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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

だからスカートでもいいから履きなさい

てっきりパンツ丸出しにも肌の露出が高いほうが魔力の伝導率が高まって攻撃力が上がるとか、一応それなりの設定があるのかと思っていたのですが、主人公らしき娘がエンディングで軍から離れた後も普通にパンツ丸出しで生活しているようで唖然。ということはこの世界ではいわゆるズボンやスカートの類は存在せず、男の人や老人も皆下着丸出しということなのでしょうか。もう何が何だかワカリマセン。

という訳で(どういう訳?)、少し前からプレイしている360のストライクウィッチーズ 白銀の翼ですが、とりあえず難易度ノーマルノーコンでクリアできるくらいにはなったのでそろそろいつものように語ろうかなと思います。

おっとその前に但し書きをしておきますと、私は原作のストライクウィッチーズという作品について全く見たことありませんし、絵柄から女の子ばっかりのアニメなんだろなーくらいの認識です。2DSTGだからとりあえず買ってみた以外の理由はありませんので、キャラゲーにあって当然の原作補正など一切かからないことをご理解ください。

その上でまずいきなり結論から書いてしまいますと、

かなり面白いですコレ。

前述の立場のためキャラゲーとしてどうかは分かりませんが、それ抜きにしても一本の2DSTGとして間違いなく良作だと自信を持ってオススメできます。個人的には現世代でやたら360に集まっている2DSTGの中でも上位に入るくらいです。

プレイする前は地雷も覚悟していただけに何とも予想外ですが、ではどの辺りがそう思わせてくれたのかシステム等を紹介しつつ書いていくことにしましょう。



ゲーム内容は全6ステージ+αの横スクロールSTGで、メインのストーリーモードでは3人一組の部隊を選び、ステージ間や途中に会話デモが挟まれる形で進行します。一回クリアしてもうストーリー要らないよという方のためにはアーケードモードもありましてこちらでは会話デモは一切無く、使用キャラ3人を計12人の中から自由に選べるようになっています。
なおどちらでも一度クリアしたところまでを開始ステージとして選べるので(ステージ5までクリアしていれば1~5まで)、時間がない人も安心です。無限コンテなので最後まで行くだけなら誰でも進めるんですけどね。

操作的な特徴として2DSTGにもかかわらずショットが右スティックに割り当てられている点でしょう。
これはXBLAで配信されている全方位型のSTGなどではお馴染みの操作なのですが、強制スクロールが普通のアーケードスタイルの2DSTGではほとんど採用されておらず、まもるクンやアンデフHDのニューオーダーといった移植作品のオプションで選べるくらいです。これの利点は移動方向とショットの向きをそれぞれ独立させられ、360°全方向へ攻撃できる点です。

システム的な面ではまず3人一組の編成が挙げられます。
ストーリーでは固定、アーケードでは好きなキャラを3人選ぶのですが、実際に操作及び当たり判定があるのはリーダーの1人で、あとの2人はサポートとして付随する形になります。リーダーの切り替えはボタン1つでいつでも切り替え可能です。

ポイントはキャラごとにスピード・ショット性能・魔力解放(後述)・特殊能力がそれぞれ違っている点です。
単純にショット一つとってもワイド・ストレート・貫通・ホーミング・単発高火力タイプといった具合にキャラごとの差別化がされており、いろいろな組み合わせが考えられます。またリーダーのときとサポートのときで火力が変わる(落ちる)ので、状況に応じて誰をリーダーにするかという戦略性もあります。原作再現度はどれくらいなのかは知りませんが、この辺りのキャラごとの性能の違いはなかなか面白く、単純にSTGとして選択と攻略の楽しさがあります。

クリアやスコア稼ぎが目的なら有利なキャラは自ずと決まってきますが、そこで敢えて自分の好きなキャラにこだわってプレイするのももちろんいいでしょう。キャラごとの個別ファンが多そうな作品ですし、ランキングではキャラの組み合わせも記録されるだけになおさらです。


そしてもう一つ、リーダーだけでなくフォーメーションもボタン1つで切り替える事が出来ます。用意されたフォーメーションは3つ。
まずはリーダーを中心としたV字型。広い範囲への攻撃が可能で使い勝手のいいフォーメーションなのですが、その分攻撃が若干分散してしまうのが欠点です。特にサポートのショット位置が上下にずれるため、ボス戦でのダメージ効率が落ちがちです。
次にV字型とは反対にサポート2人が後ろを攻撃する前後型。これはもう見たまんまで前後への攻撃が特徴です。元々全方向に攻撃できるためさほど重要性は高くないように思われますが、前後同時に敵が出現したり取り囲まれる場面ではやはり抜群の効果を発揮します。単純に360°一斉掃射を行う場合でも半分で済むのもポイント。ただしやはり攻撃がV字以上に分散するため使いどころを間違えると危険です。
最後は追尾型。平たく言うとグラディウスのオプションです。利点はキャラを重ねられるため、ボス戦などで火力を集中させやすいという点です。逆に言うと攻撃範囲は狭まるため位置合わせが重要です。面白い使い方としてはサポートキャラは無敵という長所を活かして敵にめり込ませるなんてのもアリです。


