NGD

かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

僕にその手を汚せってか

早いところ週休2日に戻してもらわないと肉体的にも精神的にも身体が保たないという日々の最中に実家の父親から荷物が送られてきました。

開けてみるとそこには以前私があげたウォークマンと共に1枚のメモが入っており、メモには「Youtubeで探して曲を入れて欲しい」という文章と数十曲の歌謡曲のタイトルが書かれていました。

…思わずメモを破り捨てたくなりましたが、とりあえずグッとこらえて電話で聞いてみると、FMラジオで聞いて欲しくなったけどレンタルや中古CDで探しても見つからないからネットを使って何とか録音してほしいとのこと。

2015042401.jpg


何が腹立つかといいますと悪びれもせず他人に頼めば簡単にやってもらえると思っているところです。

いや、別に私もYoutubeやニコニコで動画くらい見ますし、声高に違法ダウンロード云々の正義感を振りかざす気もさらさらありません。

ただやっぱりあまり褒められたことではなく、基本的にCDや配信など正規の入手手段があるのならそれを利用するのが消費の観点で言っても至極当然の話ですし、百歩譲って動画サイトのを録音するにしてもひっそりと後ろめたさを感じながらやるのが、せめてもの筋だと思うのですよ。

またハッカーという名称が示すようにそういうこと(法に触れそうな部分)に関しても昔はある程度技術やそれなりの勉強が必要だったわけです。

まぁぶっちゃけ動画サイトの動画や音楽を録音する方法やソフトなんてググればいくらでも出てくる程度の事でしかないのですが、PCはおろかスマホすら持っておらず大方テレビか雑誌の情報を眺めただけのそれすらできない人間に、まるでこう仕事の帰りに近くのスーパーでネギでも買ってきてとでも言わんばかりにお願いされるのが非常に癪に障るのです。親でなかったらぶん殴ってるところです。

そうは言いましても老人はやってあげないと機嫌を損ねるので、仕方なく作業開始。
しかしいくら父親が見つけられないと言いましても本人の検索能力はしょせん上述の程度。そもそもFMラジオの歌番組で流れる懐かしの歌謡曲程度の知名度ならば、金さえ惜しまなければ見つけるのは容易いです。

結果約1週間の時間と1万円ほどの費用はかかりましたが、中古のCDや音楽配信サイトで希望通りの歌謡曲を全て用意してあげました。

ホント子供と老人は甘やかすとどこまでもつけあがるから困ったものです。

レイヤーって言われても(ry)

「せっかくの正月休みなのにFF3やスーパーダライアスをダラダラプレイしているくらいなら、その分少しは絵の練習にでも回しやがれこのボンクラがぁ!」という内なる声が聞こえたのかどうかは定かではありませんが、ちょうどいい機会だったのでお絵かき用のソフトで使いやすいものが無いか探してみる事に。

とは言いましても、相変わらず画力自体は小学校レベルですし、そもそも主な目的は一枚絵のイラスト用というよりも普段描いている4コマ用です。特にいつも鉛筆やシャーペンのアナログ全開で塗っている服や髪の部分にスクリーントーンを使えるようにしたいのです。

しかしペイントやペンタブに付属してきたソフトにはもちろんそんな機能ありませんし、イラスト用のフリーソフトとして主流のGIMPでさえプラグインを導入したり自分でパターンを作成しないとできないためちょっと私にはハードルが高いです。

さすがにフォトショップやクリップスタジオなどの有料ソフトならその手の機能は充実している模様ですが、どう贔屓目に見ても今の私にはそんなの買ったところでそれ以外の機能を持て余すのは火を見るよりも明らかで豚に真珠もいいところです。

うーん、こりゃやっぱりアナログで塗るしかないかしらと悩んでいたところメディバンペイントというソフトがその手の機能が充実していて、しかもフリー(その代わり広告は表示されますけど)で使えるという事で導入してみました。



テスト用の素材はこれ
img355.jpg
いつもの姉さん
img356.jpg
シャーペンのアナログ塗りだとこんな感じ


もちろん一からイラストを描くこともできますけど(といいますかそれが本来の使い方)、どうにもそれはまだ苦手なのでいつも通りアナログで描いたのを取り込んでそれに塗っていくことにします。

トーンテスト1
ここからハーフトーンレイヤー機能を使ってトーンを塗ってみます。

トーンテスト2
トーンの濃さを固定すると均一に塗れるのでこれにチェックを入れて固定。

トーンテスト3
トーンテスト4
後は髪や服などをレイヤーごとに分けてどんどん塗っていきます。
って何気なく書きましたが、レイヤーをまともに活用したのはこれが初めてだったりします。

