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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

右スティックとXBLAが全方向STGを救う?

「Geometry Wars: Retro Evolved 2」と「Mutant Storm Reloaded」があまりに面白すぎて見事に睡眠時間を奪われているわけですが、この2つに限らずXBLAには全方向STGがえらく多いです。

・Assault Heroes
・Assault Heroes2
・Crystal Quest
・Geometry Wars: Retro Evolved
・Geometry Wars: Retro Evolved2
・Mutant Storm Empire
・Mutant Storm Reloaded
・Robotron: 2084
・Smash TV
・タイムパイロット

これらに含めて「戦場の狼」のリメイクも日本未配信ですがあります。
1年近く前からアーケード2DSTGの360への移植が増えてきていますが、実はそれ以上に全方向シューティングが盛り上がっているといっても過言ではない気がします。
2DSTGというただでさえ狭苦しいジャンルの中の更に狭い1ジャンルが何でこんなに多いのかという事なのですが、注目したいのは上記の全方向STGのほとんどに共通している操作方法です。

それは「右スティック=ショット」という操作方法です。これはタイムパイロット以外の全てのタイトルで共通しています。



そもそも全方向STGというのがどういうSTGなのかですが、基本的に真上から見下ろした視点の画面構成でその名のとおり自機が全方向に攻撃できるSTGの事を指します。全方向に攻撃できる=360°に注意を払う必要があるのと、任意スクロールが多めなのが縦や横との大きな違いでしょう。

このSTGでまず問題となるのが自機の方向がそのままショットの撃ち出す方向になってしまう点でしょう。そのため攻撃と回避を両立させるのが難しくチマチマしたゲーム展開になりがちです。代表例として「サンダーフォース」や「奇々怪界(以前アクションSTGに分類しましたが、今回の例ではショット部分を見て下さい)」、「ツインクルテール」などが挙げられるでしょう。

そしてこの問題を解決するために各タイトルではさまざまなアイデアと操作方法が生み出されました。

前後にショットが発射される「ボスコニアン」
砲塔の固定に1つのボタンを割り当てた「グラナダ」
回転ボタンを1度押すごとに砲塔が45°ずつ回転する「ガーディアンフォース」
ショットボタン押しっぱなしで向きが固定される「ショックトルーパーズセカンドスカッド」や「まもるクンは呪われてしまった!」
ターンマーカーを中心として自機の向きを変える「ゼロガンナー2」

他にもいろいろありますが、全方向STGにおいて自機とショット方向は重要な要素であり、それを解決するために多くのタイトルで試行錯誤があったというのはSTGの歴史的にも間違いないでしょう。



さて、こういった全方向STGの特徴とそれにまつわる様々な操作方法を踏まえた上でXBLAの「右スティック=ショット」という操作方法の話に戻ります。

この操作方法の特筆すべき点は主に2つあります。
1つは「ショット+方向」を右スティックに一任することにより長らく全方向STGの問題であった部分(ショット方向の撃ち出しとそれに対するアイデア)を解決できるということ。

そしてもう1つは、これまでデジタル入力による8方向からアナログスティックによる360°の撃ち分けが可能になったということです。

これまでの全方向STGでもどちらか片方が取り入れられたゲームもありますが、右スティックというデバイスが一つ増えるだけでその両方の役目を果たすのです。こう考えると「右スティック=ショット」というのが全方向STGにとっていかに理に適った操作方法であるか分かっていただけるかと思います。
ちなみに同じXBLAの「オメガファイブ」や「Heavy Weapon」は横視点ですが右スティック=ショットとなっており、これらも上記の全方向STGの仲間に入れてもいいかもしれません。

アナログスティック自体はコンシューマー機では10年以上前から採用されているデバイスですが、主に活用されるのは左スティックであり、右スティックは主観視点でのカメラ操作といった補助程度にしか使われてこなかったのが実情です。マルコンやDC、GCのパッドでは左スティックしか存在しない有様です。

さて、現在における各ハードのパッドもしくは操作デバイスを見てみますと、WiiやDSではリモコンやタッチペンが売りであり、PS3では相変わらずのデュアルショックがメインです。任天堂は除外するとしまして、PSのデュアルショックのアナログスティックと360(Xbox)のアナログスティックを比べてみるとどちらが使いやすいでしょうか。個人差はあるでしょうが、アナログスティックでの操作が標準の360の方が使いやすいと私は思います。感度もそうですがボタンがすり鉢状になっていて親指の腹に吸い付くようになっているのが特徴です。サターンパッドと似たような感触で指への負担が大きく軽減されます。余談ですがこのスティックでなければガンヴァルキリーのブーストコンボ(クリックしながらスティックを押し込む)に親指が耐えられない気さえします。


全方向STGは右スティックというたった一つのデバイスによって復活したわけであり、それが一番使いやすいスティックを備えた360に集まってくるのは自然なことなのです。加えてXBLAという今までとは少々事情の違う市場が用意されているのも間違いなく開発者への後押しになっているでしょう。今後2DSTG全体がどうなるかは知りませんが、XBLAの作品群を見ていると少なくとも全方向STGの未来はいい方向へと向かっていると私は思います。

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