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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

怪奇!ルサルカ彗星館&“潜”

最近プレイしていたフリゲRPGの「怪奇!ルサルカ彗星館」とそのリメイク版の「怪奇!ルサルカ彗星館“潜”」が終わったので例のごとく紹介がてら感想といきますか。

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と、本題に入る前にタイトルのセンスに何か見覚えがあるなと思った人は鋭いです。
そう、以前に紹介した事もあります「恐怖!ムルムル遺伝症」&“廻”と同じ開発者の方によるゲームなのです。恐怖ときて怪奇ときたら次は驚愕とかでしょうか。そしてタイトルの絵がムルムルの頃に比べるとかなり上手くなってますなオイ!


ストーリーとしては大学に飛び級で進学している天才少女の主人公ノアがルサルカ彗星館という怪奇現象に満ちた館を探検するお話…ではなく、引率として同行した施設の女の子が迷子になってしまったため、彼女を探して海洋博物館を冒険するという話です。

舞台となるブルーアーク海洋博物館は水族館兼研究施設という感じの建物でして、一般に開放されている第1層は水族館そのものですが、2層以降は関係者立ち入り禁止になっています。
迷子の子が下の層へ降りていくのを見かけたノアは彼女を追って下の層へと足を踏み入れますが、そこには環境の変化や人工的な研究の結果生まれた危険な海洋生物が多数徘徊している施設になっていました。
ノアは仲間と共に探索を進めるうちに、今この世界に起きつつある環境の変化やこの施設で行われている研究の内容、自身の運命などについておぼろげながら知っていくことになります。

で、これはムルムルプレイ済の人向けなのですが、ぶっちゃけると世界観的にはムルムルの前の話です。この頃はまだ人類は地上で生活していますが、やはり世界各地で異常の前触れが多数観測されている状況で、海洋博物館の下層で襲ってくる生物たちも各地で異常進化を起こし、研究のために集められたという感じの生物ばかりなのです。作中の共通ワードやキャラ的に数年という短いスパンではなくある程度、一世代くらい前でしょうかね?ムルムル(廻)をプレイした人なら主人公ノアの正体もストーリー展開や特殊能力で何となく察しはつくと思います。


ここからはシステムについて。
基本的にはザコと戦って経験値を稼ぎ、装備調達&レベルアップを繰り返して進めていくオーソドックスなRPGですが、いくつか本作ならではの味付けもあります。

まず一つはレベルアップ時の成長率について。

ScreenShot_2016_0709_01_24_16.png

レベルアップの時には当然各種パラメーターがアップするのですが、その数値はステータス画面に表示されている値(の10分の1)によって決まっておりまして、これらは各種成長率アップのアイテムによってのみ上昇します。
この各種成長率アップアイテム(タブレット)は各地の宝箱や交換、強敵のドロップなど比較的豊富に手に入るため、これをいかにレベルアップを抑えつつたくさん手に入れ、そして誰にどう振り分けるのかがポイントになるでしょう。
アドバイスとしては攻撃に関しては攻撃力か魔法力にそれぞれ特化し、それ以外はある程度バランスよく振った方がベターかと思います。ルカはノアとネルの平均が成長率になると思いますのでそういう意味でも彼女はバランス型でいいでしょう。


お次は装備と特技。
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ノアとネルには特殊能力という物が無く、戦闘中に表示されるコマンドは基本的にこの装備欄で装備した物でしか行えません。
武器攻撃で使えるのは2つの武器欄に装備したものだけで、何も装備していないとそもそも攻撃できません。特殊能力は4つある装飾欄に装備したものだけが使えまして、いわゆる魔法や特技の類もここに装備することになります。
このゲームでは武器・魔法共に多数の属性が設定されており、これの相性によって戦闘の難易度が天と地ほど変わります。特に各種タブレットをくれる強敵やボス戦においてはここの選択が攻略の約8割をしめるくらいと言っても過言ではないため超重要です。
厄介なのはステータス異常防止やパラメーターアップなどいわゆる通常のアクセサリーもこのカテゴリーなことで、耐性をガチガチに固めた結果、戦闘では行動の幅が極端に限られることもしばしば。アイテムコマンドも専用のアイテムを装備しないと使えないのでなおさらです。なおルカのみは専用の装備でいくつかの魔法・特技が使えるので他2人よりも制限は緩いです。ズルい。


