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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

月影村の帰還

(この一つ上のを編集していたときに間違えて消してしまったので再アップ。元々は7/17に書いたものです。)

シレン3とおさらばしてから約2週間が経ちましたが、後悔が全くないあたり本当につまらなかったんだなと改めて実感する今日この頃です。

さて、そのシレン3のお口直しを兼ねてアスカ…ではない、不思議のダンジョンの過去作を始めました。




そう、PC版風来のシレンこと月影村のパッケージ版です。
以前プレイしていたときはダウンロード購入だったのですが、PC買い替えと共にシリアルともども消失してしまったのです。更に現在では公式サイトも消滅し、ダウンロード販売もとっくに終了しております。それならもうパッケージ版を買ってしまおうということで新品を買った訳でしてお値段はなんとビックリ300円。安すぎです。

最近ではシレン3の影響でPCアスカの相場が以前に輪をかけて高騰しておりますが、高い金出してアスカを手に入れようとしている人たちにまず先にこっちをやれと声を大にして言いたいです。どうせ今更PCアスカに興味を持つ人なんてのはほぼ間違いなくPC月影村だって未プレイでしょう?(プレイ済みの方には謝りますが)新品相場が1000円以下ですよ。

そもそもこんな状況になっているのは、このPC月影村がシリーズの中であまり知られていないというのが少なからず原因なのではないかと私は思うわけです。(いや別に高ければいいってものではないのですが…)
ゲーサイでのシレン特集の時もPCアスカが1ページ使われているのに対して、PC月影村はそのページの欄外に「ゲーム内容は、GB版に追加モンスターなどを加えている」と小さく一文が添えられているだけでこの特集の中でもっとも扱いが小さかったです。ケータイアプリの各作品ですら画面写真と特徴の紹介があるというのに何でしょうかこの扱いは。まるでGB版の記事に2ページ使ってるからこれでいいだろと言わんばかりです。

これではGB版の焼き直しという間違った認識どころか、下手すれば存在すら気づかれなくともおかしくありません。特にインターネット版に関してはDCアスカよりも後の発売(Ver2.00が2002年5月)であるにも関わらずです。

そうです、はっきり書いておかねばなりませんがPC版がGB版の単なる焼き直しに過ぎないと思ったら大間違いなのです。個人的にはそれこそDCアスカ→PCアスカ並かそれ以上の違いがあると断言します。

ではこれまで不幸にもPC月影村をスルーしてきた方のためにGBからPCへの変更点および追加された点を解説しましょう。

・グラフィック関連の変更
これは言わずもがな。GBの小さい白黒画面からPCモニタでのカラーに生まれ変わりました。グラフィックやSEは基本的にSFC版の流用多しですが、GBで新登場のモンスターももちろんいます。余談ですが、シレンの見た目がSFCとは微妙に違っており、DSシレンはここから流用したと考えられます。
また、GBのハード性能上モンスターの姿が常に丸見えになっていたのも直され、罠扱いのモンハウも廃止されました(GB1ではマスに見えないモンハウのスイッチがあり、それを踏むとモンハウが発生するという仕組みでした)。これだけでもプレイ感覚がずいぶん変わるということはシリーズをプレイされた方ならすぐに理解していただけるでしょう。

・新モンスター&新アイテム+ゲームバランスの再調整
モンスター:ドラゴン系とガイコツまどう系がGB版から新たに追加。ちなみに出口中盤で普通に登場していたオロチがドラゴンに変更されております。
アイテム:消え去り草・変化の杖・旅仲間の杖・おんせん卵・物忘れの巻物などが追加。またネット番付や救助のご褒美としてチュンソフ刀・ドレインレイド・幻魔の盾などレアな装備がもらえました。(サービスが終了している現在ではレア装備はデータを弄らない限り手に入りませんが)
ゲームバランスの再調整:前述の通路での視界変更に伴ってか、ゲームバランスもいくらか手が加えられております。特に終盤になると顕著ですが、GBよりもモンスターの攻撃力が下がっています。ただ盾無しだと相変わらず即死級のダメージを受ける事を考えると、調整を加えられたのはレベルと装備の強さのほうかもしれません。

・オンライン要素の搭載
これはインターネット版からで、お馴染みのネット番付と救助が追加されました。またフェイの問題作成キットも付属しております。ただ現在では公式サイトが終了しパスワード救助にも対応していないため、これらのオンライン要素がほぼ無意味となっているのが悲しいですが。

・「旅の記録」によるリプレイ鑑賞機能
実はこのPC月影村における最大の魅力ではないかと絶賛したいのがコレです。1階からその冒険が終了するまでの行動をすべて記録し、再生できるという機能です。この手のはシューティングでも時々見かける機能ですが、それをシレンに採用したのがすばらしい。早送り・階スキップなどの機能はもちろんのこと、その時の所持アイテムまで確認可能です。またファイルはいくつでも保存可能です。会心のプレイ、ハイスコア更新時、お手本プレイにネタプレイ、もちろん誰かに話したくなる死に様だってそこに至るまでの経過をバッチリ再生可能です。また後述する新ダンジョンの追加によりその有用性はさらに上がりました。私が過去に記録したファイルもまたどこかで公開したいと思います。

