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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

俺のブーツにはガラガラヘビ

久しぶりに映画というかアニメの「トイ・ストーリー」を見ました。ディズニーのアレです。

うん、面白いですね。それ以外に何を書けばいいのやら。

いや、どこからどう見ても作品にこめられたテーマがどうとか語る意味の無い100%ファミリー向けのディズニーアニメなのですからそれでいいのでしょう。

子供も大人も楽しめる良作の娯楽作品だった、それで十分です。
…決してネット上でウッディのフィギュアがネタにされまくっているのが気になったから、というどうしようもない理由でついトイ・ストーリー本編を見たくなったわけではありませんのであしからず。

ローマの休日

休日にちなんでかどうかは知りませんが、今日は借りてきた「ローマの休日」を見ました。

別にものすごく見たかったわけではなく、「古典的名作と言われているくらいの作品だからまぁ見ておいて損は無いだろう」程度の気持ちで見始めた作品でしたが、見終わったときにはそういう教養的な意味合いは抜きの純粋に見てよかったと思えました。

ローマの観光ガイドムービーという側面をのぞけば正直ストーリー自体はすごくありふれたラブロマンスだと思うのですが、何故だか見ているうちに王女と新聞記者の2人の仲を見守っていたくなるのですよ。不思議。それはたぶん登場人物に悪人が存在しないという寓話的な雰囲気が為せるものでは無いかなと思います。
その最たるものこそがヘップバーン演じる王女自身であり、女性として素直にすごく可愛らしい(美人とか高貴ではなく)と思わせてくれる演技は素晴らしかったです。

そういった雰囲気があるからこそラストも2人はきっとこの日の思い出をずっと大切にして今後生きていくのだろうと想像でき、別れの余韻がより引き立つのではないのでしょうか。

バタフライ・エフェクト

今さらながら「バタフライ・エフェクト」のDVDを借りてきて見ました。

なるほど、過去改変ものの名作と評されるのも納得というのが鑑賞後の感想でした。

なぜ主人公(と父親の血筋)にだけああいった過去に遡れる力があるのか、もっと模索する回数を増やせばもしかしたらより幸福な結末があったのではないか、といった疑問を感じる点がいくつかあったのは確かですが、約2時間のストーリーでまとめるには仕方無かったのかもしれません。ただ後者に関しては選ばなかった分岐の方が今より幸せとは決して限らないという意味合いも含んでいたりして難しいところです。

あと、ゲーマー的には見終わった後「シュタインズ・ゲート」の内容がフラッシュバックしてきたのは正直なところです。「あー…確かにこりゃモロだわ」という感じです。とは言うものの、別にパクリだとか非難するわけではなく制作側がこういう題材をゲーム・ノベル的に表現したのがシュタゲなんだろうなと。そもそもゲーム冒頭でバタフライエフェクトという単語が思い切り出ていたので意図的なのは確かでしょう。ただラストシーンだけはこの映画を見た後だといくらなんでももうちょっと変えろよと思ったのは事実です。

ともかく未見の方なら一度見る価値はあると強くオススメできる良い映画でした。

リベリオン

今週はといいますかさっきまで借りてきた「リベリオン」を見ていました。

で、感想はといいますと

ガン=カタ最高

おそらく公開当初からずっと言われている事でしょうが、やっぱりその一言に尽きるかと。

一応ご存じない方のために説明しますと、ガン=カタというのは銃(ガン)と東洋武術の型(カタ)を組み合わせた作中に登場する格闘術のことです。

このガン=カタによるアクションがとにかくカッコいいの何のって。
まるでカンフーばりの接近戦で繰り広げられる超スピードの銃撃戦は筆舌に尽くしがたいカッコよさがあります。
もうこの映画の99%はそこに集約されていると言っても過言ではないかと思います。

