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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

片道勇者

最近よくプレイしていたフリゲRPGの「片道勇者」が一区切り付いたので、例によって適当に紹介&感想でも書きますか。

といいましてもゲームシステムの解説や特徴はリンク先の公式ページにほとんど載っているので特にしません。簡単に言えばローグライクのように自動生成される世界で、画面左から迫ってくる闇から逃げながら冒険をして目的を達成するゲームってところでしょうか。

これがかなり中毒性が高く、ゲーム開始から一気に6~7時間もぶっつづけてプレイしてしまうくらい恐ろしいゲームでした。

一体何がそんなに中毒性を生み出していたのかという話ですが、おそらくその一つは極端なまでにゲームオーバーまでのリミットが短いのがあるのではないだろうかと思います。

上でゲーム開始から常に闇が左から迫ってくると書きましたが、これに飲まれるとその時点でゲームオーバです。要はシレンで言うところのクロンの風であり、他のローグライクでもよくある一箇所に留まっての稼ぎを制限するための要素です。

片道勇者のすごいところはその制限時間の短さで、おそらく画面の一番右端にいても30ターンもその場に留まり続ければ闇に飲まれてしまうくらいの進行速度です。

冒険の世界は毎回自動生成されるわけですから、アイテムや村・町、ダンジョンといったものの配置も毎回ランダムで決まります。しかしながらマップ自体が上下に長い事もあって、このあまりにも短い滞在期間の中では全てを探索しきることはどだい不可能な話です。せっかくダンジョンで宝箱を見つけたのに開けるまでの時間が無く、泣く泣くスルーせざるを得ないなんてのはまだかわいい方で、ヘタをすればダンジョンから脱出できずにそのまま闇に飲まれるなんて事も慣れないうちはあります。しかも配置がランダムなため、街やダンジョンの入り口が水地形や山で塞がれていて進入するのに難儀な状況もチラホラ。

だからこそ常に全力で右へと後戻り不可の冒険を続けねばならず、この緊張感と短い滞在期間での取捨選択が麻薬のような中毒性を生み出していたのではないかなと思います。誇張抜きでよくこんなの思いついて形にするのかと感心するほど、かなり斬新なシステムだと思いますよ。


世界や地名の名前が純粋にランダムな名前になるので読みにくいったらありゃしません。




ところがこんなに面白く中毒性の高いゲームだったにもかかわらず、全クラスで魔王を倒して冒険者で世界の果てまで到達する頃にはかなり飽きてきて、難易度「人類には早すぎる」をクリアしたときにはもうお腹いっぱいと言う感じになってしまいました。文章のところどころが過去形になっているのはそういうことです。

始めのうちは面白さのベクトルも急角度で上昇していたのですが、飽きるのも同じくらい急な角度で下がっていった印象です。

理由はいろいろ考えられるのですが、一番の理由はやはり簡単に死ななくなったのが大きいのではないかなと思います。それは単純にセオリーを覚えたというのもそうですが、結局のところ今作があくまでローグライク風(何か変な言葉だ)のRPGであることに起因すると思います。ローグライクではなく。

その最たるものがセーブデータから何度でもやり直せるというシステムでしょう。
アイテムにしてもレベルが上がるうちに全部識別済みになるだけでなく、そもそもマイナスアイテムが存在しないためその面で苦労することはほぼありません。結局一回も使わなかった倉庫もクリアorゲームオーバー時に更新しない限り何回でも持ち出しOKという緩さです。
またモンスターにしてもいろいろと接頭辞(「強そうな~」や「最強の~」)がランダムに付く事で変化を出そうとしているのは分かるのですが、残念なことにほぼ全てのモンスターが直接攻撃しかしてこないため、極論すると敵は全てパラメーターの違うだけのキャラと言っても過言ではありません。例えばアイテムを盗むとか、魔法を唱えてくるとか、そういうモンスターごとの特徴が非常に乏しいのです。最初のうちは脅威だった魔王も街の人やダンジョンの壁に押し付けることを覚えてから余裕で回避できるようになりました。

こうなってくると当初の緊張感はどこへやら、ワナやモンスターハウスのような突発的なアクシデントもないため後は山地形での引っ掛かりくらいしか気をつけることはなくなってしまいます。それにしたって登山レベルを上げておいたりワープの薬を用いれば余程でもない限り大丈夫です。最悪定期的にセーブしとけばOKの話ですし。



ただ飽きるのが早かったと言いましても30時間というプレイ時間を見れば普通のRPG一本なみに遊んでいたのは確かですし、実際飽きるまでの中毒性は近年遊んだゲームの中でも稀に見る高さでした。太く短く楽むという印象ですが、もちろん他にいろいろやりこもうと思えば色々出来ることはあるはずです。私はやりませんけど…。

ともあれ満足度自体はかなり高かったため、興味のある方はぜひプレイしていただいて損は無いはずです。

以上フリーのスクロールRPG「片道勇者」の紹介&感想でした。

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