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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

21ピン→AVマルチ変換ケーブルを作ろう!

よい子のみんな~今日は思い切ってRGB21ピンをAVマルチに変換するケーブルの作成にチャレンジしてみようか!

…1年くらい前にも似たような書き出しでハーネス作成記事を書いたような気が…という事はもちろんこのままの文体で最後までいけるはずが無いのでさっさと普通に戻します。


ご存知のようにモニタが壊れてからしばらくアップスキャン+液晶でゲームをしていましたが、やっぱりブラウン管でないと快適にプレイできないという事を実感しました。
そこで新しいゲーム用のブラウン管を先週注文し、それが今日到着しました。

購入したのはSONYのWEGAシリーズのKV-21DA55という21インチのカラーテレビです。といってもテレビを見る気は無いのでアンテナ線はつながずに放置してありますが。WEGAを選んだ理由は言うまでも無くAVマルチ入力、その一点に尽きます。後は以前のモニタと同じ大きさ・BSも見ない(+懐と相談)といった理由からKV-21DA55にしました。さりげなくD1端子もついているのですが、繋ぐゲーム機を考えるとあんまり必要無いのがちと悲しいです。

AVマルチについてご存知無い方のために説明しますと、AVマルチというのはSONY製のカラーモニタ・テレビにだけ搭載された、要はSONY独自規格のRGB接続です。

多くのゲーム機をRGBで遊んでいる私にとって近年のモニタでRGBが入力できるというのはブラウン管の寿命などの面から非常にありがたいことです。
ただし、ここで問題が1つ。
プロフィールシリーズのように標準規格のRGB21ピンと違い、SONY独自規格という事から標準ケーブルはPS(及び他の家電)用のものしか発売されておりません。社外品で6機種対応AVマルチケーブルなどもありますが、サターンやアーケード基板のが無いのが個人的には大問題です。対応してくれという方がおかしいのですけどね。

それを解決してくれるのが、RGB21ピンからAVマルチへと変換するケーブルでして、ゲームテック製のものや、あるいはTOKYO RGB HOSPICEのように個人で変換ケーブルを作成されているところもあります。

ただ両方とも現在では生産終了・販売中止になっており、相場をチェックしてみると結構高値で取引されているのが現状です。

ならばせっかく手元に半田作業用の道具があるのだから、この際自分で変換ケーブルを作ってしまおうというのが今回の主旨です。



PS専用RGBテレビをサターンでも使いたい!
プレイステーション用AVマルチ端子アダプタ(RGBコネクタタイプ)製作記事
AVマルチ端子のピン配置
RGB21ピンのピン配置


今回作成にあたって参考にさせていただいたのが以上のページです。本当は途中の画像も入れたいのですが、相変わらずアップできないので画像は無しです。
私には電子工作の知識も経験もありませんが、このように先人の体験記がネット上にあるというのはそういった人間にとって本当にありがたいことです。

要はAVマルチケーブルの各ピンとそれに対応した信号の21ピンの各ピンをつなげばいいわけですね。

さて、材料は
・AVマルチケーブル(VMC-AVM250)
・RGB21ピンのメス側
・半田作業用道具
で、後はワイヤーストリッパーやテスターなどもあると便利です。先日RGB21ピンのメス側を買っていったのはこのためなのですね。半田ごてなどは以前ハーネス作成のときなどに揃えたので後はケーブルを待つのみ。

という訳でテレビ到着の同日、あらかじめ注文しておいたAVマルチケーブルが先に来たので作成開始。どうでもいいですが、カタログやテレビは「AVマルチ入力」と表記されているのに、ケーブルの箱には「マルチAV」となっているのはなぜ?テクノソフトの表記がtecnoとtechnoで違っているみたいなものでしょうか<よくわからん

本来の用途であるPS2本体との接続を試す間もなく、早速ケーブルの真中あたりを切断して中のコードを取り出します。

結構太くしっかりしたケーブルで、中も金属線で覆われていて丈夫な感じです。それをゆっくりとはがしていって、現れたのが8本のコード。
重要なのは赤(Red)茶(Green)青(Bule)黒(映像)黄(AudioR)橙(AudioL)の6本で、残りの灰と紫の細い2本は…よくわかりません。どうやら繋がなくてもいいみたいですが。