最後は魔力解放/一斉解放についてです。
いわゆるボム的な扱いの攻撃手段で、発動には画面上に表示されているキャラごとの魔力ゲージを消費します。
一斉解放は全員のゲージがMAXのときのみ使え、全員で強力なショットを放つのと同時に数秒間敵弾やレーザーを無効化するバリアを展開します。強力な攻撃ももちろんウリですが、攻略においてはバリアのほうが極めて重要です。

ゲージ自体は時間が経つと自然に回復しますが、消費する魔力の量と回復力はキャラごとにバラバラです。おそらくこの辺りの設定は原作を踏襲しているのだと思いますが、そうでなくとも一斉解放及びバリアの性質を考えるとより一層キャラの選択に悩みが広がります。

でゲージが全員MAXでないときだとリーダーだけが攻撃する魔力解放になるのですが、こっちの方は攻撃力で劣るだけでなく肝心のバリアが出ないので正直ゲージ管理や発動タイミングをミスったペナルティのような扱いです。



システム的にはざっとこういった具合でして、2DSTGとしてはチーム制によるキャラの組み合わせと右スティックを用いたフォーメーションの使いこなしが特徴でしょう。

しかし何より一番はそれらを踏まえたゲーム内容自体がよく出来ていることに尽きるんですよ。やっぱり。

全方向から現れるいろんな敵に対してリーダーやフォーメーションを瞬時に切り替えて対処していくのが楽しくて仕方ないのです。
その敵の出現パターンにしても前→後→前後同時といった具合に順序を追っていたり、固い敵の合間にスピードのあるザコが隙間を狙ってきたりときちんと考えられており、テンポも忙しくいい意味でボスまで休む暇なく集中する必要があります。
また敵の動きや敵弾の攻撃傾向および右スティックでのショットから考えると、どうやら円運動を使って回避するようデザインされているようでして、それが結果的に画面全体をグルグル動き回って他のSTGよりも圧迫感が少なく感じます。前述のようにまもるクンやアンデフHDでも右ショットは搭載されていますが、既存の操作方法にただ右ショットを付け加えたそれらと違って、今作の場合一から右ショットを前提としたゲームデザインのため違和感がありません。

かように道中は忙しい反面ボス戦は割と他の2DSTGのボス戦と似たような感じで、細かい避けやゆっくりとした動きが重視される構成になっています。偶数弾や奇数弾の避けかたといった他の2DSTG全般から(へ)応用できる攻撃も多く、これ1本で道中の全方位型とボス戦の強制スクロール型の2つを味わえると言っても過言ではありません。

またキャラゲーとあって普段STGをプレイしない層に対する、主に難易度面での配慮も個人的には好感触です。
その最たるものが8メモリもあるライフ制です。

STGでライフ制と聞くとその分ダメージが多かったりするのが常ですが、このゲームではかなりフレンドリーになっており難易度ノーマルだと敵弾1発で1しか減りません。レーザーだと2減るのですが、その分レーザーは危険なので積極的にバリアを使って回避するのが得策だと教えてくれます。一斉解放に必要な魔力を自然回復にしているのも変に躊躇せず使ってもらうための措置なのでしょう。

そして!ステージ中には回復アイテムこそありませんが、何と1ステージごとに全回復すると言う太っ腹な仕様です!つまりステージ1や2で多少ダメージを受けたところでクリアには何の支障もきたさないのです。もちろんスコア的には被弾数が多少のペナルティになるのですが、一度のミスが最後までずっと尾を引くのが当たり前のSTGにおいてこれは実に優しいです。

敵の出現の仕方についてもちゃんと背景に予告を出したり、攻撃の際も効果音やレーザーの軌道予測で危険をあらかじめ予告したりと地味ながら配慮の跡が伺えます。他にも一斉解放/魔力解放のためのゲージ状況にしても実際のゲーム中で画面の上など見ている余裕が無いことを理解したうえで、自機周辺のオーラの色やチャージ音でゲージが溜まったことを教えてくれるなどそういった気配りは随所に見られます。


その一方で高難易度やスコア稼ぎといったより深い遊び方を求めるSTGマニアに対する配慮もしっかりカバーされています。
難易度をノーマルからハードにすると段違いに敵の攻撃が激しくなるだけでなくライフの減り方も2倍になるため
、ステージごとに全回復するといっても他のアーケードSTGに負けず劣らずの難しさになります。実績も用意されていますが、これもいい具合に段階を踏むようになっていて挑戦しがいあります。
スコア稼ぎにしても一斉解放やサポートキャラのショットで敵を倒したほうが落とす勲章が増えるため、ただ敵を倒すだけでないプレイの仕方が要求されます。どうでもいいですが10万点になった勲章を集めているとライデンファイターズの10万点勲章モードの時の様なテンションになってしまうのは私だけでしょうか。



