NGD

かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新年早々玉を落とさず打ちに行く

明けましておめでとうございます。何がめでたいのかよくわかりませんが、とりあえず今年も一年何事も起こらず平穏無事に過ごせればそれで十分だと思います。

今日は久しぶりに連休がもらえたものの、人の多さや所持金を考えると別段どこかへ行く気も起こらず、おとなしく家で餅でも食べながら各地の福袋報告レポートでも読んでいるつもりでした。

しかし本当に何かしたいことは無いのか自問自答したところ、ふと「ピンボールをやりたい」という衝動にかられました。という訳でせっかくですから都内のピンボール設置店を調べてプレイしに行くことにしました。

とは言うものの今やピンボールはSTG以上に絶滅寸前種であり、都内でも置いてあるところは数えるほどしかありません。

いくつか候補を検討してみたところ柴又ハイカラ横丁に何台か設置されているということで行ってみることにしました。駄菓子もあるようなのでついでにそれらをたくさん買ってくるのもいいでしょう。

そんな訳で電車で1時間半ほどかけて柴又まで到着したのですが、正直ホームに降りる直前くらいから何か自分が場違いのような違和感がしてきました。
改札を出てみると予感はズバリ的中で、初詣の参拝に来た人たちでごった返しになっています。加えて映画「男はつらいよ」のロケ地を観光しにきたとおぼしき年配の方たちもそこら中にいるではありませんか。確かに電車の中で柴又観光マップみたいの広げている人結構いたな…。

周りの賑わう人たちと自分の目的がまるで違うことにいたたまれなくなりつつも、とにかく目的地のハイカラ横丁へと足を運びました。しかしここもまた思っていた以上に人が多く、店内には参拝帰りの親子連れや、正月休みを利用して観光に来ているであろう人たちがあちこちにいました。

それでも店の奥のゲームコーナーへと向かうとそこには昭和50年ごろを思い起こさせる4台のレトロなピンボール台(名前は知らないです)、そして片隅にはインベーダーカラー、ゼビウス、スーパーマリオブラザーズ(たぶんVS)が設置されていました。

はやる気持ちを抑えつつ手持ちのお金を100円に両替し、早速そのうちの一台をプレイすることにしました。
鉄の球を打ち出し下に落ちてきた弾をフリッパーで弾き飛ばしますが、約20年近くプレイしていないほとんど初体験とあってまるで上手くできません。フィーチャーを探ろうにも、そもそもフリッパー捌きが思うように行かず、ボールは無常にフリッパーの間から下へと落ちていきます。

そして気づけば10分も経たない内に500円も投入してしまいました。
しかしこの重みのある鉄の弾を打つ確かな感覚はビデオゲームには無い魅力があります。
これを味わえただけでもプレイしに行った価値は十分あったでしょう。


…とキレイにまとめられれば良かったのに。

本音を書きますと、私が思っていたのと違いました。

思ったところにボールが飛んでいかない。
フリッパーの間に落ちてくるとどうしようもない。
感覚を探ろうにも打ち返している内にすぐサイドのレーンにボールが流れてイライラ。
結果すぐゲームオーバーに。
見た目もなんか地味。

鉄球を打つ感覚のくだりは事実ですが、こんな状態なのに10分足らずで500円も吸い込まれてしまってははっきり言ってお金回収マシーンにしか思えず、全然楽しくなかったのです。グラⅢや達人王でも5クレジットあればもうちょっと長くは遊べますよ。

きっと私の遊び方が悪かったのでしょうが、それでも思い描いていたピンボールとの落差にガックリときたのは間違いありませんでした。




気落ちしてピンボールの台から離れた私は何となくさきほど目に入ったゼビウスをプレイすることにしました。

テーブル筐体に入ったゼビウスは普段見慣れたゼビウスでしたが、レバーの勝手がいつもと違うこともあってエリア4で撃沈。

インベーダーも家に帰ればタイトーメモリーズですぐにプレイできるので特にやる気も起こらず、後は適当に駄菓子でも買って帰ることにしました。

しかしその気も店内を見渡しているうちに無くなりました。

高いのです。

普段10円で売っている物が20円、100円で売られているものが130円と駄菓子の値段が高いのです。しかもすごく珍しいと言うわけでもなく、ちょっと大きめのスーパーや、それこそ上野にでも行けば纏め売りでもっと安く買えるものばかりです。

要するに観光地での値段なのです。
ここで売られている駄菓子は訪れた観光客が懐かしさ含めて買うものであって、私のように普段から駄菓子を食べる人が買うようなものでは無いのです。

先ほどのインベーダーやゼビウス、マリオにしたってそうです。
ピンボールをしているときに周りの人たちの会話が耳に入ってきましたが、そのいずれも例外なく「懐かしい」という言葉を発していました。