コードを取り出したら後はつなぐ場所をよく確認しながら一つ一つ半田付けしていくだけです。夏場の暑い部屋の中で半田作業というのも堪ったものではありません。あー…有害だと分かっていても半田の匂いはやっぱり何か癖になりそう…。


とここで本日2度目のクロネコヤマトからの届け物、お待ちかねのKV-21DA55が到着。とにかく部屋に運んで梱包をはがし、プロフィールプロのいなくなったテレビ台の上に置いて作業続行。うむ、プロフィールプロのキュービックスタイルのカッコよさには劣りますが、まぁ悪くは無いです。


約30分後全てのコードの半田付けが完了したので、21DA55の動作確認も兼ねてSFCのRGBケーブルとつないでみることに。ところがテレビは問題無く映ったものの、SFCの音も映像も全く出力されません。どこかミスったかと思いつつ21ピンのカバーを開けてチェックしてみると、とんでもないミスに気付きました。

各コードとシールド線とを逆に半田付けしてしまっていたのです。

くはぁー何てこったい!そりゃあ全く反応が無いわけです。また一からやり直しです…。

愚痴っていても仕方がないので一旦半田付けしたコードを全て外し、またケーブルを少し切ってそこから新しいコードを取り出して作業開始。

再び30分後、一つ一つ確認し今度こそ間違えることなく半田付けを完了し再びSFCでテスト…おっ、今度は音が出ています!…が映像が流れて表示されて一定しません。ケーブルを引っ張ったりするとたまにきちんと表示されますが、これでは安定して使えません。おそらく各色か映像のいずれかのコードで接触不良が起きているのでしょう。

2度目となる今度は各色と映像のコードを取り外し再接続。気が付けばコネクタのプラスチックが半田ごての熱で何箇所か解けている有様です。専門化ならもっと綺麗にできるのでしょうねぇ。

3度目の正直なるかとの願いを込めて再々テスト…をしてみるものの、願いむなしくまたしても映像は流れっぱなし。しかも音も出なくなっており、先ほどより悪くなっている始末です。今度は何かと思いきや、どうやら各コードの被膜部分を剥がさずに半田付けしてしまっていたのと、何度も接着をしていたせいで21ピンの各ピンが汚くなっていたことが原因の模様です。


映らない映像と暑さもあいまってかなり参っていたそのとき、玄関のチャイムが鳴り、予想しなかった本日3回目の配達が。
え?もう何も注文したものなんてないぞと思いつつ荷物を受け取ってみると、送られてきたのはタイトーメモリーズ応募者全員プレゼントのメモリーズボックスでした。応募したことすらすっかり忘れていたボックスですが、まぁ予想どおりの安っぽいケースでした。ただ本のように両面の裏側にディスクを2枚づつ収納するという構造なのですが、各上下巻のディスクと収録タイトルが一度に見れる風になっているのはなかなかよさげではないかなと思います。

図らずもメモリーズボックスの到着で一旦休憩となったことで気を取りなおし、ここで念のため買っておいた予備の21ピンメス側コネクタを取りだし、ケーブルももう一度切って綺麗なコードに変更。各コードのシールド線を丁寧に選り分け、残ったコードの被膜をワイヤーストリッパーで薄く慎重に剥きます。

さすがに4度目ともなると少し手馴れてきたこともあってか、それまででも一番きれいに半田付けが完了し、再々々テスト。すると画面に映し出される鮮明なRGBの画質とスピーカーから流れるステレオの音声が!
約2時間半の製作時間と3度の失敗があってか喜びもひとしおです。

ところがようやく完成したコネクタにカバーを付け、スカート部分をはめようとしたところでまたしてもあるミスを犯していることに気付きました。
半田作業の前に通しておかないとスカートが付けられないではないですか!

