NGD

かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

WARNING!! A VIDEO GAME DARIUS BURST IS APPROACHING FAST

PSP本体と同時に購入したダライアスバーストですが、もうゾーンHのハングリーグラトンズやゾーンIのサウザンドナイブス相手ならノーミスでクリアできるくらいにはなってきました。さすがにダークヘリオスやGTにはまだ太刀打ちできませんが、そろそろ語れる程度にはプレイしたのではないかと思います。

では改めてダライアスバーストにつきまして。

PSPでリリースされた本作はシリーズとしては都合12年ぶりとなる新作です。

ダライアスシリーズの特徴といえばボスが海洋生物型巨大戦艦だとか音楽がゲーム以上に独りよがりだとかいろいろありますが、とりあえずそういった「らしい」特徴は今までのシリーズと比べると多少こじんまりとした印象はあるものの、きちんと兼ね備えております。ですので、少なくともシリーズのファンが一目見て拒絶反応を起こすような第一印象では無いと思います。

ではシステム的な部分はどうかと言いますと、ステージの分岐や自機シルバーホークの武装などこれまた基本的には歴代のシステムを踏襲したもので、シリーズファンなら違和感無くプレイすることができるはずです。敵を倒して出現したアイテムを取ることでショット・ボム・アームがそれぞれパワーアップしていくシステムです。

さて、ここまではシリーズの雰囲気を壊していないことばかり強調してきましたが、それだけではわざわざ新作としてリリースする必要も無い焼き直しと捉えられても仕方がありません。何か本作ならではの特徴というものは無いのでしょうか。

そこで出てくるのが「バースト」なのです。

このバーストというのは新たにシルバーホークに搭載された兵器であり、ゲージを消費して強力なビームを放つ攻撃方法です。

タイトルにも入っているように本作を語る上で切っても切れない最重要要素がこのバーストです。

バーストの基本特性としまして

・敵の弾を掻き消せる
・敵や敵弾を破壊するとゲージが回復
・地形は貫通しない

といった点がありますが、それら以外にもバースト自体にもいくつか種類があります。

1つ目は通常バースト。
ボタンを押し続けている間正面に発射されるバーストで、非常に威力は大きいですがゲージ消費量も激しい上に発射中はショットやミサイルを併用できません。

2つ目はバーストカウンター。
ボスや一部の敵が放ってくるバーストにタイミングを合わせてこちらもバーストを発射することで、うまくいけば強力なカウンタービームを浴びせることができます。Gダラのビーム合戦を思い出しますが、あれよりもはるかにタイミングがシビアで正直狙いづらい上級者向けのフューチャーです。

そして3つ目は設置バースト。
ボタンを素早く2度押しすることで空間にパーツ設置することができ、そのパーツからビームが発射されます。
ビームの角度は自機の位置によって調整することができ、その動きは自機のタイプによって異なります。
通常バーストと比べると威力は低めですが、その分ゲージの消費量も少なくショットも併用できるというメリットがあります。


このうち最も重要なのが3番目の設置バーストです。

単純にショットとの併用で火力を補うという使い方もありますが、それ以上にこの設置バーストの特性を把握した攻略が全面で求められるのです。

画面の上下から敵の編隊が出現するような場所では自機とバーストの攻撃を分散させて殲滅するといった使い方ができますし、ザコ編隊をなぎ払うという使い方もできます。
正面から引っ切り無しに隕石が飛来するようなステージでは画面を分割するようにビームを設置することで押される状況を防ぐことができます。
敵弾を掻き消す特性を利用して敵の弾幕から自機を守るように設置できます。また、ゲージは敵弾を消すことでも回復するため、うまく位置取りとパーツの操作を行えばゲージを切らすことなく戦うことも可能です。特に後半のボスではいかにゲージを切らさずバーストを発射し続けるのかが最重要というほどのレベルです。

最初のうちはただただ避けようとして苦戦していたはずの箇所が設置バーストを使いこなす事で、見違えるほどラクになるでしょう。

それは単に慣れの問題だけではありません。

もし貴方がSTGをプレイしていて大量の弾幕や速い弾でゲームオーバーになってしまった場合、自分の反射神経や記憶力では無理だと打ちのめされてしまうかもしれません。しかし本作で大事なのはそういった能力ではありません。(もちろんあるに越した事はありませんが)

バーストをいかに工夫して使うという「考える力」こそが最も重要なのです。
それによって一見攻略不可能な強敵相手でも必ず活路は拓けます。

この設置バーストの使いこなしが楽しくて楽しくて仕方がありません。

このバーストを使った攻略こそが本作のSTGとしての醍醐味といっても異論は無いでしょう。

本作におけるバーストはR-TYPEシリーズにおけるフォース、グラディウスにおけるオプション、サンダーフォースにおける武器セレクト、こういった他の横スクロールSTGにおける戦略性を生み出しているシステムと同様の位置づけにあります。


さてこのようにバーストの使いこなしが楽しい本作でありますが、プレイしていて全く不満が無いと言うわけではありません。

まず気になるのがボリュームの少なさです。
全11ステージは普通のSTGとして見れば少なくないのですが、やはりダライアスシリーズと考えると物足りないです。最終ゾーンは全てでボスが違うと頑張ってはいるのですが、そこにいたるまではどのルートを通っても同じボスのため、ずっとプレイしているとどうしても飽きます。
これは道中にも言えることでして、スコア稼ぎを狙いだすとバーストの活用などでいろいろパターン構築のし甲斐はありますが、普通にプレイする分には…といった感じです。

同じステージ分岐のインベーダーエクストリームは道中メインで1編隊ごとにかなり特徴があったのでボリューム不足を感じることは無かったのですが、ボスメインのダライアスだとこの点は顕著です。

そしてボリュームに続いて気になるのが演出で、外伝やGと比べると背景やボスが若干寂しいです。ダライアスと言えば過剰なくらいの演出も魅力の一つであったと思うので、この点は少し気になりました。
ただ、そんな中でゾーンHは曲が冒頭からボスのハングリーグラトンズの登場に合わせるようにシンクロしており、「The world of spirit」の曲自体のデキとあいまって私の中では本作で最も印象的なステージとなっています。本作で最も好きな曲はと聞かれましたらゾーンAの「Good-bye my earth」かこの曲のどちらか悩みますねぇ。


とりわけ不満らしい不満はそのあたりでしょうか。

何といいますか、冒頭に少し書きましたが全体的にこじんまりとしてしまっているきらいがあるのですよねぇ。
それはおそらく予算的な問題が大きくて、あれもこれもと手を出して全体がガタガタになるよりも、多少こじんまりとしていてもシリーズの雰囲気やSTGとしての面白さを優先したのではないかなと私は思います。
それを証明するかのようにゲームバランスは良好で、例えゲームオーバーになってしまっても、「もしかしたらああいう使い方をすれば次はいけるのでは…」と思わせてくれるような見事なバランスに仕上がっています。。

余談ですが、アーケードに逆移植されたダラバーACはそういった事情を踏まえたうえでの作りなのかと本作をプレイした今では思います。二画面・多人数プレイ・ボディソニック・クロニクルモードのボリュームなどなど本作で導入を断念したであろう冒険的な要素を予算度外視とばかりに盛り込んでいますし。

というわけで今後ももちろんまだまだプレイは続けていきますが、これにてダライアスバーストのお話は一区切りとさせていただきます。とにもかくにも幸せな形での新作に恵まれてよかったです。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://blog01.blog31.fc2.com/tb.php/1194-8115e40d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad