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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

PSYREN第139話感想

連載開始から毎週ネタを提供し続けてくれているライトウイングですが、今週は10回以上も白抜きで連呼される「あの人」に笑わせてもらいました。アンサイクロペディアじゃないんですから…。

一方最近は2大ネタキャラのうち片方の出番がほとんど無くて寂しいと思いつつの、サイレン第139話の感想です。といいますか下手すると現代編で出番あるのかすら疑わしい…。
弥勒から奪い取ったエネルギーを用いて星を喰らい、新たなウロボロスとして生まれ変わらせようとするのがミスラの目的であり、このままでは世界が崩壊してしまうというのが前回までのあらすじです。

星の深部へと突き進むクァトネヴァス、そのままでも凄まじいエネルギーですがここでミスラはイルミナが宿主から吸収した力を注ぎます。

これによりイルミナを付けていたジュナス、朧、タツオといった面々のイルミナから光が失われ、ミスラの言うように力を奪われてしまいます。タツオは気を失うもののクサカベさん曰く人間本来の生命活動に戻るから大丈夫との事で、朧も力は失うもののタヴーのように体が崩壊してしまうわけではないようです。ジュナスもまた同様に。

という事はこれで朧・タツオのイルミナ問題は解決され現代に帰れるようになったという事になります。
そうか、解決してしまいましたか…。何か上手くいえませんけど、このイルミナ問題はタツオが登場した頃から課題になっていた案件でありまして、それがこうして解決したことに感慨と言いますか終息の寂しさを感じてしまいます。

しかしタツオや朧と違い、クサカベさんはイルミナによって肉体変化を起こしていたため体が灰化してしまいます。ヒリューたちにいい夢見せてもらったという感謝の言葉と仲間を守れという言葉を残し崩れ落ちるクサカベさん。どうせなら最後はタバコを吸いながら逝ってもらいたかったですがお疲れ様でした。

一方イルミナの力を失ったジュナスを庇い、影虎さんの前に立ち塞がるカプリコ。
どうしてもそこをどかないのかと尋ねる影虎さんの問いに対し、

「…この人を愛しているから」

と涙ぐみながらカプリコは答えます。

その言葉が聞けて満足だといわんばかりの影虎さんは、自分にも守らねばならない人がいるとジュナスに告げ両者に決着が付きます。

そうか、愛していますか…。何か上手くいえませんけど、その言葉が出てしまった事で、これもまた一つの課題が片付いてしまった寂しさを覚えます。まぁ冷静に見れば、これまで現代・未来のどちらでも天然と言いますかボケ的なリアクションの多かったカプリコにいきなり真顔で愛してると言わせても若干違和感を覚えるとか、ロリコンのくせに何試合に負けて勝負に勝ったみたいにジュナスなってるのとかツッコミも入れたいわけですが。


戦闘中だったグラナとマツリ先生も戦いを止め、両者クァトネヴァスのもとへ向かいます。
そこでグラナの口からイルミナがやはりワナだと気付いていたこと、イルミナをつけていないのは自分と弥勒とカプリコだけであることが語られます。ミスラの裏切りに驚いていたジュナスと違ってグラナはちゃんと怪しんでいたのですね。といいますか、この人イルミナつけてなくてあの力とはさすがの一言に尽きます。

何をしに行くというマツリ先生の問いに対して、

「…約束を果たしに」

と真っ直ぐな瞳で答えるグラナさんがカッコよすぎです。

そうか、友のために約束を果たしに行きますか。何か上手くいえませんけど(ry)

一方治療を受けていたフーちゃんが久しぶりに目を覚まします。まぁヴァンが何の邪魔も入らない状況で治療できていたので死ぬとはまず考えられなかったわけですが。スカートが破れていて際どいことになっていそうなのが気になりますが、そこへランが駆けつけカイルにフーちゃんとヴァンの護衛を頼みます。いまだアストラルナーヴァ内部にいるであろうシャオたちを救えるのは自分しかいないというラン。…何かちょっとランに死亡フラグ立っていないでしょうか?


ウロボロスの中心部では弥勒が満身創痍ながらもミスラに抵抗を続けています。ゲブラーを放ちミスラの体を貫くものの、これまで彼女と相対してきた相手と同じくブロック状に分解されてしまいます。
ミスラが弥勒に掴みかかり決着が付かんとしたその時、参上したグラナのテレキネシスパンチがミスラの下半身を粉々に吹き飛ばし、残った上半身は光の中へ消えていきます。

イルミナつけたヴィーゴがまるで歯が立たず、弥勒のゲブラーをも分解し、ヨヨをして死の概念を超越した存在と言わしめるミスラをテレキネシスパンチ一発で粉砕とか本当グラナさんは半端じゃないです。これでイルミナ付けていないのですぜこの人…。
展開の速さゆえに未来での決戦が始まってからいろいろなキャラの格が残念なことになってきてる本作ですが、そんな中にあってグラナだけは全く揺らぐ素振りすら見られません。

現れたグラナは弥勒にまだ一華咲かせる元気はあるかと問いかけ、弥勒もまたお前とならと返します。そしてこの星の結末を見に行くため、グラナは弥勒を抱えて星の中心部へと降りていくのでした。うん、もう皆まで言わなくとも分かっておりますが、この2人の熱いやり取りこそまさしく主役ですよね。どうでもいいですが弥勒さん、アゲハに倒されて上半身と下半身も分かれているのにずいぶん元気です。