そう、ここを訪れている人にとってはインベーダーにゼビウス、駄菓子などは全て「懐かしいもの」なのです。
懐かしいということは今はもうほとんど触れる機会の無い過去のものなのです。

ところが私にとって駄菓子は今でも日常的に食べるお菓子であり、スーパーでも普通の食料品と同じようにカゴに放り込んでいくものです。
そしてインベーダーやゼビウスはやろうと思えば1分も経たずにプレイできるものであり、インベーダーに至ってはタイメモでメタブラやクレオパトラフォーチュンを起動するついでにやったりもします。懐かしくも何とも無いどころか、むしろ両者とも複数のコレクションパッケージに収録されていて食傷気味なくらいです。

ここに着てから感じていた場違い感の源はこれだったのです。

結局柴又ハイカラ横丁や駅周辺の屋台やおみやげ屋さんでも何一つ買わず、ここは私の来るべきところではないと疎外感だけを感じて柴又を後にすることにしました。京成線の車両にこち亀のプリントがされていたのも、100巻以降否定派としてとそれを後押しされているようで切なくなりました。

ピンボールをプレイしに行かなければきっとモヤモヤしていたでしょうが、行ってみたら行ってみたらでこんな空しい思いを味わうとは年明け早々先行きが暗そうです。





沈んだ気分のまま日暮里の駅に到着しましたが、このまま帰っては一体何のためにわざわざ遠出したのか分かりやしません。

せっかくですから秋葉によって何かSTGでもしたり、ゲームソフトでもヤケ買いしてやろうかと思いましたが、そこで再びピンボール設置店の情報を見返しました。

すると神田のタイトーインに数台設置されているということで、神田まで足を運ぶことにしました。
店内に入ってみるとまばらにオンライン麻雀やビデオゲームに人がいる程度の微妙な閑散ぷりで、先ほどまでの柴又での人ごみに疲れていた身としては心地良い雰囲気でありました。

STGをプレイするにもちょうどいい雰囲気ではありましたが、残念ながら店内のイーグレット筐体にSTGは一台も入っていないどころか、パズルボブル・フラッシュポイント・上海などほとんどパズルゲームで拍子抜けしました。
タイトーなんだからネシカかダラバーACくらい置いとけよと思いましたが、そういうのは隣町の秋葉に腐るほどありますから任せているのかもしれません。

さて、店内の隅を見渡すと目的のピンボール台が3台設置されておりました。



機種は確かジュラシックパーク・リーサルウェポン・アダムスファミリーで、そのうちジュラシックパークは調整中でした。

そしてそれらの台が目に入った瞬間、さっきまで沈んでいた私の心にウキウキとした気持ちが芽生えてきました。
そこで気が付いたのです。
私がやりたいと思っていたピンボールとは柴又ハイカラ横丁に設置されているようなエレメカ的なものではなく、こういう80年代~90年代のアーケードで稼動していたものではないかと。

いずれの稼動年も90年代初頭という事で、子供の頃リアルタイムでプレイしたことがあればピンボールに対してのイメージは確かにこういう感じのものでしょう。

ともかくそのうちのアダムスファミリーに100円を投入しゲームをやってみることにしました。
そしてすぐに実感しました。

ああ、コレだ。こういうのだ。私がやりたかったピンボールってのは。

正直仕掛けの名前も役も全然知りません。高得点を稼ぐためのテクニックどころか、そもそもボールをロストしないための基本的なテクニックすらも知りません。客観的に見てもボールを下に落とさないよう、上に向かってはじき返しているだけです。

でもそれだけでも十分です。

フィールド内をボールが飛び回って、周りのものにぶつかるたびに数多くのライトがビカビカ点滅し、それらしきいいところに入ったらドットディスプレイにボーナスゲームらしき表示が出る。ボールを打ち返すたびにいろんな音と光がきらびやかに流れて、次は何が起こるのだろうと打ち返すのが楽しいのです。

結局少しゲームに慣れた事もあってか、3クレジット+ナンバーマッチでの計4クレジットで20分くらいプレイしましたが、今度はお金を損したなどとは1ミクロンも感じませんでした。それどころ今度はもう少し勉強してもっとより長く、リプレイを取れるくらい高得点を稼ぎたいと素直に思ったくらいです。あのまま帰らず神田まで足を運んでホントに良かったです。

まぁ結論としてはやっぱり私のいるべき場所をちゃんと用意してくれるタイトーこそが至高であり、任天堂もソニーもマイクロソフトもセガもタイトーの前にひれ伏すがいい!タイトー万歳!だからダラバーACの逆移植もさっさとしやがれお願いしますということで締めくくりたいと思います。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://blog01.blog31.fc2.com/tb.php/1352-3a34fedc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。