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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

とうようのしんぴ、おもいしったか!

世の中にはストリートファイター大好きを自称しながら、ストⅡシリーズしか持っていないという人物がいるとかいないとかいう噂を耳にしたので、本日はそんな某氏にオススメのタイトル「ストリートファイター リアルバトル オン フィルム」を取り上げたいと思います。



珍しく格ゲー取り上げたと思ったらよりによってコレかよというツッコミが聞こえてきそうですが気にしないで続けます。

これは昔公開された映画版のストⅡをベースにした実写版のストⅡです。90年代の実写ゲーというだけで危険な雰囲気が隠し切れませんが、ゲーム→映画→ゲームと逆輸入された本作もまた例外ではありません。

ゲームモードは通常の対戦モードやCPU戦の勝ち抜きモードなど定番のモードが用意されていますが、やはり映画に沿ったストーリーが展開される「ムービーバトル」こそが本作ならではのモードでしょう。


バイソン(映画版でのベガ)率いるシャドルーに浚われた人質を救出すべく、主人公のガイル大佐(映画では大佐らしいです)を操作してシャドルーのアジトに乗り込むというのが大筋です。




私含む同名映画を見ていないプレイヤーにとってまず間違いなく面食らうのが、実写に変換されたおなじみのキャラたちの素晴らしい勇姿でしょう。

軍人ではなく女子プロレスラーと呼ぶにふさわしいキャミィ、曙を髣髴とさせるハワイアン力士なエドモンド本田、野生児といいますかもはや改造人間の域に達してしまったブランカ(事実そういう設定らしいです)、ドサクサにまぎれて組織の金を持ち逃げしようとするサガット、色気も若さも無くなったチュンリーなどなど、これまでアニメ・ゲームを実写化する際に幾度と戸無く繰り返されてきた悲劇はこの作品においても例外ではありません。


そんな不毛地帯にあって唯一のオアシスと言えるのがザンギエフです。

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見てくださいこの荘厳で凛々しい姿を!むしろ今までのゲームの方が間違っていたのではないかと錯覚してしまうくらい、どこからどう見ても本物のザンギエフです。
このザンギエフだけで他のパチモンキャラ達が帳消し…はムリですが、荒んだ心を(スクリューパイルドライバーで)優しく包んでくれる一服の清涼剤であることは間違いないです。


ちなみにストーリーに沿いながらも合間の選択肢で対戦相手が変わるのですが、60分という制限時間があるのが特徴です。何回負けてもゲームオーバーにならないのですが、制限時間を過ぎてしまうと人質救出作戦は失敗に終わってゲームオーバーになってしまいます。あと映画の主人公がガイルなので、このモードではガイルしか使えません。



さて、実はムービーバトル(中の本物ザンギエフ)と並んでもう一つこのゲームならではの要素といいますか、このゲームを取り上げるのなら絶対外すことの出来ないキャラが存在します。

それが「神秘の武士」ことキャプテン・サワダです。



「主役の座は俺がいただくぜ!」(説明書より)


おそらくヨガテレポートの代用「忍法神隠し」、連続コマンドで上司のガイル直伝のサマーソルトを叩き込む「サワダスペシャル'95」などを見ると、(ネーミングはともかくとして)ダルシムやフェイロンの代わりのキャラなのかなと一見思ってしまいますが、サワダを体現する必殺技「獄殺自爆陣」を放った瞬間彼が別次元の存在であることが一瞬で理解できるでしょう。



ハラキリで血を飛び散らせる命がけの大技さ!当たった敵を転ばせることも可能だ!(再び説明書より)

自分の腹を切って吹き出た血で相手を攻撃するという時点で凄まじくアレですが、持った刃物で攻撃しろとか何回使っても自分はダメージ受けないとか、そのくせ対空攻撃としてかなり優秀とか、もはや何をどこから突っ込めばいいのか途方に暮れるとんでもない必殺技です。

そして極めつけがスーパーコンボの「カミカゼアタック」です。



一見するとただ両手を挙げて体当たりするだけの技に見えますが、なんと敵の飛び道具をすり抜け多段ヒットするという恐るべき特攻です。「カミカゼ~」の掛け声と共に突進し、フィニッシュが決まると「バンザーイ!」と喜びをあらわにするそのビジュアルはあまりにも危険です。


何といいますかアメリカ人のイメージする間違った日本人像が凝縮されたかのようなキャラです。開発が日本だからいいものの、国が国ならいろいろと問題になってもおかしくないレベルです。

なおここまで散々アレなゲームとして紹介してきましたが、スパⅡXをベースにしているだけあって見た目に目をつぶれば格ゲーとしてはかなりいいバランスだと思います。サワダにしても飛び道具こそ無いものの、ハラキリやカミカゼの高性能っぷりは初心者にも使いやすいキャラです。まぁ接待ゲーとして友人と爆笑しながら遊ぶのが正しい遊び方なのかもしれませんが。

といいますかプレイしながら次の映画鑑賞はこれにしようかなどと思い始めてきたのですが、映画でもサワダがハラキリを披露していたりするのでしょうか(笑)

コメント

ネタバレ含みます

かなり前に金ローか何かで放送したのを一度だけ見ました。
全体的に「アチャー」な出来です…鑑賞後には「う~ん?」みたいな感覚しか残らないでしょうw
ザンギがザンギらしく活躍したり、リュウが波動拳出したりと見所が無いわけではありませんが…
で、件のキャプテンですが、ぶっちゃけるとゲームみたいな事をは一切やらずに退場してしまいます。
「つーか、映画にサワダなんて居たか?ああ、バイソン将軍に首折られたあの日本人がそうか?」
みたいな扱いです…俺も同じ事思いました。
もし、あの痴態の数々(?)を本編でやっていたらもっと面白い作品になっていたでしょう。
実に惜しいことです。

  • 2010/08/14(土) 22:32:19 |
  • URL |
  • SK #-
  • [ 編集]

仕事帰りに近くのレンタルビデオ屋で探してみたものの置いてなくてガッカリ…と思って帰宅したらナイスな情報ありがとうございます。

まぁ、ムービーバトルでのストーリーダイジェストや合間に挿入されるムービー見てるだけでもしょっぱさが否応無しに伝わってくるので、映画作品としてのデキには期待していないのですが、サワダがそんな扱いだとは残念極まりません。

といいますか逆に映画本編でその程度のキャラに過ぎなかったはずのサワダが、何ゆえゲームではこんなにハジケまくったキャラになったのか不思議でたまりません(苦笑)

  • 2010/08/16(月) 00:07:14 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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