では褒めてばかりなのも何なのでここからは不満をいくつか。

おそらく最大の欠点はゲーム画面の地味さ、これでしょう。
キャラの立ち絵や一枚絵はパッケージ同様でたぶんアニメと同じクオリティだと思うのですが、肝心のSTG部分でのゲーム画面が自機・敵・背景全てにおいてチープ&地味過ぎ。変に3Dのモデリングしているせいでイラストとあんまり似ていません。でまた悪いことに敵のネウロイとやらが全体的にキューブ模様のついた飛行機やら戦車やらといった外見的に非常に地味な姿のため、あまり代わり映えしない背景と相まって、傍から見るとずっと同じ敵と戦っているように見えます。実際にプレイしていると全方向から攻めてくる敵への忙しさのため退屈と言う感覚は全く起きないのですが。ただこの地味さと忙しさのせいで敵の存在に気づかず被弾してしまうといったケースが割と起こるのは確かです。特に左右から攻めてくるような場面ですと視野の関係もあって喰らいやすく、そうなるとちょっとイラッとします。


これはゲーム内容そのものではありませんが、どうにも操作デバイスとの相性が良くないです。右スティックでのショットが前提のためSTGプレイヤー御用達のアーケードスティックが使いづらいのもありますが、一番の問題は360標準パッドの左スティックです。アナログ的な操作をするには実に素晴らしいデバイスなのですが、こと細かい操作を要求される2DSTGにおいては全く向いておらず、これで弾幕の隙間をかいくぐるような避け方をするのは拷問に近いです。かといって方向キーは誤作動当たり前の飾りのような存在です。ゲーム内容を考えると細かく動くのではなく大きく動いて回避し、一斉解放によるバリアでやり過ごすのがベターなのでしょうが、難易度が上がるとそうも言ってられなくなります。

私はホリパッドを使っているのでこの辺は大した問題にはならなかったのですが、せっかく入り口が広く奥が深い内容になっているのに操作デバイスで無闇に難易度を上げてしまっているのはもったいないです。


あとここまで書いてきたことは全ていちSTGオタの感覚に基づくものなので、原作ファンからすると全然参考にならないということでしょうか。そういう方たちからするとストーリーも短く、キャラも似てない上にコンティニュー連打で1時間で終わるクソゲーと言われても否定はしません。

と言いますかそもそも何故2DSTGにしようと思った

元々の題材を考えればアドベンチャーやシミュレーションが絵的に向いているでしょうし、STGにしても3DSTGのほうがグラフィック的に映えるのは原作を知らない私から見ても明らかです。
結果的に面白いゲームが遊べたので私は満足ですが、この企画考えてガルチに開発持ちかけた人は余程の酔狂な方なのでしょう。悪いですけどこんな絶滅寸前ジャンルと手を組んでもストライクウィッチーズ側に何一つメリットありませんよw



とまぁこんな具合でしょうか。

いずれにせよ私の目が曇っていなければ1本の2DSTGとしてかなり面白いのは確かです。
さすがに発売日に定価で買っていてもというのはちと厳しい…いや?でもこれくらいの内容なら定価でも十分価値はあるかも…しかし発売前のスクリーンショットなどの情報だけで予約するのはムリですってw
とりあえず原作に興味が無くともSTG好きなら中古で3千円くらいでも元は取れると思うので、360で出てる他の下手なSTG買うよりはよっぽど有意義です。なおPSPにも移植されているようですが操作性の関係上オススメはしません。

以上360の2DSTG群における意外な伏兵「ストライクウィッチーズ 白銀の翼」の話でした。

せっかくなのであえてもう一回アフィも貼っておきましょう。



限定版の定価とかファンから搾り取る気満々の典型的キャラゲー商法なのに、何でガルチがオリジナルで過去最高と言えるほどいい仕事したのかが一番の謎です。

コメント

ちょっとamazonokしてくる

ホリパッドを床(ゴミの山の中)に放置してたらボタンが反応しなくなってた人が来ましたよ。

入手も困難になってるし詰んだ\(^o^)/

  • 2013/05/31(金) 23:05:25 |
  • URL |
  • さい #qKxgyVuY
  • [ 編集]

放置してるからkonozamaですよ

さぁ早くホリパッドを分解して純正パッドからゴムを移植する作業に戻るのです!

といいますか冗談抜きでいつの間にか新品が入手困難になってますな。じゃあ観念して純正パッドで避けて下さいm(_ _)m

  • 2013/06/02(日) 01:27:08 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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