一応接近戦を行う理由として「ガン=カタ使いは敵の射撃を瞬時に予測するため隠れる必要がない」という設定はあるのですが…まぁハッタリをかます為だけのそれっぽい設定なのは明らかですわな(苦笑)
ストーリー的にも感情が抑制された世界の割には主人公の新パートナーがえらく感情むき出しだとか、あの犬飼っていたのかよとかツッコミどころは割とあるかと思います。

しかしそういった細かいツッコミどころや退屈さを全て吹き飛ばして余りあるカッコよさがガン=カタにはあります。特に最後の10分で繰り広げられる流れはこのシーンのためだけにこの映画を見ても損はしないと断言できるレベルです。銃の構えから再充填の仕方に至るまで全ての動作がカッコ良過ぎです。もちろんそれまでのタメがあってこそより一層引き立つのは間違いないのですが。

映画を評価するにあたって何を主眼に置くかは人によって様々でしょうが、アクションを重視する私(←そうだったか?)にとっては今作はガン=カタの存在だけで大満足の一本でした。

今週は「シックス・センス」と「天空の城ラピュタ」を見ました。

シックスセンスはいきなり冒頭で「この映画には重大な秘密が隠されていますので、既に見たことのある人は未見の人に決してバラさないでください」とテロップで注意書きが表示されるほどのオチありきの作品です。

実際見終わった後はなるほどと頷かせるだけの優れた構成力のある作品…だったと思うのですが、正直半分くらい過ぎて少年が自分の秘密を話したあたりから何となくオチが予想できたのもまた事実です。といいますか、冒頭のテロップのせいで逆に注意深く身構えてしまうため、むしろあれは無い方がラストの意外性を高めてくれるのではないのかなと思います。



ラピュタは10年ぶりくらいに見ました。

「見ろ!(前回見た)ゲド戦記がゴミのようだ!」byムスカ

超定番不朽の名作アニメなので今更特に語ることもありませんが、見終わった後はホントこんな気分でした。

今週は「トゥルーマン・ショー」「ゲド戦記」「真・仮面ライダー序章(プロローグ)」の3本を観ました。



まず1本目のトゥルーマン・ショーですが、これはちと物足りなかった印象です。

主人公トゥルーマンは生まれたときから全てをテレビ番組として世界中に放送されており、彼の周りの家族や友人をはじめ住んでいる場所も全て役者によって作られた世界です。しかしあるきっかけから疑念を抱き始めたトゥルーマンは真実を知るため行動を起こし、最終的には自らの意思で外の世界へと出ていったところで作品は終わります。

この設定はエンターテイメントとしてもテレビ番組の制作スタイルに対する皮肉めいた意味でもなかなか面白いものがあります。ではどこが物足りなかったかと言いますと「やらせ」の雑さと最後です。
トゥルーマンが周りに疑念を抱くようになるまでにはいくつかの出来事がありますが、それは例えばラジオにスタッフの音声が混信したり、ビルのエレベーターの奥にスタッフが休憩していたりといったハプニングからでして、人一人の人生をコントロールするにしてははっきり言って雑すぎです。

そのせいで最後トゥルーマンは自らの意思で外の世界へと踏み出すのも、感動と言うよりは単なるスタッフの迂闊さからくるミスにしか思えなかったからです。むしろトゥルーマンの旅立ちさえもプロデューサーの思惑で締めてくれればブラックジョーク的なラストでまだ納得できたのですが…。



お次のゲド戦記は酷評されている例の宮崎吾朗監督によるジブリ作品です。

そんな訳で当然大した期待はしていなかったのですが、実際酷評されるのもむべなるかなと言うのが正直なところでした。何というのでしょうかね、吾朗さんはこの作品で何を伝えたかったのかが私にはよく分らなかったのです。いや、おそらく「生と死は表裏一体 光と影もまたしかり」的な事だと思うのですが、そこに至るまでがとにかく薄いです。