なるほど、アナログですとはみ出たら修正にすごく手間がかかったり、あるいは1からやり直しという事にもなりかねませんが、これならはみ出しも気にせずガンガン塗れて修正も簡単、レイヤーを重ねてしまえば下の線や色は見えなくなってしまうと便利ですな。
いや、便利とか言うレベルじゃないですねこりゃマジで!こんなの知ったら塗りだけでも絶対デジタルでやった方が楽じゃないですか。

トーンテスト5-2
そして最終的にレイヤーを全て統合して画像データとして保存して完成です。
上のアナログ塗りと比べると塗りが均一になったのはもちろん下書きの跡も上手い事消えて、幾分マンガっぽい仕上がりになったように見えると思います。


これだけでも前からやりたかったことができて大満足ですが、このメディバンペイントはマンガ制作がメインというだけあって、コマ割りや平行線・集中線といった各種定規ツールなど他にもマンガ制作に役立つツールがたくさん用意されております。

img360.jpg
これまたアナログで描いた線画その2

ここに先ほどのようにトーンを塗りつつ、後ろに定規ツールを使って効果線を引いてみます。
ついでに服の気になる部分やほっぺを少し修正したり、髪のトーンをちょっと削って光沢感を出してみたり。

img361.png

おお!いいじゃないですか。
自分で言うのも何ですけど今までのアナログオンリーよりもきれいな仕上がりで勢いもあるようになったのではないでしょうか。

これが果たして自分自身の画力の向上かと言われるとわかりませんが、別に私はプロを目指しているわけでもなければ全部自分自身の手によるアナログでなければいけないなどと言うこだわりがあるわけでもありません。自分の思うように、きれいに描けるようになるのだったら細かいことなどどうでもいいのです。第一やってて描くのが楽しく感じられたのですからそれでオッケーです。

他にも各種トーン素材などいろいろ便利な機能もあるようですから、折を見ていろいろ試しつつ、4コマの方にも取り入れていきたいと思います。それにしても実際のスクリーントーン代を考えてみただけでも、こんな事が無料で何度でも出来るなんてPCの素晴らしさと有り難さをしみじみと実感しますな。

あけましておめでとうございます。

今年は出口の見当たらない密室の中で水かさが徐々に増していくのを何とかしようと足掻いている、そんな人生を少しでも好転させたいものです。

ずいぶんネガティブな入りだなとツッコミが入りそうですが、これでもまだ足掻ける体力と気力があるだけマシなのです。

本当に恐ろしいのはそれすらも無くなった時です。

「人生何度でもやり直せるという」言葉がありますが、私はそうは思いません。
いや、やり直すこと自体はできると思いますが、「何度でも」というのは違うと思います。
そこに明確な回数があるわけではありませんし、それは人によって異なるのは言うまでもありません。

しかし人には寿命があります。永遠の命なんてありはしません。

やり直すたび時間と体力は確実に失われていきます。端的に言えば年老いていきます。
若さは無限の可能性を秘めていますが、逆に言えば年を重ねる事で可能性はどんどん狭まっていくのです。
もちろん年を重ねる事で身につくものもたくさんありますが、それはやり直さずに道を歩み続けることでこそ得られるものです。

そしてまたやり直しをするたびにもう一つの体力でもある金もどんどん失われていきます。
金が全てではない事は確かですが、しかし金が無いよりもあった方が選択肢が増えるのは世の中において絶対です。

金が無ければ勉強ができないわけではありませんが、あった方が選択肢は広がりますし、可能性も増します。
金が無ければ結婚できないわけではありませんが、あった方が相手や子供に苦労をかけないで済むのは確かです。
金が無くても生きてはいけますが、病気・事故・災害など予期せぬ不幸に見舞われる可能性を考えればあった方がより安心して生きていけるのは確かです。ましてやまともな人間らしい生活を送りたいと強く願うのならなおさらです。住むところを失ってゴミを漁りながら路上で生活したり、精神に異常をきたして閉鎖病棟に隔離されてまで生きていたいかと問われれば、私はゴメンです。

それでもまだ、まだ気力さえあれば何とかなるかもしれません。
気力が足を動かす体力の代わりになる事もあるでしょうし、気力が金の代わりに選択肢を広げ、不安を吹き飛ばす支えになってくれる事だって十分あるでしょう。

そういう意味では気力こそが何度でもやり直すために最も大切な力だと言えるでしょう。
気力さえ失わなければ何度だってやり直せますが、逆に言えば気力を失った時が最後です。

では気力が失われるのはどういう時かと言いますと無駄と徒労、平たく言えば
「やってみたけどダメだった」
これでしょう。

もちろん1回の失敗で諦めるのなんて論外です。

ですが、それが何度も続けばどうでしょうか。
失敗の回数を重ねるごとに疲労は増し、自信は失われ、時間と金を無駄にしたという現実が重くのしかかってきます。
そしてやがては最後の支えである気力さえも奪っていきます。

少年漫画でも希望さえ失わなければ何とかなる的な展開はお約束ですが、逆に言えば希望=気力を失った時こそが終わりなのです。

そこで何があっても、何度失敗しても気力を失わない人間であれば物語の主人公にもなれるような強い人間なのでしょうが、あいにく私にはそんな強さはありません。もちろん自分に隠された才能や特別恵まれた何かがあるなんてことも中二病でもあるまいし微塵も思っていません。日本社会において人間偏差値35~40程度の取り立てて特徴の無いモブキャラです。

ですから何度もやり直すことはできないのです。
確かに1回もやり直しができないほどではありませんが、かといって若者やお金持ちのように可能性やチャンスがあるわけでもありません。これまで自分の人生を振り返ってみると後せいぜい1~2回がいいところでしょうな。

もちろんあくまでこれは現状の分析であり、例えば宝くじに当たって1億でも手に入ればこんな心配はほとんど無くなるでしょうし、逆に仕事をクビになったり会社が倒産すればただでさえ少ない可能性がさらに減るでしょう。

だからこそ5年か6年かあと何年足掻けるかはわかりませんが、まだ足掻けるうちに少しでも足掻いておこうと。
気力が尽きたら、希望が見えなくなって人間らしく生きられなくなったら死ぬのも結構ですがまだその時ではありません。

今年が終わるときにこれがどう変化しているのか、多少なりとも上向くのか、あるいはやっぱり無駄だったと気力が失われるのか。
ここ数年を考えると正直あんまり好転する兆しは見えませんが、それでもまぁ、やっていきましょうかという微妙に前向きな姿勢で新年の挨拶を終えたいと思います。

そういやネチケットって聞かなくなった気がする

ここ最近ネット上では我らが(いつの間にか代表ヅラ)横浜ベイスターズの親会社であるDeNAのキュレーション事業問題が炎上しておりまして、一連の経過を各種ニュースサイトやメディアなどで見かけた人も多いことでしょう。

いちベイスターズファンとしては、せっかくうさんくさいIT企業のイメージから着々とイメージアップを図っている最中に何やってんのさバカ!という気持ちが大きいわけですが、同時にいちネットユーザーとしてこの一連の流れにどことなく釈然としないところを感じるのも事実だったりします。

といいますのも件のDeNAのキュレーション問題が発覚してから、リクルートやLINEのNAVERまとめなど他の似たような情報まとめサイトもこぞって公開停止や監視強化といった対応を取りだしましたが、結局これも最初に問題になったのがDeNAだったというだけで、仮に最初に発覚したのが別の企業でも同じ流れになっていたでしょう。

やっていたことが悪いのは紛れもない事実です。ましてやプロ野球球団を傘下に持つ東証一部上場企業が。
ただ個人的な意見を言わせてもらうと、この手の企業の中で一際目立つ存在(特に同業種の中では)であるがゆえに一番叩きやすくやり玉にされた、ぶっちゃけると生贄にされたのかなと今の報道状況を見ていると思ってしまいます。ヤフーとか自分たちも少なからず似たようなことしてるくせに、毎日のように炎上記事をヘッドラインに持ってきて正直ちょっと異様ですもの。

でここからは「赤信号皆で渡れば怖くない」「あいつがやっているのに何でオレだけ」的な意見になってしまうので、あまり賛同を得られる文章ではないと思いつつそれでも書いてしまいますと、今回のキュレーション問題が炎上するんだったらそれこそネット上にはびこる無数のまとめサイトや情報サイトはどうなのよという話です。