そして装備品は主に戦闘終了後に敵が落とす宝箱から入手するのですが、これが宝箱の色によって消滅確率が設定されており、ランクの高い宝箱の場合確率10分の1以下で上手くいけば1個の宝箱から10個20個とアイテムを入手することが可能なのですw
同様に装備品にもランクが設定されておりクジ引きガチャのようなシステムと言っていいかもしれません。
そんなにアイテムが手に入るんじゃアイテム欄がすぐに飽和してしまうのではと危惧されることでしょうが、その対策としてある程度までのランクの装備品やアイテムを自動で売却してくれるシステムも用意されておりなかなか考えられております。
ただし、それでも上述の戦闘システムの兼ね合いもあってアイテム数はいやがうえにも膨れがちになってしまい、整理も煩わしいです。この辺は開発者の方もムルムルで気にはしていた模様ですが、やっぱり今作でも解消とまではいかず気にかかる問題点と言えるでしょう。



クリアまでのプレイ時間は人にもよるでしょうが7~8時間、長くとも10時間とRPGとしては短編の部類に入るでしょう。

システムのところでも所々触れましたが、全体的なバランスは結構尖っていると思います。
特に各層の強敵や後半のボス敵はどいつもこいつも初見ではまず全滅当たり前という連中ばかりで、それに対してどういう対策を取るのかという攻略を探るのがしんどくもあり、同時に楽しくもあります。

そして各地に残されたレポートや会話からこの世界や研究所に秘められた謎を推察するのもまた一興です。

ノアは迷子の少女を探すためには研究所のより深層へと向かわなければなりません。
けれども研究所に隠された真相を一つ、また一つと知るたびに深層へは向かいたくなくなってくる…ノアと同様プレイヤーもきっとそんな不安で複雑な思いを抱えるでしょう。この構成とそれを掻き立てるような敵キャラの自作グラフィックや海洋博物館全体に漂う雰囲気はまさにタイトル通り怪奇と言って良いでしょう。



でここからはリメイク版の“潜”についてです。

ストーリーはムルムルの時と違っておそらくほとんど変わっていないと思われますが、それ以外のシステムやゲームバランスでいろいろ変更点があります。


レベルアップ時の成長率ですが、タブレットによるドーピングが無くなり特定レベルごとに得られるボーナスポイントを任意に振り分ける形に変更されました。どのパラメーターに振り分けるのかはプレイヤーの任意ですが、それとは無関係にレベルアップである程度成長率は伸びるためそこまで振り分けに心配せずともよくなりました。


装備品と特技についても調整が加わっています。
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特に大きいのはノアとネルにもルカのように特技が使用可能になる専用の装備品が追加されたことで、その特技もレベルアップで習得するため、無印のように装備品によって大きくコマンドが制限されることが無くなりました。また地味にアイテムコマンドもデフォで追加されています。あれ、ポーチの意味は!?

戦闘自体のバランスもかなり手が加えられており、初見全滅上等だった無印と比べると全体的に幾分易しくなっています。
何気に戦闘中に図鑑を見れるようになったのは大きいです。無印ですと倒した後じゃないと見れず、後から弱点が分かっても遅いんだよ!ってツッコむのが当たり前だったのでw


後はクリア後に隠しダンジョンとして終盤あったランダムダンジョンのパワーアップ版が用意されているのが大きな違いでしょうか。
ScreenShot_2016_0709_01_28_38.png
…一応補足しておきますとこのゲームやムルムルですとメルヘンというのは強力なパワーアップ状態でして、それが開幕3ターン続くメルヘンリングをネルに装備させているのです。別にネルがメルヘンな女の子というわけではありませんよ?