主人公はどういうキャラなのか
ここはどういう世界でどういう文化が根付いているのか
その中で主人公の目的は何なのか

今までジブリ作品はいくつか観てきましたが、その中でやはり名作と呼ばれるものは最初の30分以内にこれらの事柄を自然に描写して観る人を引き込んでくれます。ところが今回のゲド戦記は1時間経っても全然はっきりしないでずっとモヤモヤしっぱなしでしたもの。おまけに伏線らしい伏線も無くいきなりキャラ同士の距離が近くなったり、ドラゴンに変身したりと唐突感も目立ちます。そういえば世界の均衡どうこうの話は何だったのでしょうか。倒した魔法使いはただの(主人公たちにとっての)悪人であって別に奴を倒しても世界が平和になるわけではないですよねぇ。

結局そういった箇所ばかりが気になって、見終わった後は「約2時間かけてこの程度か」という残念な感想しか出ませんでした。



最後の真・仮面ライダー序章は…まぁこれはネタ枠といいますか、詳しくは画像検索をかけてくだされば一発で分ると思います。

仮面ライダーは全然知らない私ですが、それでも主役の仮面ライダーシンがライダーシリーズでも異彩を放っていることは一目で分かりました。といいますかどちらかといえば怪人の方ですよね、シンさん。

シンの外見や敵の倒し方(脊髄ぶっこ抜きはさすがにやりすぎ)、ハードなストーリーなどなど、「序章」で終わっていて本編が作られていないのも仕方がないと納得してしまう一本でした。オススメはしませんが、話のタネに一度見ておくのもいいかもしれません。

今週観たのは「トランスフォーマー リベンジ」と「スタンド バイ ミー」の2本です。

トランスフォーマーは前回観た無印の続編ですが、無印と比べるとちょっと食い足りない感がありました。主な原因は登場するトランスフォーマーたちの数が2倍以上にもなっているためです。

尺が大して変わっていないのにキャラが増えすぎたせいで1キャラごとにスポットがあたる時間がかなり短くなっており、結果としてオプティマス以外のほとんどのオートボットがチョイ役みたいな立場に感じられてしまいました。

ただそのオプティマスのもはや破壊神とも言える暴れぶりと、やたらめったら破壊シーンに力を注ぎまくった内容は健在だったため、個人的にはなかなか好感触でした。



もう一つのスタンドバイミーはおそらく説明不要な一本でしょう。

それはこの作品そのもののストーリーがメインではなく、むしろ鑑賞した人間誰しもが持っているであろうそれぞれの「思い出」に語りかけるような内容だからだと思うからです。

例え他人からみれば無価値にみえても自分たちにとっては何事にも変えがたい大事な思い出、それを喚起する作品としてこれは確かに今後も残る作品だろうなと納得の一本でした。

先週から今週にかけては「ゴーストバスターズ」と「トランスフォーマー」の2本を見ました。

まずはゴーストバスターズなのですが、これはちょっと期待ハズレと言いますか肩透かしを喰らった印象でした。

と言いますのも、見る前はそれこそタイトル通りゴースト退治をメインに据えたバリバリのアクション映画を期待していたのですが、実際には特殊効果や映像技術を全力で悪ふざけに注いだコメディー映画という内容だったからなのです。アクションらしいのはゴーストバスターズが受けた最初の依頼の時くらいで、最後のマシュマロマンなどこの映画を象徴しているかのようでした。



もう一本のトランスフォーマーは実写版のほうです。

トランスフォーマー自体よく知らない上に、アニメやコミックで展開している題材の実写ものなのでどうかなと思っていたのですが、これがなかなかどうして面白かったです。

正直ストーリー的には取り立てて見るべき所も無いと思うのですが、とにかく全編に渡って戦闘シーンがド派手でいろんな物がドッカンドッカンぶっ壊れるのがとても気持ち良かったです。

何かずいぶん頭の悪い感想ですが、実際そういう部分に制作費がかかっているであろうことは明らかでしょうし、深く考えずエンターテイメントとして親子で楽しく見るような作品だと好意的に解釈しています。

関連商品には手を出そうとは思いませんが、これなら続編のリベンジも見てもいいかなと思える映画でした。

今回は前回見損ねた「フォレスト・ガンプ」を視聴。

いい評判の作品だったので期待していたのですが、個人的には今ひとつといった感じでした。

何というのでしょうかね、主人公フォレストの半生を通じて人の生き方を描いているというのは理解できましたし、要所要所に散りばめられた描写でアメリカ文化や風俗・時代背景を追っているというのも何となくはわかりました。

〝それで?〟

そう、スタッフロールが流れたとき真っ先に口から出たのがこの言葉だったのです。
フォレストの半生を語らせて…それで何なのでしょうか。それで何を伝えたかったのでしょうか。

いや、多分これはそういう狙いなのでしょう。作り手から明確なメッセージが存在しているのではなく、テーマを受けた見る側が各々考える、そういう作品なのでしょう。

ですから積極性のある方や何か自分の考えを持っている方、中身のある方などはこの作品を見て感動もするでしょうし、きっとそこから何かを感じ取るでしょう。作中では多くの人物がフォレストに影響を受けているだけになおさらです。それこそサブタイトルの一期一会が意味するように、今後の一期一会を大事にしようと前向きに捉える人もいるでしょう。

しかし私のように空っぽな人間は彼の生き様を見せられても、単に自分とは関わりの無い他人の人生としか感じられないのです。端的に言ってしまえば、「どうでもいい」の一言です。

…こういう考えがコミュニケーション不全の温床となっているんだなと軽く自己嫌悪を覚えつつ、締めの言葉とさせていただきます。

今週は「Mrビーン カンヌで大迷惑!?」と「バックドラフト」の2本を見ました。本当はフォレスト・ガンプを見ようかなと思っていたのですが、ちょうどレンタル中だったもので。後、全然関係ないですけどポルノグラフティのベストを何枚か同時に借りてきてPCと360のHDDに取り込んだり。


まずビーンの方ですが、一応ビーンがカンヌを訪れるという流れはあるものの、全体的には場面ごとに繰り広げられるいつものコントをつなぎ合わせたような構成でして、以前の劇場版と比べると「らしい」作りになっていた気がしました。

しかしながら個人的にはビーンで楽しみなのはビーン自身がアクシデントを引き起こすことよりも、その後をいかにごまかすのかという部分なので、やっぱり長編となるとその辺りは少なくなってしまうのかなと残念でした。



そしてもう一つのバックドラフトの方はかなり大満足の1本でした。

消防士の物語という事で火災現場を舞台にした人命救助やハードなアクションがメインかと思っていたのですが、実際にはそういった現場でのアクションよりも消防士の兄弟の関係を描いたヒューマンドラマという内容でした。

見所はいくつもあるのですが、とりわけカメラの視覚効果を使用した人物の心理描写には唸らされました。一例をあげれば中盤で兄が救助者の子供を助けるために炎の中へ飛び込んでいくシーン。弟は兄と違って吹き出る炎を前に部屋へ入ることができず、後から同僚が援護に駆けつけてくるのを待つしかできません。やがて兄が子供を抱きかかえて無事に戻ってくるシーンではスローモーションになるのですが、その直後にアップで入る弟の表情は兄が無事だった安堵感や喜びではなく、炎の中に飛び込めなかった自分への無力感と敗北感です。役者の演技もすごいですが、そういったカメラワークだけで兄弟の対比を演出できるのは実に巧みだと思いました。

消防車の上でラブシーン(しかもお約束どおりにその最中に出動)や放火事件の顛末についていくつかどうよと思う点も無いことも無いですが、全体的には最初の10分ですっかり引き込まれてそのまま最後までのめりこんでしまうほど面白い作品だったと思います。
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