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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

カンフー魂を燃やせ!

ここ3日ばかりXBOXの「カンフーパニック」をプレイしております。
ジャンル的には乱闘アクションとでも呼べばいいのでしょうか、コミカルキャラによるドタバタアクションです。

ゲームの大まかな内容を説明しますと、カンフー映画の撮影という設定のもとでキャラクターを操作して敵を蹴散らし、監督を唸らせる名演技を決める(=大暴れ)というものです。
選択できるキャラクターは6人+3人(条件を満たすと使用可能)ですが、どいつもこいつもデザインが例外無くアクの強い連中ばかりでして、なかなか日本とのセンスの違いを感じさせてくれます。

モードは大まかに一人用と多人数用に別れているのですが、一人用でメインとなるのが映画のセットを舞台に次々現れる謎のニンジャ軍団を蹴散らしていくという「ニンジャチャレンジ」というモードです。

映画という事もあって一つ一つのシーンに区切られていて、合計数十のシーンがあるのですが、その舞台の多くがどこかで見たことあるようなものばかりなのが特徴の1つです。
酒場から水路上の船へと移り変わる中華街、氷山にぶつかって沈みゆく豪華客船、UFOが次々と飛来するアメリカビル街などなど、映画に詳しくない私ですらどこか見覚えのあるシーンが舞台になっており、プレイしていて思わずにやりとしてしまいます。

また、シーンによっては時間と共に場所が移り変わるような構成になっており、例えば橋が落ちる前に飛び移ったり、恐竜から逃げたりとただ敵を倒すだけの展開ではありません。中には落ちてくる人を受け止めたり、とにかく多くの敵を海に突き落とすシーンがあったりとかなり多彩な構成です。

1つのシーンは3分~10分以内で終わるものがほとんどとあってサクサク進みます。またシーンごとに評価が5段階用意されており、高い評価を取ることでいろいろな要素がアンロックされていくのでなかなか遊び応えもあります。

ここまで読んできてどこがカンフー映画の撮影なんだと思われた方も多いでしょうが、まぁそういう細かい事はあまり考えないようにしましょう。
大体にして監督が「とりあえずニンジャ出しといて、囚われた姫さまを救い出して、豪華客船を出して、恐竜を出して、UFO出しとけば大ウケ間違いなしだろ?」とか言ってしまうようなとっても分かりやすいキャラなので、その辺にケチを付けるのが間違いなのです。
といいますか、このシャオティンなる監督こそがアクの強いどの出演者達をも凌ぐ今作で一番目立つキャラだという事は一度プレイしていただくと嫌でも味わうことになります。

シーンに入る前のとぼけたセリフはまだしも、シーン内では随所に演技指導という名の合いの手が入り、挙句の果てにラストシーンではラスボスとして登場しプレイヤーから主役の座を奪い取ろうとまさにやりたい放題です。


アクションゲームとしては、ボタンの組み合わせによるコンボがあったりはしますが、乱闘アクションという事もあってさほど複雑な要素は無く、また前述のニンジャチャレンジのシーンとしてチュートリアルも組み込まれているので比較的とっつきやすいと思われます。ただラスト付近や一部の敵はかなり的確な反応で適当にボタン連打しているだけではまず勝てないのですが。

1つこのゲームならではの特徴としては相手を「ののしる」というシステムでしょう。ダウンした相手に対してボタンを押すことで発動し、一度成功するごとに星が1つ得られます。で、星が3つになるとスーパーアタックを発動することができるのです。
これで敵を倒すと通常の2倍の評価ポイントが得られるため、高評価を得るには欠かせないテクニック…なのですが、それ以上に各キャラクターの罵るセリフがどれもこれもバカバカしく、また見た目がコミカルだけにホントに相手をバカにしているようで楽しいです。


ここまで主に一人用のモードについて書いてきましたが、このゲームの面白さが最大限に発揮されるのはおそらく多人数プレイでしょう。
どこかで見たような映画のセットを舞台に繰り広げられるハチャメチャな乱闘と飛び交う罵りで盛り上がるであろう様子が想像できます。相手を罵っている間に恐竜にかじられたりすると爆笑間違いないでしょうな。<一人プレイで実際に起きたのですが、ミスになって怒るどころか噴出してしまいました。


プレイしていて気になったのは、少々画面がゴチャゴチャしているという点でしょうか。前述のようにシーン内で場所が移動することがよくあり、トラップや爆弾などのギミックも登場します。そういった中で複数の敵と戦っていると何が何だかよくわからない状態になることもあり、仕掛けに巻き込まれてミスという事も何度かありました。
後は各キャラクターの性能が基本的に同じという事も問題かもしれません。
いやまぁ見た目やセリフ、スーパーアタックなどなど、漫画・アニメ的なキャラクターという観点でははっきりと区別されているのですが、アクションゲームキャラの性能という点ではいくらか差があったほうが多人数プレイ用としてより幅が広がったと思います。


そのほか対戦時の多彩なルール、キャラクターのプロモーション映像、ゲーム時のフィルム効果(ゲーム画面を50年代や70年代の映画のような画面に出来る)、バトルモードのリプレイ保存(映画のようなカメラワーク付き!)などなかなか充実したオプションとサービスも見逃せないところです。


XBOXには正面からがっぷり取り組むような姿勢を要求するアクションが多いのですが(私はそれが好きなのですけどね)、そんな中にあってこのカンフーパニックは珍しく肩の力を抜いて遊べる作品でしょう。接待ゲームとしては勿論のこと、一人で遊んでもなかなか楽しいゲームなので、ドタバタアクションが好みなら持っておいて損はないと思います。「面白い」というよりは「楽しい」ゲームですな。(そもそも接待ゲームでXBOXのゲームなんて誰が選ぶんだよというツッコミは不可で)

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