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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

PREPARE FOR NEXT GENERATION SPACE WAR

さて、ドリラーオンラインのお口直しも兼ねて今日は「Galaga Legions」を取り上げることにしましょう。

このGalaga Legionsは今年の8月にXBLAにてリリースされた固定画面シューティングです。
ギャラガの名前からわかる様にギャラガシリーズの最新作という位置づけでもあるようですが、別に私はリアルタイムでギャラガに熱中した世代でもないのでその辺りの思い入れとかは全くありません。

このゲームをプレイしてまず驚くのが敵であるギャラガ軍団の数で、レギオン(群隊)の名の通り、画面を埋め尽くすほどの圧倒的な数のギャラガが襲ってくるのです。例え1体1体はショット1発で倒せるような雑魚であっても、何十、時には何百もの物量で攻めてくるのが奴らの戦い方です。

それに対抗するため自機に装備されているのがサブウェポン「サテリテ」です。この2つ装備されているサテリテは任意の場所に上下左右いずれかに向けてセットすることが可能で、プレイヤーがミスしても無くなる事はありません。

敵のギャラガ編隊には必ず弱点となるコアがあり、コアを破壊すれば率いている群れを全滅させることが可能です。

圧倒的物量のギャラガ軍団に対し、サテリテを効果的に使ってコアにショットを叩き込む。
固定画面で繰り広げられる火力対火力の宇宙戦争、これがギャラガレギオンズのスタイルであり、現在主流の2Dシューティングとは異なるシューティングの姿がそこにはあります。



と体験版をプレイした直後あまりの面白さに完全版を購入、アドベンチャーモードもクリアして実績も全部解除したくらい遊んでおり私の中で評の価もかなり高いのですが、現実は少し事情が異なるようです。

それといいますのもアドベンチャーモード(通しで1~5面までプレイする)のランキングを見るに、最後までクリアしている人の割合が非常に少ないのです。現在約5万人の順位が確認できるのですが、特に稼ぎも意識せずクリアしただけの私の順位が50位付近です。そこから遡ってチェックしてみたのですが、スコアや実績から判断するとクリアしているのは200人程度かと思われます。

…そんなに難しいゲームですかねぇ、コレ。

敵幕はあっても弾幕どころか、そもそも弾を撃ってくるのが中ボスクラスだけですし、2Dシューに360パッドのアナログスティックで精密な避け動作が要求されるとも思えません。
撃つ方に関してもボタン押さなくともオートショットで自動的に連射してくれるモードがあるくらいですからクリアに関しては撃つテクニックも別に必要ないです。
キャプチャーしたギャラガを失うと確かに火力がガクンと下がりますが、あれば有利という程度でクリアに必須というバランスでもないです。もしミスしたらサテリテが没収されるのであれば大問題ですがそうではありませんしね。
残機に至っては初期数5にエリアごとのエクステンドで10まで増えますし、全5面20分程度でこれだけあれば十分です。

最近のシューティングと比較するならデススマイルズを1クレジットクリアするよりも簡単だというのが私の見解です。オトメGのゴージャスモードノーマル1周といい勝負なくらいです。



そこで気が付いたのですが、
「難しい」のではなく、「難しく見える」のが問題なのではないかなと。

このゲームでは画面四方から大量の敵が押し寄せて囲まれたり、高速かつ直線的でない軌道で敵が出現するというシチュエーションが非常に多いです。またゲームのテンポも非常に速く、息つく暇なく次から次へと敵が出現します。

このためミスした場合「いきなり死んだ」という印象が強く残るのです。
特に2面後半以降は初見ではまず抜けられないシーンも多く、そういうのを体験した人たちが自分には無理だと諦めていった結果がこのランキングなのではないかと思います。


実際そこで諦めずに何度もトライしていただくと分かるのですが、このゲームで最も求められるものは「撃つ」でも「避ける」でもなく「考える」ことなのです。
具体的には「敵の出現パターンを見越したサテリテの配置」これに尽きます。

敵の軌道予測表示に合わせて的確にサテリテを配置することで、ほとんどの局面で対処が可能であり、このゲームの攻略要素はサテリテの配置で95%が構成されているといっても過言ではありません。
例えば2面エリア4など良い例で、上下左右に囲まれて敵が迫ってきますが、サテリテをタイミングよく左右→上下と配置するだけで動くことなく殲滅することが可能です。初見は無理なように見えても、考えて上手くサテリテを配置することであっさり抜けられる箇所が非常に多いのです。

そうして何度も挑戦していくうちに、テンションの高まる曲に合わせて画面上には次々出現する無数のギャラガ軍団が全滅していく光景と、「ギャンギャンギャンギャン!」というとても小気味良いコア破壊音が鳴り響くようになるのです。

試行錯誤の末に得られる濃密かつ速いテンポの中での圧倒的征服感と破壊の爽快感
これこそが「Galaga Legions」の醍醐味なのです。



さて、このギャラガレギオンズはバンナムから出ていますが、開発したのはあのパックマンCEを開発したディレクター井口氏のチームです。ドリラーもこのチームにリメイクしてもらいたかった…。

上の方でこのゲームは「難しく見える」のが問題と書きましたが、このチームのことやコラムの文章から考えると、その事はある程度織り込み済みで開発していたのではないかなと私は思います。ただ同時に危惧もしているようで、コラムの攻略アドバイスからはそれが伺えます。

もしこのチームが今後多くの人に受け入れられるような作品を目指すのならば、そういう配慮や手助けをもっとプレイヤーに分かるような形でゲーム中に盛り込むべきです。入り口は広く、徐々にプレイしていくうちに自然と上達していくような、それこそ任天堂のアクションのような構成が理想です。パックマンCEもそうでしたが、今のままではストイックすぎます。


…でも必ずしもそれが正解とも限らないんだな。

少し感情に任せて書いていいでしょうかね。
パックマンCE、そしてギャラガレギオンズの2作で私このスタッフに完全に惚れてしまったのですよ。
斬新なアイデア、見ようによっては頑固ともとれる妥協を許さない姿勢、真剣に向き合えば向き合った分だけ応えてくれるゲーム内容…どれもこれも私好みです。
何よりどうすればプレイヤーのテンションを高められるかということを理解していて、そしてそれを演出する能力が抜群に秀でているのです。最もセンスを感じたのはそこです。

今の時代にこんな人達がいるなんて。
それもバンナムというメーカーでXBLAというプラットフォームに。

もしプラットフォームと作り方を変えた結果、このチームの持ち味が損なわれてしまっては意味が無い。少なくともギャラガレギオンズのような意欲作が許されるのはXBLA(もしくはパッケージでないダウンロード作品)だからだと私は思います。

ならばそこは変えてはいけない。
幸い開発コストと利益の回収という点においてもダウンロード販売は追い風になります。

「Galaga Legions」をプレイして私はこのスタッフなら信頼できるという確信を得ましたし、次またXBLAでこのスタッフによる作品が出るならば、絶対に配信日に購入するでしょう。

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