ゲーム関係なんかその最たるもので、タイトルを検索すればちゃんとしたゲームの紹介や感想のサイトを差し置いて2chやいわゆるゲハブログなどの誹謗中傷ねつ造コピペ無断転載当たり前のサイトが検索上位に山ほど表示されます。
いや、そういういかにもなサイトに限らずウィキペディアや攻略サイトのような信頼性の高そうなサイトだって編集しているのが匿名な以上、情報の真偽が不明でないと断言することはできません。

更に広げてしまうとこの手の問題はネットに限った事ではなく、新聞や雑誌、テレビなど他のメディアでも同様の事が言えます。
新聞は言うに及ばず、テレビの健康情報番組やニュース、ドキュメンタリーでねつ造や不確かな情報が放送されて指摘されるなんてしょっちゅうです。雑誌、特にゴシップ週刊誌なんぞ嘘と噂話とエロだけで部数を稼いでいるようなもんです。

そんなDeNAなど足元にも及ばないようなテレビ局や新聞社など大手企業が平気で情報操作や真偽不明の情報を垂れ流しているのが当たり前の世の中で、ずいぶん叩かれ過ぎじゃないのと。
ただこれは今まさに炎上中という時期的な問題と、私が単にベイスターズを応援している立場だから他の人よりもDeNAに関心があるから目に付くだけで、追加で何かやらかさない限りは一月もしないうちに話題に上らなくなるでしょう。それこそ私にとって興味のない他の企業の事件・事故はあまり記憶に残らないように。



さて、今回の事件でDeNAをはじめ各種キュレーションコンテンツを扱う企業は今一度情報の精査と、コンプライアンスの徹底を図るような対応を求められることになり、これを機にネット上での情報の真偽・扱いについても発信側と受け手の双方で自浄作用が進むようになるのではないかと、騒動を締めくくっているニュースや論調が多いようですが私はそんな事1ミクロンたりとも思いません。どうでもいいですが「1ミクロン」って表現好きですね私。今ミクロンなんて単位使わないのにw

何で思わないのって?
そんなのネット上では10年以上前から、他のメディアでも何十年も前からこの手の問題が一向に無くならない事実を見れば考える必要も無いでしょう。

いや、今回中心になったDeNAや他の企業に関しては信用問題に関わる事ですからきっと改善されるでしょう。といいますかでないと困りますし、許しません。

ただDeNAや他の企業がやらなくなったとしても、そのうちまた同じようなことをしでかす企業は間違いなく出てくるでしょう。
これはもうPV数稼ぎや宣伝広告の関係上、いや古今東西ありとあらゆるメディアというものの性質上絶対に仕方のないことなのです。

ではどうすればいいのかといいますと、結局はどんなメディア・どんな情報にあっても個人個人がきちんと真偽を見定め取捨選択していく他ないという模範解答に行きついてしまいます。

しかしこれですと面白くないので個人的な考えをぶっちゃけますと、ネットは免許制にしたほうがいいと思います。
いや別に免許でなくともいいんですが、例えばPCや回線などの初期投資に20~30万かかるとか、キーボードでしか操作できないとか、要は二昔ほど前のようにある程度敷居を高くすべきという事です。

そういう風に敷居が高ければ、当然ユーザーもそれなりのネットリテラシーを持ちあわせた層がメインとなるわけであり、情報の発信側も受け手にも慎重な姿勢が求められるわけです。

ところが現在の小学生からお年寄りまでゲーム機やスマホといった物からでも手軽にアクセスできる今の状況では、そんなネットリテラシーを双方に求めるのは不可能になってしまいました。HPやブログやツイッターで毎日のようにどこかで炎上が起きている様子を見れば説明するまでもないでしょう。

そのためにも免許制にしたり、お金がかかるようにして昔のように「めんどくさい情報メディア」にしてユーザーを制限することがひいては双方の質の向上に繋がるわけです。有料制の会員クラブみたいなもんですな。
とはいうもののネットが現在のようにテレビや新聞などの他の媒体にまで負けない、あるいは上回る影響力を持つメディアに急成長したのも、そうやって敷居が下がり大衆化が進んだからなのは疑いようもない事実なわけで…難しいものですね。

とりあえずDeNAには反省と今後の改善、事業の見直しをしっかりとしていただくとともに、来シーズンのベイスターズには親会社のイメージアップと収益増加のためにも今年以上の成績(特に巨人には負けないよう)を目指して頑張ってもらいたいなという野球オチで〆めさせていただきますかね。

あんだーてー

そういえば少し前のSteamでトラ魔女オリジンがようやく配信されたのでとりあえず購入しておいたのですが、それとは別にセール期間中でしたので、前々から評判が高くて気になっていたUndertaleも一緒に購入しました。

で現在特に次にやるゲームも決まっていない状態でしたので、じゃあちょうどいいやとそのUndertaleを始めてみる事にしました。
undertale.jpg



30分後、そこには初めてSteamで購入したゲームを返品する私の姿がありました。

undertale2.jpg



いやいや、Steamで購入していまだ未プレイのまま積んでるゲームはいくつかありますが、返品リクエストしたのはマジで初めてです。間違えて購入した斑鳩ですら返品しようなんて一度たりとも思ったことないのにですよ。

大体STGならともかくRPGで30分もプレイしない内から面白さなんて1ミクロンもわかるはずがありません。
仮につまらなかったとしてもそう判断するのはある程度(RPGならエンディングくらい)プレイしてからでも遅くはないはずです。

そうです、面白いかそうでないかなんてこの時点で判断できるわけがないのです。
それなのになぜそんな即返品などという腐れゲーオタ的行為に出たのか。

理由?

「何か嫌」

だからです。


…えーと、スイマセン。理解してもらえるかは別としてもその辺は一応説明しないといけませんよね。

監視されているような気がするんですよ。このゲーム。

おいおい、ついに精神病か危ないクスリ、あるいはどこからか電波を受信してしまったのかと思われかねませんが、そういう事ではなくて…ゲーム内におけるプレイヤーの行動を逐一見張られているような、そんな気がするのです。

ゲーム開始直後のクソ花は攻撃を避けたらいきなり逆上してきましたし、その後に現れたヤギっぽいキャラもチュートリアル風に親切に道案内をしてくれましたが、孤児を慈愛するかのような行動やセリフの節々が妙にどこか引っかかります。

そして決定的だったのが自由行動ができるようになった後、すぐそばにいるカエルらしきキャラのセリフとその後の戦闘でした。
「僕たち友好的なモンスターは見逃してあげてね」
正確な訳はあれですが、たぶんこんな感じのニュアンスでした。

その後歩いているとランダムエンカウントが発生するのですが、確かに普通に倒す以外に交渉や見逃すで戦闘を終了させることができるのです。

そこでピンと来てしまいました。
絶対何か重要な部分に関わるヤツですよねコレ。
おそらく隠しパラメータで善人度のようなのが設定されていて、モンスターを倒すとそれが下がっていって展開が分岐するとかそういうやつです。それもベストルートに進むためには一匹でも倒したら取り返しがつかなくなるとかそれくらいの。

いや、たぶんそれだけではないでしょう。
ここに至るまでの最初のチュートリアルのようなやりとりですら何かあったはずです。
例えば指定された通りに道を歩かなかったり、違うスイッチを押したりしただけで何かのフラグになっていてもおかしくありません。
民家のツボやタンスを調べてアイテムを取ったのがフラグにされる可能性も悪人的な行為という意味では十分考えられます。
そういうのが、この後ももっとたくさん仕掛けられているでしょう。

そしてこういうゲームはいずれ殆どのプレイヤーが無意識に聖域と思っているシステムやメッセージ部分にまで手を出してくるでしょう。例えばセーブを例に挙げますと、それまで普通に利用していたセーブポイントがある時突然「セーブできると思うなよ!」というメッセージと共に使用不可になるという具合です。
他にはイベントの選択肢を誤ってやり直そうとリセットしても実は裏でオートセーブされていてやり直せないどころか、「ゲームだからリセットしたらやり直せると思った?」といったプレイヤーの心理を見透かしたようなメッセージや展開になるとか。

私は新しいゲームをするときはできるだけいろいろな行動を試してみます。
なぜなら最初私はそのゲームの事を何も知らない状態であり、楽しむためには多くの事を知りたいからです。
ですからツボやタンス、本棚だけでなく、どうでもいいようなオブジェにまでリアクションがあったりすると嬉しいです。

でもこのUndertaleというゲームはこのほんのわずか30分足らずの間でそれを逆手に取るような片鱗が、ファミコン風(MOTHERっぽい)のグラフィックのあちらこちらから見え隠れしています。私がこのゲームに抱いた印象は「面白そう」「難しそう」「つまらなさそう」といったゲームを表現する一般的な印象の言葉ではありません。ふさわしい言葉を挙げるとすれば「悪辣」あたりでしょうかね。

