。ベタ塗り程度しかしないにせよ、レイヤー(セクション)によるパーツごとの色分け、線画の隙間を埋めてくれる機能、トーンによる彩色とかが使いこなせるようになるととても便利な気がします。それにしても線画はともかく彩色となると画材やリトライの関係で圧倒的にデジタルの方がありがたいと実感しますなw

最後に先ほど同じようにアナログ線画を取り込んでベタ塗りしてみたのをついでにもう一枚。

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ポニテ子

うーん、折を見て配色のセンスも勉強していきましょうか…。

大学生のレポートを思い出すOLD GAMERS HISTORY

OLD GAMERS HISTORYという本のvol.8~10が、STGの黎明期から近年にかけて発売されたタイトルを膨大に紹介しているという事で買ってみました。

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インベーダー以前のコンピュータースぺースから始まるタイトル数は、メジャーマイナーACPCコンシューマー含めてなんと400以上。
そしてその全てのタイトルで最低1ページ以上とカラーの画像付きで解説されているから驚きです。

メジャータイトルはもちろん、いまだに移植されていないマイナータイトルですら一つ一つのタイトルがしっかりと解説されており、作り手のゲームに対する知識と愛が随所から感じられる一冊です。かつてSTGに熱中したオールドゲーマーは勿論、今でもSTGを愛するゲーマーならばぜひとも手に取ってもらいたい素晴らしい本です。




とまぁ大抵の良識ある人のこの本に対する評価はこういう感じかと思いますが、残念ながら腐れゲーオタの私はそんな事は大して思わず、それよりもこの本を読んでいて時々覚える妙な違和感の方が気になりました。

その違和感を言葉で説明するのは難しいですが、あえて一言で言えば

記事に統一感が感じられない

ってところでしょうかね。



例えばインベーダーやギャラクシアンではゲームシステムにはあまり触れられておらず、それよりもブームによる社会問題やライセンス周りの話などビデオゲーム黎明期ゆえの事について書かれています。

方や究極タイガーなどのようにゲームシステムやバランスの解説に加え、作品によってもたらされた流れなど無難にまとめたタイトルも多く見られます。

またTATSUJINやグラⅡなどのように当時のアーケード事情や評判を客観的に書き記したものもあれば、グラ2のように当時のユーザー思い入れ全開(のように見える)で書かれたタイトルもあります。

そうかと思えば近年(97年~)のタイトルではインストやメーカーHPに載っている程度のカタログ的な紹介しかされていない記事も多かったり内容に疑問符が浮かぶものも。レイクライシスとか8割データ保存の話でシステムや魅力などについてはほぼスルーですし、エスプレイドだってガードバリアの説明に半分使うくらいならガラ婦人の張り手のことを書けよと90%のESP者が思うはずです。
銀銃とかあれだけパロディまみれのある意味おふざけ満載のゲームなのに「ひたすら硬派でかっこいい世界観」に「そぐわないアニメキャラ」とか…いやいや、トレジャーファンならはんさんのキャラデザはお馴染みですし、ガイとかクリエイタはあれがストーリー展開とマッチしてグッとくると思うんですが。

そして個人的にはタイトルによっては「それ別にこの本で書く必要なくね?」と言いたくなる情報がチラホラあるのがどうも…。
XDRやデスクリムゾンにおける読者レースの話、タイメモ2の特典付録で飛鳥&飛鳥の開発者インタビューが載っていなかったこと、サンダーフォースⅤが「とある理由」からファンの間でシリーズ最終作扱いされている事、バルクスラッシュを中古で買うと説明書がケースに張り付いて取り辛いという情報、メタブラのダミーストーリーのくだりをやたら強調するところ、大往生のPS2版デスレーベルの初クリアまで7年かかった事etc…何でしょうかね、妙に雑学的な情報が所々に入っているんですよね。


確かにこの本はこれだけのタイトル数を扱いながら誰がどう見てもおかしいと思うような間違いが無いのはスゴイですし、個々の記事も大抵のオールドゲーマーなら共感して読める内容ばかりです。
なのですが、上に挙げたようなタイトルごとの記事の方向性の違いが目に付いて

歴史や背景を紹介したいのか
システムや名シーンを紹介したいのか
当時の状況や思い入れを伝えたいのか
カタログ的な紹介にしたいのか
雑学を交えたレビューにしたいのか

という風にこの本及び執筆者がどういうスタンスで歴代のSTG作品を紹介したいのかが、私には今ひとつ見えてこなかったのです。
記事に統一感が感じられないというのはそういう事なのです。



そして違和感を覚えたのは統一感の無さともう一つ、妙な既視感です。
全部がというわけではないのですが、何か時々どこかで見覚えのある文章や表現がひっかかるのです。

それをもっとも感じたのはこのグラ2の記事です。
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上にも例として挙げましたが単にゲームを紹介するだけでなく、当時MSXユーザーがファミコンに対して劣等感を持っていたことと、だからこそコナミのMSX作品、ひいてはグラ2が誇らしかったという筆者の思い入れも交えたとてもナイスな記事だと何も知らない人は思うでしょう。いや、実際その評価は間違っていませんし、それでいいと思います。

で、ここでとある古い雑誌の記事を一つ。
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これは昔ユーズド・ゲームズのMSX特集の時に掲載されていたグラ2の記事で、今は亡きライター原田さんの記事です。
どうでしょうかね、私含めた一部の人はこれを読んでこの記事が頭をよぎるんじゃないでしょうか。といいますかこういうネガティブで破滅的かつ情熱が入り混じったゲーム記事を書ける人を私はこの人以外に知りません。


しかし数百タイトルもあるうちからこれ一つだけを取り上げて難癖をつけるのはいいがかりも上等、腐れゲーオタのクレイジークレーマーに他なりません。と思っていたのですが巻末の後付けを見て大体納得しました。
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参考文献にユーズドゲームズはもちろん、それポンやアーケードTVリストなど手元にある本の名前がチラホラと。
そりゃ寝る前の暇なときやトイレで長時間かかりそうなときのお伴にも読んでる本ですから見覚えあるわけです。
残念ながらゲーメストは持っていませんが(当時読んでなかった)、たぶんこの感じですと私の知らないいくつかのタイトルではメストを参考にしてるだろうと窺えます。
指摘ついでに言ってしまいますと、巻末の参考文献に載っていないだけでゲームカタログ@Wikiとかネットのレビューサイトも結構参考にしてるでしょうし、雑学的な情報って大体そこから持ってきてますよね、たぶん。


しかし、だからと言って「この本は読む価値など全くないパクリの塊」などと言う気は別にありません。
ゲームカタログとかはともかくユーゲーやメストに関してはちゃんと参考文献として記載してありますし、何より一つ一つのタイトルでカラーの画像が掲載されているのが資料的な意味でも大きいです。インベーダー以前のものに関しては特にそうです。
発売されたハードや現行ハードでの配信状況が載っているのも、記事を読んで遊んでみようと興味を持った人にとってはとてもありがたいでしょう。
ですから巻末の参考文献を持ってたり、自分から配信状況を調べるようなゲーオタには大して価値の無い本かもしれませんが、そうでないオールドゲーマーや当時該当タイトルに熱中した人に情報を紹介する本としての存在意義は十分あります。

まぁ個人的にはあちこちの参考文献から切り貼りしてそれっぽく見せただけで、肝心の本人の意見や考えが全く書かれていない大学生のレポートみたいな本というのが正直な感想なんですが、こういう歪んだ人間の意見は大多数の人にとって参考にならないので、普通に興味を持った人は手に取ってみるといいかもしれません。

tomorrow is another day

残念ながらCSファイナルでの敗退が決まり、これで導入後初出場となったポストシーズン含め2016年の横浜DeNAベイスターズの全日程が終了しました。

開幕前の予想では最大限ポジって3位、現実的には中日と最下位争いを繰り広げての5位が妥当なところと予想していただけに、借金持ち(2)とはいえ実際に3位になり、CS1stも勝ちぬけたのはDeNAになってからの5年で一番飛躍した年だったと言って良いでしょう。

そんなわけで今年一年を通じての個々の選手の寸評を成績を交えて書いていこう…と思ったのですが、がっつりやっていくと4回分くらいになるうえ、そういうのは私なんかよりも熱心なファンの方たちや詳しい評論家の方たちが世の中にはたくさんおり、よっぽど的確な分析をしてくれるでしょうから、あくまでいちファン目線での大まかな印象程度にとどめておきます。


【外野手】
セリーグ2冠王の筒香と何だかんだで安定した成績に収まった梶谷の2人は去年から不動でしたが、そこにシーズン途中から競争を勝ち抜いた桑原が1番センターとしてがっちり収まった事でセでもトップクラスの外野陣になったと思います。控えにしても関根・乙坂という今後の伸びが楽しみな若いメンツが揃っているため、ここに関してはドラフトやFAなどで早急に手を付ける必要は少ないと言ってよいでしょう。

【内野手】
去年まではロペス以外固定しきれなかった内野でしたが、今年はショートに終盤まで3割をキープし続けた倉本、サード(併用でセカンド)に長打力のある宮崎の2人が定着してくれたのが大きいです。ロペスも筒香に次ぐチーム2位の本塁打数と安定したファースト守備で内野の柱として支えてくれました。
一番の課題はやはりセカンド。
石川・エリアン・柴田・(宮崎)…いろいろな選手が日替わりでセカンドを守りましたが、誰も定着できるほどの成績を残せず、結局石川が一番手と言う有様です。いや、石川自体はファンのヘイトの対象になりがちですが、バントや走塁など小技においてはチームでもトップクラスで控えにいてくれると心強い選手なのは確かなのです。問題なのはそんな石川がレギュラーを張っている状況なわけで、そういう意味では石川自身よりも石川を越えられない若手に問題があると考えるべきでしょう。
またセカンド以外のスタメン3人にしても、倉本は2年目のフル出場で終盤明らかに疲れてましたし、宮崎やロペスもケガが不安ですから、そういう意味でバックアップの選手がいてくれると心強いです。白崎がレフトへのソロ以外をしてくれればなぁ…。

【捕手】
ルーキー(には見えない貫禄)ながら1年間を通じて正捕手として定着した戸柱。
リードやミット移動とか技術的なことは素人の私にはよくわかりませんが、去年あれだけ呆れさせたパスボール(タイ記録でしたっけ)が目に見えて減った事と、今年から導入されたコリジョンルールに社会人からの経験でしっかり対応していたという事だけでも戸柱の功績は大きかったと断言できるでしょう。後はフライ処理や盗塁阻止率などのレベルアップを望みます。
高城も山口登板時や控えとして役目を果たしてくれましたが、いかんせん打率が2割を切るのは捕手とはいえちょっと寂しいので嶺井も含めて頑張ってもらいたいものです。

【先発】
1年を通じてローテを守ったと言えるのは井納・石田・今永、それと山口の4人でしょうか。
特に石田と今永はそれぞれ2年目とルーキーながらもよく投げてくれ、打線の援護を考えれば2ケタ勝利をしても十分おかしくないほどで、来年以降は少しずつ長いイニングを投げられるように期待です。
井納は成績自体は負け越しながらも結局一度も離脱することなく、安定して長いイニングを投げてくれたことに加えて、開幕投手やCS2戦などプレッシャーのかかる場面での好投が光りました。逆に山口は成績こそ貯金を作ってくれ、内容も素晴らしかったのですが、開幕やシーズン終盤のCSがかかった場面など頼りたい肝心な時にケガでいなかったのがどうしても引っ掛かってしまいました。ただいずれにせよ2人とも若い投手陣の中にあって完投能力を持った欠かせない存在であることは確かでしょう。
来年はこの4人以外に三嶋・久保・モスコーソ・ぺトリック・ドラフトでの新人・新助っ人など誰かがローテーションに加わってくれるとありがたいのですが。

【リリーフ】
何と言っても田中・須田・三上・山崎の勝ちパターン4人衆に尽きます。
途中いろいろありましたが、それでも今年の中継ぎブルペン陣はこの4人によって支えられたと言う事に異論を唱えるファンはいないでしょう。
逆にネックはこの4人以外で計算できる投手が年間通していなかったことで、4人の登板数が須田62田中61三上山崎59と平均60試合なのと比較すると、その次がザガースキーの32、加賀の26と半分近くにまで落ちてしまいます。この4人に負担がかかり過ぎです。
とりわけ不足しているのは「6回終了時に3点ビハインド」のような「劣勢だけど試合を諦めるには早すぎる展開」で試合を壊さずに投げてくれるロングリリーフの存在です。結局今のチーム状況ですとこういう場面でも田中と須田が投げざるを得ず、消耗が激しくなってしまいます。特に須田と田中はワンポイントやピンチでの火消しなど他2人よりも一段キツイ起用も多いためなおさらです。そういう意味では終盤からリリーフに回って活躍した砂田が期待できそうですが、ここも補強に力を入れて欲しいポイントです。

【外国人】
年間を通じてみれば結局ロペス以外はお世辞にも成功したとは言い難いでしょう。
特にロマックとブロードウェイは金(と打席)をドブに捨てたとも同然で、まず海外スカウト自体を補強しろと言いたくなるレベルです。
他の選手(エリアン・モスコーソ・ぺトリック・ザガースキー)達は満足とはいかないまでも皆それぞれ何かしら活躍した場面はあったわけで、当然新しい外国人くじにはチャレンジしつつも、年俸の交渉次第で彼らを残すのも十分ありかなと言う感じです。

【監督】
ロペスや山崎が不調の時に引っ張り過ぎ、ロマック見切り遅すぎ、石田の時の継投など個人的には時々気になる部分も見受けられましたが、4月に借金10でセリーグの借金を全て背負うという絶望的な状況から交流戦までに5割を公言して実現させたあたりや、先発に長いイニングを投げさせるなど長期的な戦いを見据えた運用、そして何より1年目でチームを初めてのCS進出に導いたという結果を見れば間違いなく良くやってくれましたと評価する他ないでしょう。(勿論去年までの下地も大きかったですが)
もしかしたら一番評価すべきは勝っても負けても引きずらない「tomorrow is another day」の精神を毎試合言い聞かせていたことかもしれません。


各項目の寸評としてはこんなところでしょうか。
個人的に特に評価したいのは桑原・倉本・宮崎の3人ですかね。

逆に言えばその3人(ツッツ梶谷ロペス)以外である程度、2割7分前後打ってくれるのがもう3…いや2人でも出てくれれば相当望みが出るはずなのですが…



シーズン開始前の記事でこんなことを書きましたが、まさにその役割を果たしてくれたのがこの3人なのです。もちろんツッツやロペスの活躍は無くてはならないものでしたが、彼らの活躍はある程度想定していたわけで(予想以上でしたけど)、この3人がここまで活躍するとはシーズン前には予想していませんでした。と言いますか倉本が終盤まで3割キープとか誰ができるかw
そういう意味でこの3人には来季もレギュラーとして定着してくれることを期待したいです。



最後に今シーズンは例年以上にたくさんのナイスゲームを見せてくれました。

嶺井の勝ち越し打で決めたCS1stの巨人第3戦
満身創痍で広島相手に意地を見せたCSファイナルの第3戦
番長三浦の引退試合にふさわしい最終戦
Aクラスを確定させた試合
延長11回にツッツがその日2本目のサヨナラHRで決めたロッテ戦
交流戦6連敗〆の嫌な流れから菅野相手に打ちまくった巨人戦
広島相手に今シーズン最多19点を取った試合
etc

人によってベストゲームはそれぞれでしょうが、私が今シーズンのベストゲームに挙げるのは8月6日の中日戦です。



4点差を跳ね返しての逆転勝利ですが、ご存知のようにこの日に至るまでの4試合連続で守護神の山崎が失点を喫しており、正直言ってチームもファンも重苦しく辛い雰囲気でした。そしてこの日もその流れを引きずるかのように序盤で4点のビハインドと厳しい試合展開でしたが、中盤から終盤に追いつき追い越し、見事逆転勝利を収めた試合です。

この試合の何が良かったのかと言いますと、ツッツもヤマヤスも活躍していないにも関わらず勝ったという点で、決勝打の桑原と高城は勿論、倉本や宮崎に加えて後藤や下園といった代打も繋いで逆転しているのです。
それらを象徴したのがヒーローインタビューでの桑原の言葉です(3分15秒ごろから)。

自分自身を信じている、皆の事を信じている
今日は俺がカバーすると

前日のヤマヤスに対するブルペン陣(タナケン須田三上)のコメントもそうでしたが、「俺がダメでもあいつがいる。あいつがダメなら俺がカバーする」という意識がチームに浸透しており、それが言葉だけでなく実際のプレイにも現れ、結果になっているという光景。

あまり昔の事は詳しくありませんが、かつて(数年前まで)のベイスターズはFAで出ていった選手に出る喜びだの誰を信じていいのか分からなかっただの言わせてしまうような、どうしようもない球団だったと聞きます。あの番長すら当時の横浜は〝出ていきたい球団だった〟とはっきり言ってしまったくらいですから相当です。

そんなチームに気が付けばこんな意識が芽生えるようになっているなんてと、正直この試合の後はちょっと涙腺が緩みました。
(他にもヤマヤスが打たれて泣き崩れている時に、関根やムシキング山下がベンチの前に立ってカメラから隠していた時とか)

そんなのスポーツ選手として、プロとして当たり前の事で、今まで大幅にマイナスだったのがようやくゼロに戻っただけだろうという方もいるでしょうし、実際そうかもしれません。
でもそのかつての負の遺産を減らせたのはDeNAや中畑前監督、何より若い選手達自身の頑張りであり、こういう姿を見ると応援していて良かったと素直に思えるのです。

これからシーズンオフに入り半年後までしばらく試合の無い日々になるわけですが(WBCとかありますけど)、選手首脳陣の皆さんは長い間お疲れさまでした。しっかり休んでもらい、来シーズンは5割以上と本拠地でのCS開催を目標にまた見る価値のある試合をたくさん見せてもらいたいものです。

その青い拳銃が今の僕にはとてもとても眩しく見えて(ポエム)

Steamで先日リリースされたBLUE REVOLVERというSTGが良さげだったので買ってみました。

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ちょっとSTGに詳しい人なら画面写真見ただけですぐ分かりますが、自機のショットといい、道中のザコやボスの攻撃といいもろにCAVEの弾幕STGを意識した作りになっております。
少し違うのはいわゆるレーザーにあたるスペシャルウェポンの類がアイテム取得回復するゲージ制になっておりまして、これで敵を破壊するとスコア倍率が最大64倍までかかるというシステムですが、これもまぁCAVEやライジングの作品を知っていれば別に目新しいシステムでもないでしょう。

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ラスボス(前座)が登場シーンで死ぬがよい的なことを言ってくるのももはや伝統芸能の域です



とは言うもののこの辺は開発側も始めから公言しているのも同然というのは明らかであり、同様に先述したようなSTGを知っている人なら1プレイしただけで感じ取る事はできるでしょう。

STGというのはゲームシステムが他と比べると単純でゲーム自体の長さも短いため、その分ゲームバランス調整に開発者(プログラマー)の腕が問われるという事は、STGをある程度触れている人ならご存知でしょう。
そしてまたそういうプレイヤーなら数回プレイしただけ、いや、初回に一番低い難易度のモードをプレイしただけで本作のゲームバランスが実によくできているものだという事も経験から感じ取る事が出来るはずです。

ですからこれらの要素をもってパクリだとかどうこう言うつもりは1ミクロンもありません。
「分かっている作り手」による「分かっているユーザー」に向けた「分かりやすい部分」なのですからそこに的外れな指摘をするというのは滑稽というものです。



むしろ特筆すべきはグラフィックをはじめとしたデザインでしょうね。

私のアンテナが絶望的に低いせいで存じてないのが申し訳ありませんが、キャラデザインは知名度のあるイラストレーターの方がされているようですし、上に貼った画像でも分かるようにゲーム中のグラフィックはポップでカートゥーンなビジュアルで統一されています。ここで「ラジルギやカラス、イルベロなどマイルストーン作品を彷彿とさせるビジュアル」と書いてしまうと、これまで前提としてきた「STGプレイヤーなら馴染みある作品感」が途端に薄れる恐れがあるので止めておきます。

えーと、何でしたっけ。

そうそうデザインの話でしたね。
要は普段STGに興味の無い人にも手に取ってもらえそうな、人目を引くデザインを採用しているという事なのです。
で、ここで思い出してほしいのはゲーム自体はSTGを知っている人ならばすぐに気付くくらい、良くできたオーソドックスな弾幕STGであることです。

外見はキャッチーにしつつも、敢えて中身はオーソドックスな弾幕STG。

こうすることによって見た目で興味を持った普段STGをしない人たちもSTGの面白さを知ってもらおう。
STGプレイヤーに馴染み深いゲームやシステムを意識しているのも、裏を返せば初心者がここから他のSTGを触れた時に見覚えのあるシステムがあった方が親しみやすいから。

おそらく開発者の方たちの狙いにはこういう部分があり、そしてそれは肝心の柱となるSTG部分に自信を持っている=「STGは面白いんだよ」と思っているからこそできる事ではないだろうかと私は推測します。

もしそうだとすればそれはとても立派で、立ち上がって拍手を送りたくなるほど素晴らしい心がけだと思います。



でも同時にそれは幻想なのではないかと疑ってしまう私がいます。
ここで言う幻想というのは開発者の方たちの狙いの部分ではありません。
「STGは面白い」という部分です。

そもそも前提としてSTGって面白いのでしょうか?

わぉ、これまでの10年近くの自己を否定する問題発言ですよ。

いやいや、そうではなくて。
昔も今も変わらずSTGは面白いと思っています。縦も横も斜めも全方位も固定画面も2Dも3Dもパターン型も弾幕系も人型も戦闘機もアーケードもコンシューマーもPCも据え置きも携帯機も。でも結局のところ全て「私にとっては」と頭につく面白さであり、珍味やゲテ物食いのマイノリティを自覚したうえでの嗜好にすぎません。

といいますか面白ければ廃れてねーっつーの。つまんねーから廃れたんですよ。

↑とこんな風に既にゲームへの情熱を失いつつあるモノクロの脳細胞としては、このBLUE REVOLVERから感じられるSTGへの自信と情熱とがキラキラと眩しく輝いて見えて仕方がないのです。

ま、既にゲーオタかどうかすら怪しい人間の御託は抜きにして普通にSTG初心者から経験者までオススメできる面白い弾幕STGだと思いますので、興味のある方は是非どうぞ。

メイデンスノウの化生退治はまだまだ続く


たぶん12月24日くらいまで。

という訳でしばらく前からプレイしていたフリゲ―の「メイデンスノウの妖怪大魔境」がとりあえずエンディングを迎えました。

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53時間とありますが、この前に間違えて古いバージョンをしばらくプレイしていたので合計すると90時間くらいはプレイしていると思います。

で、いつものパターンですとここ(エンディング・スタッフロール)で一区切りして感想まとめに入るのですが、恐ろしいことに現状のプレイ時間でさえまだ半分も堪能したのかどうか怪しいレベルのため、感想を書くのはまだまだ先になりそうです。
進行度をシレンで言うならフェイの最終問題が出たくらい、トルネコ2なら転職ができるようになったくらい、アスカなら白蛇島に行けるようになったくらいかと思います。じゃあむしろこれからが本番の勢いではないですかw

実際のところ装備を鍛えたり、レアアイテムを集めたりといった部分にはさほど興味は無いのですが、それを差し引いても新しいダンジョン、武器や仲間ごとにガラリと変わる戦い方などやれる事が山ほどあって皆目見当が尽きません。

それに加えてこれまで知らなかった発見や情報がプレイを進めるたびにどんどん出てくるというから驚きです。

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古文書にエッセンスを追加できるとか(たぶん内容が消えるだけで意味は無いw)

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敵によっては食べ物をあげると敵対行動を取らなくなったり

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スカートの形態固定の存在意義が不明だと思いきや、実は修理するたびに丈が短くなって性能が微妙に変化するのを防ぐためだったとか

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PCの時間と連動した季節イベントなのかハロウィン仕様のアイテムが出てきたり

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クイックスワップした後装備を渡すことで、さつきだけでなくパートナーもターン変更せずに装備を変更できるとか


正直こんなん自力で気付くのは多分500時間プレイしても絶対ムリだろうと思いたくなるレベルのものもちらほらありますが、それにしたっていい意味で正気を疑うほどのネタの仕込みっぷりに感心しますし、こういうのを見るたびにまだまだ感想を書くには早すぎるなと実感せざるを得ないのです。

というわけで現在次はどこに行けるのかを探しつつ、メイデンスノウの妖怪大魔境はまだまだ続きそうです。

スーパーSTG大戦じみてきた

『ダライアスバースト CS』パッケージ版が2017年春発売。コラボDLC第3弾にケイブが参加

突然の発表 グレフ通信 blog版

発売前から告知されていた2弾まではともかく、まさか第3・4弾が出るとは思いませんでした。
ただ第1弾の時点から感じていたのですが、新キャラや新機体がこれ以上増えたところでおおもとのシステムがダラバーである以上、しょせん一発ネタにしか過ぎないというのが正直なところです。

それよりも新ボスや新ステージ(オリジナルEXのような)が追加されるDLCの方が個人的に嬉しいのですが…グレフの事ですから水面下で勝手に新ボスを開発していることを期待したりw
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