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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

TAITO TypeX

皆さんは「TAITO TypeX」というアーケード基板をご存知でしょうか?
その名のとおりタイトー開発のアーケード基板ですが、一枚基板ではなく、システム基板(マザーとサブに別れている)になっております。

このTypeXとは2004年に発表され、PCベース(Windows環境)による開発のし易さや開発費のコストダウンなどをウリにいろいろなメーカーが開発への参入を表明していました。

ところが新作がリリースされるたびに いろいろと問題点が浮き彫りになってきて現在では開発側・オペレーター(ゲーセン)・ユーザーの全てからそっぽを向かれております。

ではどういう点が問題だったのかというと、

①:特徴・仕様
この記事)の文中に基本仕様が書かれていますが、まぁPCに詳しい人からするとハイエンドどころか標準的な性能以下だそうです。

加えて「ゲーム内容に応じてCPU・メモリ・ビデオカードなどを切り替え可能」と拡張性を強調しておりますが、逆に言えば規格が統一されていないという事でもあり、店によってプレイ感覚に差が生じる事があるのです。

②:入力遅延
レバーやボタンの操作が画面に反映されるまでに遅れが生じるという事です。時間的には3~5フレーム、0.05~0.1秒といったところでしょうか。RPGやSLGでは気にならないでしょうが、シューティングやアクションでは操作性に違和感を覚えるレベルです。
「テトリスザグランドマスター3」や「翼神」をアーケードでプレイした事のある人なら思い当たる節があるでしょう。最近だと「式神の城Ⅲ」がこのTypeXでの開発なので遅延が問題視されております。

しかもよりによってシューティングが多い(翼神、雷電Ⅲ、HOMURA、式神Ⅲ)のも遅延を目立たせる一因になっています。

③:値段
とにかく基板が高い。マザー+サブの新品セットで30万を越えるのもザラです。最新作の式神Ⅲなんて40万越えです。
マザーは1回買えばいいので仕方ないとしても、サブが高すぎです。シューティング・パズル(テトリス)・麻雀(ホットギミック)といった現在のアーケードではあまりインカムが見込めないジャンルが多いにも関わらずこの値段の新作は導入する店にとっては痛すぎです。

なお各地のタイトーステーションでもこのTypeXはあっても大抵1~2台しか見かけません。タイトーは自社系列の店にすら置けないような高い基板を売りつけているという訳です。


ざっと挙げただけでもこれぐらいはありますね。
ロンチタイトルの「翼神」の出来があまりにもアレだったというのもオペレーターやユーザーを不安にさせたのでしょうね。

ちなみにケイブとトレジャーも当初はこのTypeXに参入を表明していましたが、結局両社とも一本もゲームを出すことなくパートナー企業から名前を消しました。アーケード、それもシューティングで定評のある両社が開発撤退という事実がTypeXの性能を物語っているでしょう。



いやー各地で叩かれているPS3の比じゃない位に叩きましたね。じゃあ何で急にそんなことをしたのか、何かタイトーに恨みでもできたのかという事になりますが、そうじゃないです。













目の前にあるからなんだよ……

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