監視されている気がするというのはこういう意味であり、それが「何か嫌」と感じたのです。

このゲームはもしかしたらしばらく起動してないと「前回起動してから○日経過しています、どうしてプレイしないのですか?」というメッセージがデスクトップ上に勝手に表示されるかもしれません。
いやいやwさすがにそこまで行くとスパイウェアですし、第一プログラム的にもあり得ないはずですが、心の片隅にもしかしたら…という疑念が拭いきれません。疑心暗鬼って怖いですね。

ですから初めて返品リクエストを行ったのです。
このゲームをSteamのライブラリから、私のPCから一秒でも早く消してしまいたい。

きっと今回書いた内容は99.9%の人には理解されないでしょう。でもそういう人間なのですから仕方ないのです。

管理化社会の弊害によって引き起こされた事案といえよう

12月に入って会社から年末調整の書類を提出するように言われ、どうせ養う相手もいなければ一生このまま何も残さず朽ち果ててくのが確定している独り身に何も書くことなんかねーよ!と即時提出しようとしたのですが、そこでピタとボールペンを持つ手が止まりました。

「マイナンバー」

そうです、国が個人の資産を把握するため、あるいは単に天下りの組織を増やすために昨年から導入されたあのろくでもない番号の事です。

そういえば確か去年も記入したっけなと思いつつ、どうせ証券会社にも提出する必要あったなと思いながら探してみたのですが、番号が記載された通知カードが見つからないではありませんか。
持ち歩くものではありませんから家のどこかにあるとは思うのですが、重要書類がしまってあるところを何度調べても一向に出てきやしません。

仕方がないので市役所に再発行の手続きをしに行ったところ、再発行には少なくとも2週間はかかるとのこと。
おいおい、それじゃ会社の提出期限に間に合わないではありませんか。

紛失したので延期してくださいというのも社会人としてバツが悪いですし、そもそも今月分の給与で調整されるものですから延期を頼んだところで間に合いません。

どうしたものかと市役所の方に相談したところ、番号だけならば住民票にも記載されているので即日発行できるというアドバイスが。

そこで改めてその場で番号の記載された住民票を請求し、わずか15分足らずで無事マイナンバーを確認することができました。手数料300円。

ついでにその住民票を通知カードの代わりとして重要書類一式のところに保管しておくことにしました。

という訳で自分のマイナンバーが必要になったけれど記載されたカードを紛失してしまい、再発行まで待てない・時間がないという方は住民票で確認する方法もありますよという話でした。

MaiDenSnowとEveと

前回の「メイデンスノウの妖怪大魔境」(以下本編)に続きまして、今度は同人の「MaiDenSnow Eve ~さる前夜祭~」(以下Eve)の感想を含めた話です。

005_20161116014706117.jpg

なお今回は珍しく成人向けゲーム、すなわちエロゲーの話題ですので18歳未満の方や嫌悪感を感じられる方は閲覧をご遠慮ください。引っ掛かりそうな画像は載せませんけど、一応断りを入れておきます。 【“MaiDenSnowとEveと”の続きを読む】

メイデンスノウと妖怪大魔境と

しばらく前にエンディングを迎えた後もプレイしていたフリゲRPGの「メイデンスノウの妖怪大魔境」ですが、現時点で行けるダンジョンを一通り終え、プレイ時間もトータルで150時間を越えるくらいになったので、さすがにもうある程度感想を書けるくらいは遊んだかなと思います。
title.jpg 【“メイデンスノウと妖怪大魔境と”の続きを読む】

ぬりぬりぬらぬらぬたぬた

何となく描いてみたものをアップ。

img331.jpg

左腕のあたりが気になるのは本人も痛いほど承知しているので見逃してください

これはアナログでペン入れしたのをスキャンして取りこんだものですが、ご覧のようにまだ色は何も付いていない線画だけの状態です。そしてこれを3パターンの塗り方で塗ってみたものを並べてみます。

img331-4_20161110003934413.png

一番左はスキャン前の元絵にシャーペンで塗っていくというアナログなやり方であり、いつもの4コマはこれで描いています。
一番慣れている(どうも画面を見ながらペンタブだと手元が見えないので思うように指が動かない)やり方なのですが、筆圧が強めのうえに何回も書き直すことが多いため、いくら丁寧に消しゴムかけをしてもあぶり出しのように下書きの跡が残ってしまいます。実際今までの4コマでも下書きの跡が残っているのが多く正直気になっています。

