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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

なんというパワーのゲーム

発売日に購入してから積んでいた「黄金の太陽 漆黒なる夜明け」を先日クリアしました。

一言で言えば、これが今のキャメロットならシャイニングフォースⅣも別に出なくてもいいやという感じした。
GBAの2作に関して点数を付けるとすれば

・シナリオ 30点
・グラフィック 80点
・音楽 75点
・戦闘 70点
・パズル 65点
・テキスト 10点
・ボリューム 80点

大体こんな具合の点数で、「シナリオや台詞回しはアレだけどゲームとしては面白い」というのが私の評価です。これは黄金の太陽に限らずキャメロット製のRPG全般に通じる傾向です。

それに対して今作に点数を付けるとすれば

・シナリオ 10点
・グラフィック 35点
・音楽 65点
・戦闘 30点
・パズル 45点
・テキスト 10点
・ボリューム 30点

こんな具合の評価になります。
すなわちシナリオやテキストといった今までのキャメロットの悪いところはそのままに、戦闘やパズルなどの長所が軒並み劣化しているのです。唯一及第点を挙げられるのは音楽くらいです。

グラフィックは全般的にカクカクのポリゴンモデルでGBAの頃から技術的には進歩しているのかもしれませんが、PS初期ならともかく今の時代にわざわざDSでやる意味があるほどのグラフィックとは到底思えません。

ジンやエナジーを使った戦闘システムもほとんど変化が無く、戦闘のバランス自体もかなりゆるくなっていて歯ごたえが全くありません。ずっとプルーフ(弱い敵が出現しなくなる)を使い続けていたに関わらず、最後まで一度たりとも苦労した覚えが無いほどです。

パズルは前作から基本的に何処でエナジーを使うのか程度の大したものでもないのですが、そこに「プレビジョン」という正解が見えるようなエナジーが加わって余計頭を使う必要が減りました。アクション要素も減ったような。

ただでさえ褒められたものでなかったシナリオと台詞回しは更に悪化。
固有名詞の多さと冒頭から畳み掛けるような前作経験者を前提にした登場人物のやり取りはファンであっても、何かイベントをすっ飛ばしたのかと頭を悩ませます。

キャラはほとんどが前作キャラの肉親・身内ばかりで未経験者完全に置いてきぼりです。そのくせ各キャラの掘り下げもないまま最終的には8人ものパーティになるため、イベント時の扱いがえらく雑です。

「えっ!」
「何ですって!?」
「おいおい」
「どういうことだ?」
「信じられません」

終盤の会話シーンは本気でこんな感じです。ムリヤリ全員にしゃべらそうとしてテンポも悪くなっています。

そして最後にして最大の問題点は未完であることです。
キャメロットと言えばいつも伏線を放置しまくりで、スッキリしないラストが多いですが、それを差し引いても今作のエンディングはひどすぎです。伏線放置どころか最後の最後にどでかい爆弾を投下するそのラストには高橋兄弟へ「ジ エンド」の意味を問い詰めたくなります。
今作も開かれし封印やSFⅢのようにはじめから続き物と公言しておけばまだ許せたのでしょうが、現時点では擁護のしようがありません。サブタイトルの「漆黒なる夜明け」に偽りありです。


一応フォローと言うほどでもないですが、別にビヨビヨのようにプレイするのが苦痛というほどのクソゲーでは無いと思います。ただ、定価で買うほどの価値は無くせいぜい980円~1480円程度がいいところでしょう。

戦闘やパズルが面白かったからこそシナリオやテキストが酷くとも許されていたのに、その戦闘やパズルが平凡になってしまったら単なる電波テキストだけが目立つゲームになってしまいます。

今作は黄金の太陽の続編として期待ハズレだったもそうですが、個人的にはそれ以上にキャメロットの劣化ぶりにひどくガッカリさせられました。約8年ぶりに制作したRPGでこの程度のものしか作れないのなら、もうキャメロットに期待するのはよしたほうがいいのかもしれません。

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