NGD

かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

前進の足跡

ゲームボーイアドバンスでドリラー2をプレイしようと箱から取り出そうとしたところで、本体保証書の購入年月日の2002年1月の文字に目が止まりました。という事は購入してもう6年以上も経っているということです。確かアドバンスの発売日が2001年の3月でしたから、当時の私にしては割と早い段階で購入していたものです。私の所持ハードの中で唯一新品で購入して一度も売らずに現在に至るハードでもあります。

という事はサターンやDC、ワンダースワンなどと違って初期からリアルタイムで共に過ごしてきたにも関わらず、あまり顧みる事が今まで無かった気がします。確かゲームサイドのような雑誌でもまだ特集が組まれていないのも一因でしょう。

そこで今回は私なりにちとゲームボーイアドバンス(以下GBA)を振り返ってみようかなと思います。


まずGBAで発売されたソフトはwikipediaによると日本国内で797本で、最後のタイトルは2006年11月のFF6アドバンスのようです。アドバンス用のソフトだけでなくGBのソフトも遊べるためソフト不足を感じることはありませんでしたが、こうして見るとGBから引き継いだ磐石の体制と約6年の現役期間にしては少なく感じます。ってかエグゼリカやカラスがDCの最後と(一部で)騒いでいた頃には既に終わっていたのですか…。

さて、そもそも私の中でGBAというハードに対するイメージですが一言で表すと、
「携帯版SFC」というのがもっともしっくりきます。

これは当時まだSFCとPSをメインで遊んでいて、PS2やDCのゲームに対して「こんな3Dのゲーム必要ないよ」と少なからず思っていた時に登場したのが理由の一つです。またそれまでのGBCとは比べ物にならない画面の鮮明さが、ちょうどFCからSFCになったときを思い起こさせたのも大きかったです。

そしてもう1つは今までプレイしたゲームの多くがSFC時代の2Dゲームを思い起こさせるようなソフトだったということです。それはオリジナルに限ったことではありません。実際MOTHER1+2やマリオアドバンスシリーズ、ファミコンミニをはじめとしたFC・SFCの移植タイトルも多く、ジャンル的にもSFCと同じようにアクションとRPGが多くシューティングが少ないイメージがあります。あとは携帯機の利点ゆえにパズルがSFCよりも多い気がします。

箱には32bitの文字が強調されていますが(お前はMDか)、やっぱり32bitといいますとプレステ・サターンのイメージが強く、GBAで32bit機という実感を味わうことは一部を除いてあまり多くは無かったです。
その一部のゲームの最たるものこそが「黄金の太陽」でして、実は私が本体と同時購入したタイトルでもあります。この作品のどこに衝撃を受けたのかといいますと、もちろんキャメロットおなじみのビヨビヨ伸びるキャラの人形劇と頭の痛くなるテキスト…ではなく音楽です。タイトル画面に始まり、オープニングでの雨音や雷、そして最初の戦闘曲。イヤホンをしてゲームを開始したのですがそれまでのGBの音とは比べ物にならない深みと迫力のある音に度肝を抜かれました。
ちなみにGBAの起動音がGBのまさしく「ピコーン」から「ポロフィ~ン」みたいな音色に変わったことにも衝撃を受けました。はじめのうちはこれを聞くためだけに電源を入れることもあったくらいです。

GBAの音質はゲームによってかなり差があるようでこの黄金の太陽のようにSFCを軽くぶっちぎったものもあれば、MOTHER1+2やドリラー2のようにSFCよりしょぼいと感じるものとさまざまです。特に移植ものの場合でオリジナルと比べて劣化しているイメージがあります。


でこの「携帯版SFC」というイメージは私的には割と好意的な捉え方なのですが、これは裏を返せばGBAのハード自体の特色が薄いとも言えるのではないでしょうか。

例えばサターンなら2D最強、逆にプレステならポリゴンは任しとけ、WSなら値段・電池面も含めたキーチェーンゲームのような手軽さ(カラー以降は方向が変わってしまったようですが)と縦横対応の画面、といった具合に歴代のハードはシェアはともかくとして各々何らかの特色・売りを持っているのですが、GBAの場合それがどうも薄い気がするのです。
FC→SFCのようにGBCを正常進化させたのは間違いなく、確かにそれもハードの特色ではあるのですが、「GBAならでは」というのに欠けるのです。追加されたLRボタンもSFCと同じですし、通信機能もGBの頃から備わっているものです。ここのところFC→SFCだけでなく、PS→PS2でも同じことが通じますな。

おまけに2画面やタッチパネルなど異質の塊のようなDSがご存知のようにブレイクした2005年以降はホントに影も薄く、気が付けばひっそりとフェードアウトして現在に至るといった感じです。

上で発売された本数797本に対して意外と少なく感じたのもこういった特色の薄さが要因であると私は思うのです。つまるところキャラものや移植作以外でのGBAならではの作品が全体の割合に対して少ない気がします。
もちろんこれは私の経験からのイメージでして、そんなことは無いと思っている方もいらっしゃるはずですし、ゲーム雑誌などでGBA特集が組まれる時はその辺が考慮されると私的にも読む価値があると考えております。