で、その鉛筆(シャーペン)塗りの工程をデジタルでやったのが真ん中でして、頭の生え際部分が特に顕著なように、これだと気になっていた下書きの跡は残りません。
しかしこれはこれで線の流れが一方向に定まりにくく、均一に塗りたいにも関わらずムラが出来てただでさえヘタな絵が余計汚く見えてしまいます。

そして最後に一番右は線画にペイントツールを使ってベタ塗り(塗りつぶし)をしてみたものです。
掠れたような横線は線画を描いたノートの罫線なので、これはスキャンの設定やちゃんと白紙を使う事で解消できると思いますが、それを差し引いても下書きの跡は残らず、ムラも無く、一番キレイに見えると思います。
細かい箇所の塗り残しや隙間からの色漏れなどきちんと確認しておかないといけない点もありますが、指定範囲を一気に塗りつぶすことができるため、全体的な作業時間は他2つよりもかなり短くなります。

そう考えると今まではペイントやペンタブに付属していた色塗りツールを使っていましたが、もっと便利な機能のある色塗り用のソフトを探してみるのがいいような気がしてきました。いや、もちろんフォトショとか有料のはどう考えても宝の持ち腐れになるでしょうからフリーの前提ですけど。ベタ塗り程度しかしないにせよ、レイヤー(セクション)によるパーツごとの色分け、線画の隙間を埋めてくれる機能、トーンによる彩色とかが使いこなせるようになるととても便利な気がします。それにしても線画はともかく彩色となると画材やリトライの関係で圧倒的にデジタルの方がありがたいと実感しますなw

最後に先ほど同じようにアナログ線画を取り込んでベタ塗りしてみたのをついでにもう一枚。

img315-2.png
ポニテ子

うーん、折を見て配色のセンスも勉強していきましょうか…。

大学生のレポートを思い出すOLD GAMERS HISTORY

OLD GAMERS HISTORYという本のvol.8~10が、STGの黎明期から近年にかけて発売されたタイトルを膨大に紹介しているという事で買ってみました。

26110401.jpg
26110402.jpg

インベーダー以前のコンピュータースぺースから始まるタイトル数は、メジャーマイナーACPCコンシューマー含めてなんと400以上。
そしてその全てのタイトルで最低1ページ以上とカラーの画像付きで解説されているから驚きです。

メジャータイトルはもちろん、いまだに移植されていないマイナータイトルですら一つ一つのタイトルがしっかりと解説されており、作り手のゲームに対する知識と愛が随所から感じられる一冊です。かつてSTGに熱中したオールドゲーマーは勿論、今でもSTGを愛するゲーマーならばぜひとも手に取ってもらいたい素晴らしい本です。




とまぁ大抵の良識ある人のこの本に対する評価はこういう感じかと思いますが、残念ながら腐れゲーオタの私はそんな事は大して思わず、それよりもこの本を読んでいて時々覚える妙な違和感の方が気になりました。

その違和感を言葉で説明するのは難しいですが、あえて一言で言えば

記事に統一感が感じられない

ってところでしょうかね。



例えばインベーダーやギャラクシアンではゲームシステムにはあまり触れられておらず、それよりもブームによる社会問題やライセンス周りの話などビデオゲーム黎明期ゆえの事について書かれています。

方や究極タイガーなどのようにゲームシステムやバランスの解説に加え、作品によってもたらされた流れなど無難にまとめたタイトルも多く見られます。

またTATSUJINやグラⅡなどのように当時のアーケード事情や評判を客観的に書き記したものもあれば、グラ2のように当時のユーザー思い入れ全開(のように見える)で書かれたタイトルもあります。

そうかと思えば近年(97年~)のタイトルではインストやメーカーHPに載っている程度のカタログ的な紹介しかされていない記事も多かったり内容に疑問符が浮かぶものも。レイクライシスとか8割データ保存の話でシステムや魅力などについてはほぼスルーですし、エスプレイドだってガードバリアの説明に半分使うくらいならガラ婦人の張り手のことを書けよと90%のESP者が思うはずです。
銀銃とかあれだけパロディまみれのある意味おふざけ満載のゲームなのに「ひたすら硬派でかっこいい世界観」に「そぐわないアニメキャラ」とか…いやいや、トレジャーファンならはんさんのキャラデザはお馴染みですし、ガイとかクリエイタはあれがストーリー展開とマッチしてグッとくると思うんですが。

そして個人的にはタイトルによっては「それ別にこの本で書く必要なくね?」と言いたくなる情報がチラホラあるのがどうも…。
XDRやデスクリムゾンにおける読者レースの話、タイメモ2の特典付録で飛鳥&飛鳥の開発者インタビューが載っていなかったこと、サンダーフォースⅤが「とある理由」からファンの間でシリーズ最終作扱いされている事、バルクスラッシュを中古で買うと説明書がケースに張り付いて取り辛いという情報、メタブラのダミーストーリーのくだりをやたら強調するところ、大往生のPS2版デスレーベルの初クリアまで7年かかった事etc…何でしょうかね、妙に雑学的な情報が所々に入っているんですよね。


確かにこの本はこれだけのタイトル数を扱いながら誰がどう見てもおかしいと思うような間違いが無いのはスゴイですし、個々の記事も大抵のオールドゲーマーなら共感して読める内容ばかりです。
なのですが、上に挙げたようなタイトルごとの記事の方向性の違いが目に付いて

歴史や背景を紹介したいのか
システムや名シーンを紹介したいのか
当時の状況や思い入れを伝えたいのか
カタログ的な紹介にしたいのか
雑学を交えたレビューにしたいのか

という風にこの本及び執筆者がどういうスタンスで歴代のSTG作品を紹介したいのかが、私には今ひとつ見えてこなかったのです。
記事に統一感が感じられないというのはそういう事なのです。



そして違和感を覚えたのは統一感の無さともう一つ、妙な既視感です。
全部がというわけではないのですが、何か時々どこかで見覚えのある文章や表現がひっかかるのです。

それをもっとも感じたのはこのグラ2の記事です。
26110404.jpg

上にも例として挙げましたが単にゲームを紹介するだけでなく、当時MSXユーザーがファミコンに対して劣等感を持っていたことと、だからこそコナミのMSX作品、ひいてはグラ2が誇らしかったという筆者の思い入れも交えたとてもナイスな記事だと何も知らない人は思うでしょう。いや、実際その評価は間違っていませんし、それでいいと思います。

で、ここでとある古い雑誌の記事を一つ。
26110405.jpg

これは昔ユーズド・ゲームズのMSX特集の時に掲載されていたグラ2の記事で、今は亡きライター原田さんの記事です。
どうでしょうかね、私含めた一部の人はこれを読んでこの記事が頭をよぎるんじゃないでしょうか。といいますかこういうネガティブで破滅的かつ情熱が入り混じったゲーム記事を書ける人を私はこの人以外に知りません。


しかし数百タイトルもあるうちからこれ一つだけを取り上げて難癖をつけるのはいいがかりも上等、腐れゲーオタのクレイジークレーマーに他なりません。と思っていたのですが巻末の後付けを見て大体納得しました。
26110403.jpg

参考文献にユーズドゲームズはもちろん、それポンやアーケードTVリストなど手元にある本の名前がチラホラと。
そりゃ寝る前の暇なときやトイレで長時間かかりそうなときのお伴にも読んでる本ですから見覚えあるわけです。
残念ながらゲーメストは持っていませんが(当時読んでなかった)、たぶんこの感じですと私の知らないいくつかのタイトルではメストを参考にしてるだろうと窺えます。
指摘ついでに言ってしまいますと、巻末の参考文献に載っていないだけでゲームカタログ@Wikiとかネットのレビューサイトも結構参考にしてるでしょうし、雑学的な情報って大体そこから持ってきてますよね、たぶん。


しかし、だからと言って「この本は読む価値など全くないパクリの塊」などと言う気は別にありません。
ゲームカタログとかはともかくユーゲーやメストに関してはちゃんと参考文献として記載してありますし、何より一つ一つのタイトルでカラーの画像が掲載されているのが資料的な意味でも大きいです。インベーダー以前のものに関しては特にそうです。
発売されたハードや現行ハードでの配信状況が載っているのも、記事を読んで遊んでみようと興味を持った人にとってはとてもありがたいでしょう。
ですから巻末の参考文献を持ってたり、自分から配信状況を調べるようなゲーオタには大して価値の無い本かもしれませんが、そうでないオールドゲーマーや当時該当タイトルに熱中した人に情報を紹介する本としての存在意義は十分あります。

まぁ個人的にはあちこちの参考文献から切り貼りしてそれっぽく見せただけで、肝心の本人の意見や考えが全く書かれていない大学生のレポートみたいな本というのが正直な感想なんですが、こういう歪んだ人間の意見は大多数の人にとって参考にならないので、普通に興味を持った人は手に取ってみるといいかもしれません。
次のページ