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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

恐怖!ムルムル遺伝症"廻"

さて、最近プレイしていたフリゲRPGの「恐怖!ムルムル遺伝症"廻"」が終わったのでいつものごとく紹介&感想といきましょうかね。



といいますかまず最初にツッコんでいいですかね。

もっと他に何かいいタイトル無かったんかい!
言っては悪いですが、タイトルだけ見るとインパクトこそありますが、その反面どう見ても地雷にしか見えません。果たしてこの名前だけ見て一体どれだけの人がプレイしてみようと思うのでしょうか。…いや、でもフリゲに手を出すような人なら気にしないのかもしれませんが。

本作はタイトルにもある「ムルムル遺伝症」という不治の病が蔓延する世界を救うべく主人公たちが冒険するというストーリー…ではありません。

簡単に説明しますと、封鎖された地下世界で目覚めた主人公フウミが各地を仲間と共に冒険しつつ、自分の正体や地下世界に秘められた謎に迫っていくというそんな感じのストーリーです。

システム的には敵を倒して経験値やお金を稼ぎ、装備品を整えて強くなるオーソドックスなコンピューターRPGのそれです。

戦闘面での特徴を強いてあげるのなら特技の覚え方がレベルアップではない点でしょうか。
各キャラクターにはそれぞれ特技を覚えるための特定のアイテムが存在しておりまして、それらを消費する事で特技を習得します。その特定のアイテムはフィールドのいろんな場所に落ちているほか、サブイベントなどでも手に入るため、単純にレベルを上げるよりもそれらを探す方が結果的には戦力の底上げに繋がります。(レベルアップでの上昇幅があまり大きくないので)

しかしあくまでも戦闘関連はオーソドックスなRPGの域を出ておらず、正直それほど特筆すべき部分ではありません。



それよりもやはりこのゲームのキモとなっているのはキャラクター含めた世界観ではないでしょうか。

記憶の無い主人公フウミは自身の正体を探るべく旅に出ますが、それはある意味この世界について何も知らないプレイヤーの姿と同じです。そして各地を旅する課程でこの世界について少しづついろいろな事が分かってきます。

どうやらこの地下世界は何らかの理由で地上から切り離された空間であるということ。
地上へ繋がっているらしい場所はあるものの、そこまでの道のりは遠く危険もかなり伴うらしいということ。

はじめのうちはこの程度でならばと地上を目指すのが目的になるのですが、事実はそう単純ではない事が徐々に明らかになります。

実は人々が地下世界で暮らすようになったのは地上がある理由で住めなくなったからでありますが、科学技術が発達しているおかげで地下でもほとんど地上と変わらない暮らしを送れています。しかし地下世界で緩やかにですが確実に生命力を失いつつあることに気付いた人々は、その状況を打開するために一線を越えた所業を行っていきます。人体実験・遺伝子の改竄・優秀な能力を持った人間の選別・幽霊のような心の力を持たせる実験・心を持ったアンドロイドの作成etc…綺麗事ごとだけでは生きていけないある種の生々しさを感じさせてくれます。

地下世界を旅する中でそういった生きる事の業のようなものをたくさん目の当たりにした主人公たちが何を感じ、どう悩んで、どう行動していくのか、そういったところが本作の魅力ではないかなと私はプレイして思いました。



とまぁ重苦しい感じで書きましたが、そんなずっと考え込ませるような展開ばかりというわけでもなく、サブイベントや小ネタも含めてキャラ同士の楽しいやりとりも豊富です。といいますかちょっと百合要素が強すぎ。



個人的には感情表現がストレートで他のメンバーから弄られがちなアリシアがお気に入りです。


ゲームバランスは全体的に良好だと思います。特にダンジョンでも回復ポイントが頻繁に設置されているおかげで一回の戦闘がサクサク終わり、その分上述の特技習得アイテム探しといった探索があまり苦にならないのは好印象です。ただし後半(ウラシル以後)になると急激にザコ敵が強くなるため、そのための対策をきちんと考えないと危険です。




先手を取られると即死もありうるので敏捷を最優先にして、後はアリシアとベルの火力を上げる方向でいくといいと思います。ちなみに上の画像ですと先制でクリティカル100%の全体2回攻撃を繰り出せるという超火力重視の装備。



ではここからは不満や気になったところでも…といいましてもほぼ一つしかありません。

それはアイテム関連に纏わる諸々の部分です。

まず同梱テキストにも注意書きが記載されていますがアイテム多すぎです。
このゲームでは敵の落とすお金はかなり少なく、その代わりに素材アイテムを頻繁に落とすのですがこれがほぼ全ての敵で異なります。それだけなら種類が豊富でむしろ褒めるべきなのですが、問題はアイテムが増える事でアイテム欄の処理が重くなってしまう事です。

このため不要なアイテムはどんどん売っていくことを推奨されていますが、困った事に後半になればなるほど、強力な装備になればなるほどたくさんの素材アイテムを集めなくてはいけないためアイテム欄がどんどん増えていくのです。加えてアイテムは合成だけでなく、クエストの目的になっていることも多いためそうなるとますます捨てたり売るわけにはいきません。また性質の悪い事に序盤や中盤で手に入って特に使い道の無かったアイテムが強力な専用装備や後半で受けられるクエストで必要な事もあったりする始末です。
極めつけに請け負ったクエストやイベントのダイジェストまでアイテムとして扱われる(説明文で内容が表示)のは正直ウンザリするほかありません。

しかもこれだけ大量のアイテムがあるにも関わらず、アイテム欄でのページ送りコマンドが無いため預けたり売ったり確認するのさえいちいち時間がかかる事この上ありません。

こんなにもアイテム関連の整理が面倒くさいにもかかわらず、合成やクエストでアイテムを数多く集めなくてはいけないのははっきり言ってストレスフルです。たくさんある換金するしか使い道の無い素材アイテムも世界観を深めるという点では面白いのですが、このように快適なプレイを阻害する要因となっているのでは無くしてしまってもいいくらいです。



といったあたりでしょうか。

クリアまでは大体25~30時間といったところで、いろいろ隠し要素や周回要素もあるのでハマった人はもっとやり込めるでしょう。なお最後までプレイしてもタイトルの意味はよくわかりませんwいや、一応ムルムルたんという緑髪でタイトル画面にも出ているヒロイン?的なキャラはいるのですが、何故に遺伝症なのかさっぱりわからん。

余談ですが書いている途中でリメイク前の「恐怖! ムルムル遺伝症」も見つかりまして、どうもリメイク前と後で内容が結構違うようなので興味のある方は両方プレイして見比べてみるのもオツかもしれません。

というわけで百合百合でややグロでムルムルなフリゲRPG「恐怖!ムルムル遺伝症"廻"」の紹介&感想でした。

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