くっ、なんたる初歩的なミスを…しかし別にスカートが付けられなくとも結局は本人が使うのでそれほど問題ではありません。ただコードが剥き出しだと危ないので、とりあえずスカートの代わりにビニールテープを何重にも巻いて代用。うむ、見栄えは悪いですが十分コード保護の役割は果たしてくれるでしょう。

半田ごてや失敗したケーブルの切れ端など後片付けを済ませ、SFC以外にサターンと基板でも動作チェック。
プロフィールプロに比べるとやや色がはっきりしているかな?という印象を受けましたが、それでもやはりRGBでつなげるという事は素晴らしいことです。それと21DA55自体のスピーカーが意外にいい音出しているというのも驚きました。他のゲーム機もそうですが、特に基板はやっぱりゲーセンと同じRGBでないと満足できません。ブラウン管+RGBで久々にプレイするドリラー2はやっぱいいもんです、うむ。蒼穹やシルバーガンにTFVもキビキビしています。後の問題は縦置きをどうするか…。


という訳でいろいろ悪戦苦闘しましたが、これにてめでたく新しいブラウン管+RGBという環境を揃えることができました。仮に21DA55が壊れたとしても変換ケーブルがあれば代わりのブラウン管を見つけるのも容易です。いやっほーい!よーし、これからバリバリ遊ぶますぜー!

…あれ?ところでAVマルチケーブルを切断して21ピン変換ケーブルを作成したという事は本来の用途であるPS2のRGB接続には使えなくなったという訳で…。ひょっとしてPS2のRGB接続にはもう一本AVマルチケーブルを買う必要があるのか…?あるいは残った半分のAVマルチケーブルを今度は21ピンオス側のコネクタに接続すればできないことも無いですが、さすがにそれはちょっと…(苦笑)

コメント

お疲れ様です。(笑)
大分、ご苦労されたようで。
何にしても、完成おめでとうございます。

ちなみに、私の使用しているテレビは21DA1という機種です。やや古い機種ですが、まだまだ鮮やかさに乱れはありません。(笑)

そうそう、PS2のRGB接続に関してですが、PS1用のアナログRGBケーブルが中古で安価に売られているので、そちらを買われてはどうでしょうか?

  • 2007/08/27(月) 22:11:42 |
  • URL |
  • 登山道 #-
  • [ 編集]

ありがとうございます。
半分以上はしなくてもいい苦労なのですけどね(苦笑)
しかし出来上がった変換ケーブルで映し出された映像を見れば疲れも吹っ飛びます。

登山道さんの使用されている機種は21DA1だったのですね。お互い長く使っていきたいものですね。(だったら縦置きすんなという話ですが)

PS2のRGB接続ですが、そういえばそれがありましたね。なまじAVマルチがあるだけに基本的なものを見落としていました。
ただ、PS2に関しては将来的な事や、画質の差からD端子でもいいかなと思っています。せっかくD端子付いていることですし。

今はS端子ですが、入手しやすさや相場と考えていずれはどちらかにするつもりです。

  • 2007/08/28(火) 21:56:50 |
  • URL |
  • 筆者 #bUOqhcfc
  • [ 編集]

廃れたS端子

今やRGB21ピンのゲーム機用ケーブルが復活したものの、S端子の方が先に廃止されつつあります。
地デジテレビを買い替えたらHDMIとコンポジットしかついていませんでした。

ttp://www.3a-company.jp/products/

  • 2016/03/11(金) 13:00:22 |
  • URL |
  • 通りすがり #oRIqAz4c
  • [ 編集]

廃れたと言われるものほど案外しぶとい

ダイレクトマーケティングありがとうございます。

S端子の削除は時代の流れですから仕方ないでしょうが、でもまぁリンク先のマイコンソフト
ttp://www.micomsoft.co.jp/index.htm
のようにアップスキャンコンバーターをはじめとした各種製品が販売されていることを考えればそんな悲観することもないかと。

むしろ本当に廃れているのは、登場してからまだS端子の半分くらいしか生きていないD端子の方で…。

  • 2016/03/12(土) 21:32:39 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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