主役2人が星の中心部へと向かう一方、アゲハと雨宮さんはアストラルナーヴァの崩壊に巻き込まれそうになります。大爆発と共に弥勒のいた炉が破壊され辺り一面にパイプや建築物が飛び散り、アゲハ達は吹き飛ばされてしまいます。

そこへ空を飛ぶドラゴンが現れ、遅れてきたヒーローが間一髪でアゲハ達の手を救い上げます。
やったー!ついにヒリューが大活躍ですよ…と言いたいのですが、結局ドラゴンタクシーというのが悲しみを誘います。そして止めを刺すようにヒリューの目の前で雨宮さんがアゲハに必死に抱きついているのがまた。

ところで前々から疑問だったのですが、ドラゴンタクシーは具現化したドラゴンの上にヒリューが乗って操縦しています。しかし4000mダイブの時を見ても分かるように、今までのウイングもテイルもヒリュー自身が中心となっていた技であり、そう考えると最終的にはヒリュー自身がドラゴンを纏って飛ぶのが妥当だと思うのですが。

このコマでもヒリューは片手でドラゴンの角につかまりながら、もう片方の手でアゲハの手を掴んでいます。という事はヒリュー自身が足を滑らしたりしたらドラゴンタクシーから落ちてしまうと考えられるわけで、(もちろん遠隔操作で落ちている間に救い上げたり、一度消して再発動できるでしょうが)想像するとずいぶんマヌケです。

ドラゴンタクシーに何とか拾い上げられたアゲハ達、そこへ空間が割れネメシスQが多数のサイレンテレカを伴って現れます。以前アゲハ達に救助を求めたときのようにボロボロな姿のQ=07号は、

「これが我が時の橋の終着点…全ての真実を見届けた ありがとうサイレンドリフトたち」

とお礼を述べたところで次回へと続きます。

そうか、見届けてしまいましたか。何か(ry)

いや、今週は何度も同じフレーズを多用してきましたが、本当に今まで引っ張ってきたいろいろな出来事に決着が付いていくのがまじまじと実感せざるを得ない回で満足でした。

弥勒とグラナが星の結末を見に行く一方で全ての真実を見届けてしまった07号がどういう行動に出るのか…ボロボロな体、舞う多数のテレカ、タツオ・朧のイルミナ問題の解決などを統合するとやはり強制送還しか考えられないのですが、さてどうなることやら。

コメント

>連載開始から毎週ネタを提供し続けてくれているライトウイング
いつの間にか、毎週楽しみな漫画になっています。
実際の人気はまだ不明ですが、2010年新連載壊滅に終止符を打つ…
かもしれませんね。
それはそれで、サイレンの命が危なくなってしまいますが…。
まぁ、ジャンプシステムでは仕方のないところ。

>「…この人を愛しているから」
>と涙ぐみながらカプリコは答えます。
10年に渡って育んできた絆を考えれば、脳内補足可ではありますが…
やはり作中での描写が不足していますね。
「家族」とかで良かったんじゃないかなぁ…。

>そんな中にあってグラナだけは全く揺らぐ素振りすら見られません。
グラナ関連は、不思議なほど安定してますね。
岩代先生お気に入りのキャラなのでしょうか。

>やったー!ついにヒリューが大活躍ですよ…と言いたいのですが、
>結局ドラゴンタクシーというのが悲しみを誘います。
いやいや、朧に比べたら破格の扱いじゃないですか。
あの人「禁人種の王になる」とか言いながら「グラナに瞬殺」され
「解説役に落ちた」挙句「くそ…せっかく集めた力が(笑)」ですよ。
「格の落ち方」が作中最大な気がします。あのドルキさんを超えたか?

>本当に今まで引っ張ってきたいろいろな出来事に決着が付いていくのが
>まじまじと実感せざるを得ない回で満足でした。
お気に入りの作品が終わりに向かっている…そんな寂しさでしたね。
最近の余裕のない展開も、別の意味の寂しさを感じさせるというか…。

  • 2010/10/20(水) 11:39:39 |
  • URL |
  • plto #oely/y8c
  • [ 編集]

「現代で2週目」でしょうね。
でなきゃこのまま最終回って打ち切り状態だし。
サイレン世界の時間軸はBADENDなのか・・・悲しいなあ

  • 2010/10/20(水) 11:56:21 |
  • URL |
  • #e7TS1cZ.
  • [ 編集]

>pltoさん
>光右翼
まぁ楽しみと言ってもマイスター的な意味合いでなのですが(・o・)

>ロリコン大勝利
作中でのこれまでの2人の関係の描かれ方は愛というよりはお姫様とナイトみたいな関係に近いですからねぇ。
「今度は私が守る番なの」とかの方が自然だったかもしれませんが、ヤクザは愛に弱いのです。

>さすがグラナさん
PSI人気投票での天墜の高順位を考えると、今人気投票したらトップ3に入ってもおかしくないと思います。

>朧の格がボロボロ
ついでに「真顔で現代に帰らない宣言していたのに強制送還されそう」も追加しておきましょう。ドルキさんのすごいところは仲間からも人望がまるで無い点にもあるのでさすがにまだまだかと。

>サライが聞こえてきそうな展開
これまで丁寧に伏線を撒いてきたからこそ丁寧に回収して欲しかったのですけどねぇ。


>名無しさん
>現代でコンティニュー
あるとすれば…サイレン世界はバッドエンドで後が無い状態と思わせておいて、現代で決着後にネメシスQが登場し、実はあの世界も救われていた…というのが救いのある展開でしょうか。

そのためにはもはや手出しのできないアゲハ達より弥勒とグラナがどう動いてくれるのかにかかっていますが…。

  • 2010/10/22(金) 10:01:04 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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