・インターネット版からの追加ダンジョン
追加ダンジョンと聞くとPCアスカの裏白や各種魔天の挑戦ばかりがピックアップされていますが、このPC月影村にもゴミ壺ダンジョンと呼ばれる新ルールのダンジョンが追加されています。ちなみに潜る際の選択肢「自分を捨てる」というのが笑えます。残念ながらこのPC月影村には裏白相当のもっと不思議や肉・罠などの特殊ダンジョンは存在していませんが(後者に関してはGB版からそうですが)、各種魔天の挑戦や週替わりには劣っていないと私は思っています。ただ、制限プレイ的なルールのダンジョンやネット番付で他人と競うことを主眼としたダンジョンが多いため、普通に潜りたいという方にはあまりオススメできないかもしれません。なお追加ダンジョン数は通常ゴミ壺ダンジョンが8、「今週の穴」で潜れるダンジョンが21となんと全部で29個。まっ、「万歩の経験」と「ガチンコ万歩計」のようにスコア基準が異なるだけというダンジョンが結構あるので、実質その半分程度なのですが。
以下ゴミ壺ダンジョンの中から私が気に入っているダンジョンをいくつか紹介します。

「日替わり15階」「週替わり30階」「月替わり50階」:それぞれその期間内は構造が変わらないというダンジョンです。スコア基準はタイムで、いかに不必要な戦闘を回避し、最短ルートを構築するかが醍醐味です。特に15階はほとんどレベルを上げる必要も無く、構造によっては2分以下で15階を駆け抜けることも可能です。たった1度の素振りが及ぼす影響を実感できるのはこのダンジョンならでは。どこぞの中身0のダンジョン対戦とは奥深さが雲泥の差です。なお基本は月影村出口と同じ内容なので、出口の練習として普通に15階や30階をプレイするという遊び方もできます。

「一色即発」:持ち込み不可の全20階のダンジョン。最大の特徴は同じ階には同じ色の敵しか出ないということです。モンハウの発生率も非常に高いです。レベル変化に関わるアイテム・敵が一切出てこない徹底振りにはこだわりを感じます。

「クロンの拳」:素手で全50階を突破するダンジョン。ちからの種・パワーアップの巻物・背中の壺・会心の腕輪といったアイテムの出現率が高く、己の拳を最大の武器として戦っていきます。クリア時はちから99なんてのもざらです。当然盾も出ないので深層ともなると、一撃でやるかやられるかという状態が展開されます。全体的にサクサク進むので好きです。ちなみに泥棒が途中から完全に強盗と化すのもこのダンジョンならでは。

「杖道一直線」:杖と旅仲間をメインに全50階を突破するダンジョン。その名のとおり各種杖の出現率が非常に高いです。また新登場の旅仲間の杖でモンスターを仲間にして進むのも重要なため、ドラスとブフーを合わせたような印象です。

「突風注意報」:「今週の穴」のひとつ。基本的に出口と同じですが、3度目の風が吹くまで約300ターンと非常に短いです。このため一挙一動に無駄の無い動きが求められます。必然的に稼ぎテクニックや泥棒も抑えられます。大部屋モンハウが出たときはいろんな意味で悩まされること必至です。

「奥義菜食主義」:「今週の穴」のひとつ。クロンの拳を更に極端にしたダンジョンで、草以外のアイテムが出現しません。草しか使えないという、縛りプレイができますよ。これでも50階をクリアできるというから月影村のバランスの良さが伺えるでしょう。

「杖道免許皆伝」:これも「今週の穴」のひとつ。杖道一直線を更に極端にしたダンジョンで、杖と食料しか出ません。杖しか使えないという(略)。加えて一直線で重要だった旅仲間の杖が出現しなくなっているため、真の意味で杖ダンジョンです。難易度は凄まじく高く、月影村ではエンドレス以外で唯一私がクリアしたことの無いダンジョンでもあります。特に終盤は通路で先手を取られる=終了といっても過言ではなく、デブートンやアークの存在まで絡むともはや半ば運ゲーです。


以上がGBからPCにおける変更点と追加要素です。
ちなみにインターフェイス関係ですが、杖の使用回数や倉庫の仕様などゲームの難易度に関わる部分はさすがにGB版と変わり無いものの、通路でのiダッシュ、ダメージ時の自動振り向き、キーボードによる各種ショートカット、マウス操作対応、ターンごとのオートセーブなどツボはしっかりと押さえられています。テンポも「フレーム数を落として速度向上」という設定項目があるくらいで、SFCと同等かそれ以上の快適さです。

どうでしょう、とても「ゲーム内容は、GB版に追加モンスターなどを加えている」という一文で済むような代物では無い事がご理解いただけたでしょう。もちろん(私の中では)評判の高いストーリー部分には一切手は加えられておりません。

私も約2年ぶりに最初から始めてみるので、今後このブログや例の掲示板でプレイ状況を書いたり、旅の記録をアップする機会も増えるでしょう。

一度は脱出した月影村ですが、やはりミレンは簡単に断ち切れるものではありませんな。

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