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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

PSYREN第119話感想

今週の新刊コミックのコーナーでは「乙女に支えられ頑張るJ英雄」という煽りで5月発売の連載作品のコミックスが紹介されています。
ここで「冴えわたる雨宮の能力!」という煽りで珍しくサイレンも扱われているのですが、11巻って影虎さんVSジュナスと弥勒VSグラナがメインで雨宮さんの能力が冴えわたった場面など射場さん拉致しか無かったのですが。

といいますかむしろジュナスが理子に支えられ頑張っていた方が内容的にはしっくりくるのにと苦笑いしつつの、そんなサイレン第119話の感想です。


ヨヨの「脅威を払う」能力でアッシュと対峙するカブト!ってのが前回の引きです。

カブトの止めろクソ野郎という言葉に怒るアッシュは懲りもせずカブトに直接攻撃を加えるべく突進してきます。
それに対しカブトの目から光が発せられると同時に、今一度カブト自身の口から能力の解説が語られます。

ヨヨの能力は払うという表現や攻撃の軌道を逸らしていることから、一見すると対象に外的な力を加えているように見えますが、もともとカブトの「脅威」とは数秒先の死の危険が白い光として視える能力です。そしてそれを回避するわけですから、今回のヨヨの能力は数秒先の未来を改変する能力と捉える方が妥当でしょう。
私のように毎週しっかり物語を追っているサイレンファンならともかく、本誌で流し読み程度の読者だとたぶんここ勘違いされるんじゃないかなーと心配になります。

カブトにとって突進してくるアッシュ自身が白い光のオーラの塊であり、そのためアッシュはヨヨによって払われ壁に叩きつけられます。

この死の運命を操り回避する能力「弱者(チキンソウル)のパラダイム」

…ここ無理に英語使わずにそのまま弱者(じゃくしゃ)の方が似合っているのにチキンソウルとは…ククク、この2010年に連載されている作品とは思えないセンスこそ私たちの大好きな岩代先生ですよ…。

そんなアッシュに対し今まで他人を痛めつけてきた全ての報いを受けやがれと見開きで言い放つカブトが過去最高にかっこいいです。セリフ的にはど真ん中の直球もいいところであり、それをカブトのような弱虫キャラが発言するのもあらゆる作品で使い古されたシーンですが、やはりこういうのは何度見てもいいものです。

ヘタレの臆病者と見下したはずのカブトに全く手が出ないアッシュの怒りは最高潮に達し、最高の技で貴様を潰すとばかりに持っているトランプに全力を込めてカブトに攻撃を仕掛けます。カブトが王道ならアッシュもまたセリフ・表情・技と実に見事な悪役かませの王道ぶりです。

アッシュ「幻視…そう幻視だ コイツ…あのドルキをやった面子の中にいたヤツだ」

カブトが幻視であることを把握したアッシュは、辺り一面に絶え間ない爆発を巻き起こすことで視界(両方の意味で)を塞ぎ、その間に狙いを定めます…って…ん?


「コイツ…あのドルキをやった面子の中にいたヤツだ」

「あのドルキをやった」

ドルキ



ドルキw
ドルキ!w
あのドルキ!w
ぶはははははは!
呼び捨てw
ドルキさん!
ドルキさん呼び捨て!

他の星将の部下の、よりによってこんな典型的かませキャラにまで呼び捨てにされるドルキさん!
しかも同じ星将でもアッシュは先週「グラナ様レベルだぞ!」とグラナに対しては様づけで敬意を払っていたのに、ドルキさんに対しては呼び捨てとか!

いやぁ、珍しく「w」を多用してしまいしたが、実際本誌でこのセリフを見た後10分ほど笑いすぎてページをめくれなかったくらいです。

退場して1年以上経つのに名前が出るたびに株が下がり続けるドルキさんはやはり格が違います。
さすがヒリューと双璧を為すサイレン二大ネタキャラの一人です。


そんなドルキさんライクな爆発の中でカブトはヨヨの力でアッシュの創り出した脅威を結晶体として集めます。
ヨヨに出来るのはあくまで操ることでありここからは自分がやるとヨヨに礼を言うと、カブトはついにイアン式ライズを発動させます。シャオ君も言ってましたがライズ発動の際に「ライズ全開」って言うのが最近のブームなんでしょうか。

ここでイアンとの修行の回想が入りますが、要するに相手のリズム・呼吸を読んで合わせるライズがイアン式ライズのようです。という事は以前朧が影虎さんからサングラスを奪ったときに使ったアレもイアン式ライズなのでしょうね。