総合的にはゲームバランスが無印と比べて全体的にマイルドに調整されており、これからプレイするのならこちらの方がいいかもしれません。
しかし個人的には無印の尖ったバランスの方が苦労の思い出も含めて好きだったりします。特に強敵を倒してもタブレットを落とさなくなったので無理してでも挑む意義が薄れたのが寂しいです。


という事で以上「怪奇!ルサルカ彗星館」とそのリメイク版「怪奇!ルサルカ彗星館“潜”」の紹介&感想でした。

コメント

そんな餌に釣られパクッ

エクステンス稼ぎに終わりが見えかけたタイミングで面白そうなゲームが紹介されている!

無印の方は成長システムが難しそうですなー。
とりあえずやたらめったら無計画にレベルを上げてはいけないということだけ把握できましたw
当たりのタブレットを引けなければ場合によってはセーブポイントからやり直したりすることになるんですかね。

>主人公の正体
ご丁寧にプレイ済の人向けとあったのに目に入ってしまった…。
ルサルカだけやるならムルムルの方はプレイしていなくとも問題無さそうですが両方やるならムルムルからの方が良さげでしょうか?
百合百合という言葉に惹かれたわけではないですよ、はい。

  • 2016/07/11(月) 05:11:08 |
  • URL |
  • TOS #-
  • [ 編集]

餌という名の積みゲーは山ほどある

とりあえずメダ9が終わって一区切りついてからは、手持ちの積みフリゲーやSteamでの積みゲーで目に付いたものを消化していっている感じです。

>成長システムが難しそう
成長システムは所詮振り分け先が2人だけですし、レベルも制限があるわけでもないのでそんな難しくありません。手に入るタブレットは固定なのでそこでの運要素もありません。

それよりも後半のボス対策の方が装備品や相手の攻撃パターンではるかに悩むので、潜の方が遊びやすいでしょう。

>プレイするなら
いや、根幹のキャラ設定など共通しているワードは多いので、ムルムル廻の方はプレイしておいた方がいいでしょう。
ストーリー的にはムルムル廻の前日譚(外伝)という感じなので、あっちを気にいった人向けかと。

>ユリユリ
確かエンディング分岐条件の一つに「ダブルベッドで誰と寝るか」っていうのがあったようなー(棒)

  • 2016/07/13(水) 01:23:30 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

ジャンプ捨てられない症候群

どれから手を付けていいか分からなくなりそうなので積みはしないようにしてるんですけど終わったゲームを消せない症候群を患いました。

>やるならムルムルから
ありがとうございます。
ムルムルに少し手を付けてみましたがレベルはあれども特技を覚える石が足りなくて困ってる未来が早くも見えますな。
属性が魔法以外に物理にもあったり、レベルを上げてもステータスの伸びが微妙だから装備の白いアレを外して遊んでる余裕はなさそうだったりで苦労しそうですw

>ダブゥベッド
あ、ここセーブデータ複数取るところですねー(真顔)

あ、筒香ホームラン!

  • 2016/07/15(金) 19:59:55 |
  • URL |
  • TOS #-
  • [ 編集]

積み雑誌(物理的に)

帰宅したら既に交代してるし…大谷がヒーローインタビューでヤマヤスジャンプの感想聞かれて戸惑ってるし…。

>終わったゲームを消せない
昔ならともかく数百ギガのHDDが当たり前のこのご時世に消す必要はどこにもないのでは?(素)

>未来から遊ぶ
プレイしたのが3年くらい前なので記憶が若干あやふやですが、確か特技習得用のアイテムは後半にいくらでも作れたはずなのでそんな神経質になる必要は無いかと。

>寝る前にセーブ
3~4か所あって全部同じキャラと寝ないとダメだったのであんまり意味は無いかと(素)

  • 2016/07/17(日) 01:13:20 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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