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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

今週は「トゥルーマン・ショー」「ゲド戦記」「真・仮面ライダー序章(プロローグ)」の3本を観ました。



まず1本目のトゥルーマン・ショーですが、これはちと物足りなかった印象です。

主人公トゥルーマンは生まれたときから全てをテレビ番組として世界中に放送されており、彼の周りの家族や友人をはじめ住んでいる場所も全て役者によって作られた世界です。しかしあるきっかけから疑念を抱き始めたトゥルーマンは真実を知るため行動を起こし、最終的には自らの意思で外の世界へと出ていったところで作品は終わります。

この設定はエンターテイメントとしてもテレビ番組の制作スタイルに対する皮肉めいた意味でもなかなか面白いものがあります。ではどこが物足りなかったかと言いますと「やらせ」の雑さと最後です。
トゥルーマンが周りに疑念を抱くようになるまでにはいくつかの出来事がありますが、それは例えばラジオにスタッフの音声が混信したり、ビルのエレベーターの奥にスタッフが休憩していたりといったハプニングからでして、人一人の人生をコントロールするにしてははっきり言って雑すぎです。

そのせいで最後トゥルーマンは自らの意思で外の世界へと踏み出すのも、感動と言うよりは単なるスタッフの迂闊さからくるミスにしか思えなかったからです。むしろトゥルーマンの旅立ちさえもプロデューサーの思惑で締めてくれればブラックジョーク的なラストでまだ納得できたのですが…。



お次のゲド戦記は酷評されている例の宮崎吾朗監督によるジブリ作品です。

そんな訳で当然大した期待はしていなかったのですが、実際酷評されるのもむべなるかなと言うのが正直なところでした。何というのでしょうかね、吾朗さんはこの作品で何を伝えたかったのかが私にはよく分らなかったのです。いや、おそらく「生と死は表裏一体 光と影もまたしかり」的な事だと思うのですが、そこに至るまでがとにかく薄いです。

主人公はどういうキャラなのか
ここはどういう世界でどういう文化が根付いているのか
その中で主人公の目的は何なのか

今までジブリ作品はいくつか観てきましたが、その中でやはり名作と呼ばれるものは最初の30分以内にこれらの事柄を自然に描写して観る人を引き込んでくれます。ところが今回のゲド戦記は1時間経っても全然はっきりしないでずっとモヤモヤしっぱなしでしたもの。おまけに伏線らしい伏線も無くいきなりキャラ同士の距離が近くなったり、ドラゴンに変身したりと唐突感も目立ちます。そういえば世界の均衡どうこうの話は何だったのでしょうか。倒した魔法使いはただの(主人公たちにとっての)悪人であって別に奴を倒しても世界が平和になるわけではないですよねぇ。

結局そういった箇所ばかりが気になって、見終わった後は「約2時間かけてこの程度か」という残念な感想しか出ませんでした。



最後の真・仮面ライダー序章は…まぁこれはネタ枠といいますか、詳しくは画像検索をかけてくだされば一発で分ると思います。

仮面ライダーは全然知らない私ですが、それでも主役の仮面ライダーシンがライダーシリーズでも異彩を放っていることは一目で分かりました。といいますかどちらかといえば怪人の方ですよね、シンさん。

シンの外見や敵の倒し方(脊髄ぶっこ抜きはさすがにやりすぎ)、ハードなストーリーなどなど、「序章」で終わっていて本編が作られていないのも仕方がないと納得してしまう一本でした。オススメはしませんが、話のタネに一度見ておくのもいいかもしれません。

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