カブトがイアン式ライズを放射すると体からソナーのごとく波紋が広がっていき、迫りくるアッシュの生命波動を感知します。
そしてイアン式ライズによってアッシュの懐に潜り込んだカブトはここで集めた脅威をアッシュにそのままお返しします。その結果先ほどまでカブトに向けて創り出した脅威を全てその身に受けたアッシュは消し炭に近い状態の戦闘不能となってしまいます。

ほぼ無傷の圧勝という形で手に入れた初勝利でしたが、それを喜ぶどころか覚悟していた苦味をかみ締めるような思いで余韻に浸るカブト…というところで今週はおしまいです。弱者であるが故に、痛みを知っているが故に勝利を手放しで喜べないのがカブトらしくていいですね。命を奪うときでさえも自分でも驚くほど冷静で、一度やると心に決めたら後は何も感じない誰かと違って読者も共感しやすいです。

さて、大方の予想通りアッシュがスカージでいの一番に退場となったわけですが、ここ最近はバトル続きでストーリー展開に物足りなさを感じるのが正直なところです。スカージが登場したときから雨宮さんやカブトの新能力披露のためにもこうなるだろうとは十分予想していましたし、1バトルに約1・5話というペースも他のバトル漫画を考えれば決して遅くないどころか速いくらいなのですがどうしても直前の現代編の内容と比べると…。個人的には残るバーリィ辺りはさっさと片付けて正体不明のオドやこの後控えるジュナスとの戦いを早く見たいものです。

コメント

グラナは様付けなのに何故ドルキさんには敬称を付けないんだアッシュw
ギッザーニといいドルキさんはとことん部下に慕われていないんだな
それはさておきアッシュの能力がイマイチよく分からなかったな
デルボロやネッカより能力が多いみたいけれどあの小道具は一体なんだったんだ?

  • 2010/05/24(月) 23:13:27 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

だってドルキさん部下が失敗するとすぐ爆殺しようとしますし…w
アッシュの上司のジュナスがドルキさん貶しまくっている光景も容易に想像できます。

アッシュに限らずスカージは固有の能力らしい能力を持たないパワータイプの連中ではないかなと私は思います。(強いて言えば凝縮イルミナそのものが特殊能力)

あのトランプやコインも先週のネッカのチェーンと同じく単にバーストエネルギーを込めるための媒介なのではないかと。

  • 2010/05/25(火) 00:21:58 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
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コインにバーストエネルギーをチャージして飛び道具にするのは分かるけれど
トランプで動きを封じるのはどういう理屈でやってのけたんだろ

  • 2010/05/25(火) 00:49:32 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

うーん…無理やり理屈を付けるとすれば、トランプに込めたエネルギーで電気麻酔や針麻酔のように相手の動きを止めたとか。

そう考えると確かに説明不足が目立ちますね。(適当な理屈でもいいから)何か一言欲しかったですな。

  • 2010/05/25(火) 01:14:44 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

単行本のおまけコーナーでもイイから解説してくれるとありがたいですよね

  • 2010/05/25(火) 02:01:02 |
  • URL |
  • #-
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はじめまして。

>この死の運命を操り回避する能力「弱者(チキンソウル)のパラダイム」
基本的に「カブトは臆病者」であり、カブト自身もそれを自虐的に捉えている。
岩代先生はそこのところを主張したかったのでしょうか。
キャー、カブトさんカッコイイ! で済まさないのはさすが岩代先生
などと信者の私は思ってしまいます。
まぁ、万人受けはしないですよね。弱者にチキンソウルの当て字をするセンスは…。

  • 2010/05/25(火) 16:14:37 |
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  • plto #-
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>名無しさん
「朝河の髪はチャパーツ」程度の解説でもいいから読みたいですな。そういえばキャラのプロフィール紹介っていつの間にか無くなっているような…。


>pltoさん
こちらこそはじめまして。
ヨヨが初登場した時のセリフもそうですし、カブトは自分が臆病者であることを真正面から受け止めているでしょう。

>キャー、カブトさんカッコイイ! で済まさないのはさすが岩代先生

さすがかどうかはわかりませんが、例え今回のように100%自分に正当性があっても暴力を振るうのは決して気持ちのいいことではないと、カブトがちゃんと自覚しているのはいい描写だと私は素直に思いましたね。

…といいますか主人公&ヒロインが躊躇わなさ過ぎなんですよこの漫画(笑)

>弱者=チキンソウル
梵にBOMBのルビを振っていたときから全く成長していないということでお察しください(苦笑)

  • 2010/05/25(火) 22:05:46 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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