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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

PSYREN第135話感想

土曜発売されても土日仕事なので結局感想をアップできるのはいつも通りの週明けでちっとも嬉しくない、そんなサイレン第135話の感想です。
今週はマリーを守るため反旗を翻したヴィーゴVSミスラからです。
イルミナも入れてパワーアップしたヴィーゴですが、冒頭から既に体のパーツのあちこちが抜かれたレゴブロックのような状態で朧ボロボロです。

それでもミスラに喰らいつき潜行師の能力で生き埋めにしようとしますが、当のミスラは顔色一つ変えず自分の強さを分かっていないとヴィーゴに告げます。それにしてもここらのミスラの体型とポーズがえらくまたセクスィーで、男の娘だとか未来でのガッカリ成長だとか言われていたのが信じられません。

なにやらイルミナはミスラの技術提供によってもたらされたものであり、ミスラは接近してきたヴィーゴのイルミナに手をかざし、そのまま抜き取ってしまいます。

え、イルミナってミスラの作り出したものなのですか。
この前マグマグ出したときのようにてっきりカプリコ発だとばかり思っていたのですが。

2人の戦いによりPSIを封じていた柱も壊され、そこへシャオ君とカブトからマリーへテレパスが届きます。

イルミナを抜き取られ倒されたヴィーゴは、最後の力を振り絞ってマリーに逃げろと告げます。イルミナ抜き取られたためかすぐに灰化していませんな。どうして自分を守って戦ってくれたのか涙を浮かべ尋ねるマリーに対し、自分のようなやつに家族や守る人間がいないのかと気遣う馬鹿だからだと非常に安らかな死に顔で辞世の言葉を伝え、ヴィーゴもまたウラヌスちゃんとシャイナの後を追って逝ってしまいます。

うーむ…このヴィーゴの最期はもったいないといいますかかなり残念です。

こんな世界において味方を大勢殺した敵にさえ甘さともいえる優しさを見せるマリー
そして愚かだと言いつつも今まで向けられることの無かった優しさに惹かれるヴィーゴ
おそらく最終的にこういうシーンにしたかったであろう事はよくわかりますし、両者のキャラも理解できます。

ですがそこに至るまでの間がすっぽり抜け落ちてしまっているのです。
例えばヴィーゴの生い立ちに関する回想を挟んだり、マリーにワイズの生活を見せたりするといった具合の両者間の描写です。そういうこのシーンに至るまでの下地がもっと描かれていれば同じシーンでも説得力も深みもはるかに増します。

正直ここまでの描写だけでは、マリーは単なる甘ちゃんですし、ヴィーゴに至っては大量猟奇殺人者のくせに昨日さらってきたばかりの小娘に何あっさりほだされてるんだよという感想を抱かれても仕方ないと思います。

起承転結の起と結だけ見せられているような感じであり、少し前のアビス和解の時と同じ印象です。(つまり巻きにかかっていると…)

岩代先生はみえるひとの教訓or反省or後悔を活かして、サイレンでは伏線をできるだけ回収しようとしていらっしゃるのでしょうが、そのために良さであった丁寧さが犠牲になってしまっている印象を受けてしまいます。


ミスラ曰く能力あるものが生き無いものが死ぬ世界というのが弥勒の願いであり、それを研究所時代に聞いたそうです。という事で回想での例の新しい友達はやっぱりミスラだったようです。

交信する弥勒の処遇を相談する所長と射場さん、そしてその様子を影から見つめる07号…やっぱり07号が直接接触しないのはミスラが原因でしょうか。

弥勒はミスラに最近よく見ているという夢の話をしますが、これが言い逃れできないレベルでキヨイにしか見えず、岩代先生の未練を感じざるを得ません。

弥勒が生命の炉に種を落とし、セフィロト(生命の「木」と誤植になっています)を発動させると炉から凄まじいエネルギーが立ち昇ります。ついに始まったその様子に現在バトル中の面々も戦いの手を止めて注目します。ついでにシャオ君とカブトがマリーのところに駆けつけますが、ミスラを前にシャオ君がびびったりしないか不安です。

そこへ見開きでメルゼズを携えたアゲハが現れ、弥勒と対峙する見開きのシーンで今週はおしまいです。
とりあえず言いたい事としましてはアゲハ近すぎでしょう(笑)2メートルも離れていないのですからディスクにすればいいのに、何でよりによって狙撃用のランスなのでしょうか。まぁたぶん画的な見映えを重視したのでしょうが。

