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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

FEZ

少し前にダウンロードしたXBLAのFEZをとりあえずエンディングまでプレイしました。

ゲームシステムなどは前回書いた日記でほとんど十分なので、今日はこのゲームをプレイしていて思ったことをとりとめもなく。

このゲームの話をする際に切り離せないのが制作者の「日本のゲームはクソ」という発言と一連の流れでしょう。

私自身はファミコンをはじめとした昔のゲームに思い入れのあるレトロゲーム好きでもなければ、毎週最新のゲームを追い続けるような熱心なゲームマニアでもないので、この人の発言については肯定も否定もしません。といいますか単に無関心なだけとも言いますが。んでも、発言のずっと前からゲームそのものは気になっていたので、どこかに訴えかけるものがあったのかもしれません。

そういった事情を踏まえた上…まぁ踏まえなくとも構わないのですが、私はこのゲームをプレイして

ああ、このゲームの制作者は昔の日本のゲーム(ファミコン)が本当に大好きなんだなぁ

と素直に思いました。

見た目からして8bit風だったり、宝箱を開けるときの演出がもろゼルダなのを見ればそんなの一目瞭然だろうと言われそうですが、そういうレベルではないのです。

まずゲームを開始すると導入部のストーリーもなく、いきなり主人公の家からスタートします。とりあえず出来ることをしているうちに気が付けばキューブ集めという目的のために外の世界へと踏み出すことになります。そうしてキューブ集めのためにいろんなところを巡っていると、文字や文化といった何やら文明の断片とおぼしきものも見かけるでしょう。
それらが具体的に何を示しているのかは(少なくとも最初の時点では)理解できないでしょう。しかしながら、そうして旅を続けていくうちにぼんやりながらもこの世界の形というものが見えてくるでしょう。

この右も左も分からないままポツンと放り出され、未知の世界を手探りで探索していく感覚。

これって何かに似ていませんか?
説明書もゲーム内でのチュートリアルも無く、ゲーム内での反応を頼りに手探りでプレイしていたファミコンの頃の感覚に。

謎解きもそうです。
アクションパートで視点を移動させるという基本を忘れず、同時にマップでとりこぼしが無いようにちゃんと確認をしていけばとりあえずエンディングを見るために必要な数のキューブを集めるのは簡単です。

しかし、これがアンチキューブをはじめとしたこの世界をより深く知るための謎解きになると一気に難易度が上がります。
住人の言葉や壁画に描かれた言語、各地でたまに見かけるフクロウ像やテトラミノの数々…普段からミステリーや暗号を調べるのが好きな人だったり、外国の文化や言語、風俗といったゲーム以外の知識に詳しい方ならこれらの謎を解き明かすことでよりゲームの世界を深く楽しめるはずです。悲しいがな私には解読の糸口がさっぱり掴めませんが、それらにきっと重要な意味があるのだろうということは何となく分かります。

ゲーム内のシステムを利用したパズルだけでなく、現実世界でのさまざまな知識・推理・推測などを必要とするのも昔のゲームの感覚のような気がします。

まぁこの手のゲーム内でヒントがほとんど無く、手探りで試していく謎解きは下手すれば現代版たけしの挑戦状にもなりかねないのですが、それも含めてゲーム全体から「オレの、オレ達の大好きだった昔の日本のゲームってこういうものじゃなかったか?」という制作者の不器用だけど情熱的なメッセージが伝わってくるのです。

それに同意できるかできないかは個人の判断に委ねますし、私自身さほど昔の日本のゲームが好きでもないので判断できかねません。ただ、少なくともこの制作者のゲームに対する思いは感じましたし、あの発言の背景も何となく納得できました。

後はゲーム自体をもっと多くの人にプレイしてもらえばいいのですが、悲しいことに現時点で7万人くらいしか完全版をダウンロードしていないのですよね。しかも世界での合計ですから日本での360の普及台数を考えると、日本で実際に購入まで行ったプレイヤーは…。なのに例の発言だけが一人歩きしていて、いちユーザーとしては悲しいです。

それはともかくとして当初の期待とは違っていましたが、アイデアを始めマップの構成やギミックといったパズルアクションとしてみても唸らされる内容であり結果的にはプレイして良かったなと思いましたとさ。

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