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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

HARLEY's HUMONGOUS ADVENTURE

第三回SFCの積みゲーを消化しようコーナー、今回は「化学者ハリーの波乱万丈」です。



簡単にストーリーを説明いたしますと、凶暴な動物達を小さくする研究を行っていた化学者のハリーでしたが、ある日実験動物が縮小装置の部品を盗んで逃亡し、その時の影響でハリー自身が小さくなってしまいます。元の体に戻るべく家の中のいろいろな場所を小さくなったハリーが駆けずり回る、といった感じのストーリーです。表題からも分かるように元は洋ゲーです。

しかし同じ洋ゲーでも前回のサッカーキッドのようにあまりにも電波を発したオープニングではなく、それどころかコメディ映画のようにかなりすんなり納得できるオープニングではないでしょうか。



ゲーム内容は非常にオーソドックスな横スクロールの2Dジャンプアクションです。

ハリーのアクションはジャンプ・ダッシュを基本に壁のよじ登りやジェットパック(燃料制)による飛行、釘やナットによる飛び道具攻撃などがありますが、基本的にはごくごくノーマルなジャンプアクションと言って問題ないと思います。

アクションで取り立てて目立った特徴がない分、ハリーの動作は軽快であり操作していて特に違和感を感じるような部分はありませんでした。強いて言えばジャンプの高さが一定で調整できないというところくらいでしょうか。でもそれくらいは一度把握すれば何とでもなります。とにかく2Dアクションゲームにおいて重要な操作性とレスポンスの点においては十分合格点を与えられるレベルに達していると思います。


さて、このゲームで私的にポイントが高いのは前述した冒頭のストーリー設定です。
小さくなってしまったハリーが家の中を舞台に冒険するわけですが、ミクロな視点から見れば家の中というのは実にアクション向きの資質を持った題材なのです。水気のあるキッチンやお風呂場は水中ステージや滑りやすいギミックを配置しやすく、高く積み上がった本棚は高さの障害を演出します。他にも書斎や物置は入り組んだ迷路や高低差の激しいステージ構成を可能とし、おもちゃや人形といったアイテムは敵や武器にも使えます。

このように下手なファンタジー顔負けのアスレチックに富んだ世界が家の中であり、そこに着目したのはとてもよろしいです。

そして実際本作ではそれを活かしたステージ構成になっております。



おもちゃの戦車に乗って進むシューティングのようなステージ



スポンジで泡立てて出来上がった泡に包まれて上を目指すステージ



書斎の上を目指した後にパラシュートで落下するステージ



屋外から研究所に進入すべく電線を伝うステージ


このほかにもダクトの中をジェットパックで90秒以内に脱出するステージやレゴブロックの城を舞台にしたステージなど、基本のジャンプアクションを軸にところどころで多彩なシーンが展開されプレイヤーを楽しませてくれます。

また一つ一つのステージ構成そのものも高難易度や理不尽さを感じるような場面はほとんど無く、先に進むごとに難易度が上がっていくというスムーズな難易度調整が感じられるのも良いです。隠し通路の先や難しいギミックの先にアイテムがたくさん配置されていたりするのを見ると、開発者の人たちは分かっているなと考えさせられます。

全体的な感想としては、多彩なステージ構成と2Dアクションを分かっている人たちが開発したプレイヤーを楽しませてくれる良作のアクションだと思います。2Dアクション好きならもしどこかで見かけたときに手にとって見る価値は十分あるでしょう。

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