コメント

どうも

>カプリコ発だとばかり
多分カプリコのは素材(イルミナ)を見てのレプリカ的なモノでしょうね。
イルミナの能力専用なのかタヴー生成用(簡易)なのか。
>かなり残念です
ヴィーゴは一応種明かし前(家族=醜い繋がり)から
背景になにかありそうなのは匂わされてるんですけどね。

・マリーへの執着(=母性?-チルドレンの暮らし的に)
・ヴィーゴの子供のような言動(行動)
馬鹿と言われ激情する
周りを無視してマリーにあいつ酷いんだ心臓潰そうとしたんだよと報告といったような精神的な未熟さが
かいまみえるような描写。
エルモアに腕を掴まれた時のヴィーゴの描写やその直後の否定された時の描写。
個人的にはヴィーゴは精神が未熟で罪の意識もなく(精神未熟故-子供が虫の羽をちぎったり蟻を踏み潰すような感覚)繋がりを醜いと言いながらも繋がりを求めているようなキャラ(環境-家族関係)で歪んだキャラ)だと思いました
(エルモアやマリーやヴィーゴの独白(お前も俺を受け入れないのか…石像にするしか…)的に
ヴィーゴの芸術という台詞が目立ちただ芸術の為に殺していた殺人鬼と勘違いされそうですが現代では自分を受け入れなかった人を石像にしていたんでしょうね。
あと急いでいるというよりも弥勒の回想をやってヴィーゴの回想も入れるのは構成上微妙な気もしますし構成考えてやめたんじゃないでしょうか?
星将全員に回想入れるってのも何か微妙ですし
まぁ未来で匂わされておいて現代で判明させる手法をとるつもりなのかもしれません(シャイナやヴィーゴのような背景を匂わせてるキャラに関しては)

>マリーにW・I・S・Eでの生活を見せたり
↑はこれまでのW・I・S・Eの所業を考える限り逆効果になりそうな気がします
あとマリーは最初の頃から甘ちゃんですよ
仲間や自分に危害を加えてくる的に逃げて(ハルヒコやラン)と言ったり
まず警告したり(ヴィーゴ襲撃時)
キャラがブレてないとも言えます

>生命の木
誤植なんでしょうかね?
世界を変える幹なのを考えると生命の樹とは別種(派生した違う部類)で違うのかもしれませんよ。
生命の樹がレプリカ的な感じで生命の木は木そのもののようなモノ的な…
まぁぶっちゃけ普通に修正されでしょうが(笑)
樹と木を誤植なんて安易なミスはやめて欲しい…

>アゲハ近すぎでしょう(笑)
これは単に威嚇目的(いつでもお前を撃てるという意志表示-メルゼス形成前)だと思います。未来のW・I・S・E打倒もアゲハの目的でしょうがアゲハの目的には弥勒への尋問(現代のW・I・S・E情報)もありますし

  • 2010/09/21(火) 16:56:08 |
  • URL |
  • 界師 #e2xIBKiE
  • [ 編集]

返信遅れてすいません。

>カプリコの創造主
現代であれだけカプリコを手に入れることを重要視していたのでてっきりそうだと思っていたのですが、役職や能力的に後者のタヴー生成用というのがしっくりきそうですな。

>遊坂と違って背景のある殺人者
ええ、ヴィーゴのそういった子供っぽい精神の未熟さや歪んでしまった原因については、これまでの描写の節々からも読み取れます。
ただ私達のように毎週熱心に読んでいる読者以外の人たちにはそれが果たして伝わっているのか疑問に感じたわけでして、そういう点ではっきりと回想を入れても良かったのではないかと。

構成につきましては別に何も今週ではなく浚ってきたマリーをベッドに寝かしたときや、シャオ君とのバトルのときでも1~2ページ入れておけば…という話です。

しっかしこう考えると背景の無い遊坂のキャラは実にすがすがしかったと実感します(笑)

>マリーにWISEの生活を見せる
まぁタツオにしたような改造でも見せられたら逆効果ですわな。要は今週のような最後に至るのならもう少しお互いの人間性を知るような描写が欲しかったなということです。

甘ちゃんなのはその通りなのですが…何というのでしょうかね、母性的な優しさが描写不足のせいで単なる甘さになっている印象です。

>樹木
なんせ「アゲハ」→「ハゲア」とありえないようなタイプミスが過去にあった漫画ですから…(苦笑)

>威嚇で近づきすぎ
そういえば招集前にノヴァ修得前にもかかわらず1対1でならまるで勝算がありそうなドヤ顔していましたが、あれも関係あるのか気になるところです。

  • 2010/09/24(金) 21:46:02 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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