このままだと文句ばっかりであまりよろしくないので、ここで私なりにGBAの代表作を選んでみたいと思います。


・黄金の太陽開かれし封印&失われし時代(RPG)
はじめのほうで書きましたが、今までの携帯機とは性能が違うということを私に思い知らせてくれた作品。2本ともプレイしなければならないと物語が終わらない・エンディングがすさまじく尻切れトンボ・キャメロットお得意のテキスト全般・ビヨビヨ人形劇といった問題点は多々ありますが、戦闘システム・グラフィック・そして音楽はかなり高い水準にあると言っても過言ではないでしょう。
この辺はSFⅢ三部作にもそのまま当てはまるのですけど。


・MOTHER3(RPG)
まぁ出来自体にはいろいろ言いたいことはあるのですが、長年の紆余曲折の終着駅という事で。


・スクリューブレイカー~轟振どりるれろ~(アクション)
私的GBAにおけるベストゲームです。
ゲーム内容の完成度もさることながら、LRを使うドリルの回転や通常の約2倍にもなる大きさの振動カートリッジなどGBAの形状を活かしたつくりが素晴らしいです。音楽も最高。


・THEいつでもパズル~まっすぐ揃えてストローズ~(パズル)
登場するストローさんがとってもカワイイです。
…ではなくて、いやそれも結構重要なのですが…いやいや、話を戻しますとラインをまっすぐにして星を繋げて消すパズルです。シンプルシリーズなので侮られがちですが、なかなかどうして忙しさが楽しい作品であります。


・bit Generations各種
ダイヤルヘックス(パズル)
ドットストリーム(レース)
バウンディッシュ(ポン)
オービタル(アクション)
カラリス(パズル)
サウンドボイジャー(音ゲー?)
デジドライブ(アクションパズル)

「ゲームの原点を見つめなおす」のコンセプトの元開発された7つのゲームで、いずれもシンプルな見た目と音へのこだわりが特徴。GBAですがミクロでのプレイが見た目的にもマッチしているかも。
ちなみに私のイチオシはサウンドボイジャーです。デジドラやヘックス、オービタルも買って損は無いでしょう。バウンディッシュだけは買うなら相当な覚悟をしておくことです。


とりあえず私のプレイした中で選ぶとすればこんなところです。
私自身は未プレイなので入れませんでしたが、ゲーム内容や評判から逆転裁判シリーズやメイドインワリオ、鉄腕アトムあたりも代表作になるでしょうな。機会があったらプレイするつもりです。
FE3作やポケモン関連、ドリラー2作、ファミコンミニなどは良作ではありますがGBAに限ったタイトルではないので省きました。

これら以外で「これはGBAの代表作に推したい!」という作品がありましたらぜひ教えてください。

それにしてもいつもゲーム売り場で感じていたのですが、今回発売タイトルを見返してみるとやっぱりキャラもの多いですね。これが主要年齢層の差か…。

という事で今回はGBAについて私なりにですが振り返ってみました。
国内最後のソフトであるFF6から約1年半が過ぎ、まだまだDSの勢いが衰えそうに無いことを考えると、そろそろ今後に備えてGBAの名作・良作を確保するため動き出しておくのも悪くないのではないでしょうか。

コメント

なし

はじめまして
GBAならではの作品は、あります
それは、【ストリートファイター2 リバイバル】です。何処が?とお思いでしょうが、十字キーのレスポンスを補う為に簡単コマンドが存在します。お陰で昇竜拳が下+ボタンですみます、しかし、なんでも簡単ではなく、スクリュードライバーは下タメから上+ボタンとちゃんと一長一短は成立してます、お陰で右に敵がいたら何でも出来るが左に行くと必殺技が出せないと言う事がなくなりました。その後GCでも良く似た簡単コマンドが出来ましたが、最低の出来でした。これはある意味でコントラがGBから連射機能が追加されたのと同じ良い方向への進化だと思います、コアなファンからは、コマンド制に設定しなおせばいいだけの話ですから、この変更は良いと思います

  • 2008/03/20(木) 12:59:54 |
  • URL |
  • ズン #-
  • [ 編集]

いらっしゃいませ。

なるほど、GBAで出すにあたって従来のコマンドをそのまま当てはめるのではなく、かといってボタン1つで出せるほどの簡略化でもなく、携帯機の操作性を配慮したアレンジになっているという事ですな。

MDのダライアス2(2画面を1画面へと変更した上でバランス調整がされています)なんかもそうでしたが、ひたすら再現度にこだわるだけでなく、時にはハードに合わせて作り方を変えるのが大切なのでしょうね。

  • 2008/03/21(金) 22:26:40 |
  • URL |
  • 筆者 #bUOqhcfc
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://blog01.blog31.fc2.com/tb.php/577-b28deffd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad