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かつてゲーオタだったかもしれない人の日記

PSYREN第108話感想

シュタインズゲートをプレイしたい」という理由で斎藤編集の家から360を持っていった友人…。
私もせっかく360持っているのだからそのうちプレイしてみましょうかね。

と勝手に親近感を覚えつつの、そんなサイレン108話の感想です。
何でしょうか…今週のこの内容の詰まりっぷりは。

遊坂は倒したものの目的を果たせなかったアゲハ達。
一方団員募集をかけていた弥勒の下に現れた2つの影は…?というのが前回の引きです。

その2人組の正体は少し後回しになりまして、まずは冒頭カプリコを連れ弥勒の下へと駆けるジュナスとそれを追う影虎さんの姿が。

さすがに若干息切れしている様子のジュナスに対し、余裕とも取れる笑みを浮かべて追跡する影虎さんですが、ここでマツリ先生からの連絡が入り帰還することにします。

ジュナスはこれに対し、3日間カプリコの世話をしている間さえもつかず離れずの距離を保ったまま自分に追いすがってきた影虎さんにいずれ必ず決着を付けるとの敵愾心を燃やして追い掛けっこは終了となります。

うむ、ライバルの存在は生活にハリが出ますし、いい事づくめですぞどこかの紳士も言ってましたがまさにその通りですな。それに加えて登場のたびに漢を上げ続ける影虎さんはさすがです。


そして再び場面は新たに現れた2人組、グリゴリ03号と鬼瀬鋭二と邂逅する弥勒達の下へ。

まず一人目マフラーのグリゴリ03号は昔脱走したグラナを始末するため実験体から政府の刺客になったものの、彼に敗北するうちにいつか越えてやるとずっとつきまとっている典型的な負けず嫌いさんです。
氷あるいは冷気を操るのが彼の能力のようで、キャラ造形もびっくりするくらい氷使いのお約束みたいな風貌(背の低い少年・生意気・白髪・ツンツンヘアーetc)しています。

氷使いの相手とくれば炎使いのフーちゃんが真っ先に頭に浮かびますが、今後未来でこの2人の対決が来るのでしょうか。

また03号は弥勒・グラナ・ジュナス以外で初めて登場したグリゴリナンバーズであるだけでなく、政府の刺客という二重の意味で設定を広げるキャラというのも注目したいところです。


一方もう一人の鬼瀬鋭二は猟奇殺人事件の犯人として指名手配されているアブナイ人。
どうやら物体に潜り込んで自由に移動できるのが彼の能力のようで、その能力と刃物でもって弥勒に襲いかかりますが、弥勒の首の長さに芸術のような衝撃を受けたため寸前で止めます。



まさに芸術。

いやいやいや!またやってしまったな岩代先生!
父アスカに始まり巻頭カラーのアゲハときて今度は弥勒でも首長病が発病してしまいましたか。
これもアゲハと弥勒が似ている=兄弟という伏線だとしたらコミックス全巻10冊ずつ買いますよ。


…コホン、それはともかく彼は「究極の創造は天才的な破壊から産まれる」という理念のもと、それを見せてくれそうな弥勒に付いていくと決めたもようです。

03号と鬼瀬の2人を仲間に加えアジトへと向かう弥勒ですが、そこに何者かから遊坂が死んだとのテレパシー通信が入ります。

「かがり火」と名乗るこのボクっ娘…でしょうかねぇ、何かまたえらく岩代先生頑張った気がします。

かがり火は遊坂=“甘き毒薬(キャンディマン)”の穴は03号=“氷碧眼(ディープフリーズ)”と鬼瀬=“潜航師(ゾーンダイバー)”が入れば埋まるから心配無用、それに遊坂はいずれ弥勒を裏切って殺されていたと弥勒に告げます。

改変前の未来でマツリ先生のウイルスが消滅したことへの伏線回収ですね、ここは。
こういうさりげないフォローをしてくれるから読み応えがあります。

確証はないだろうと弥勒は問いますが、自分のかがり火に確証など不要と告げます。
これまでカプリコの奪取やグラナの居場所などどうやって弥勒が情報を得ているのか疑問でしたが、どうやらこのかがり火がエルモアと似たような未来を見通す能力をもって指示を与えていたのは間違いなさそうです。

ここで一つ気になるのがかがり火が首から下げている角のようなものです。
確か未来の弥勒の肩にこれと同じようなものが付いていたと記憶しています。
あの時はまた残念な未来ファッションが一つ…としか思っていなかったのですが、今回のコレを見ると何だか繋がりがありそうで気になります。展望を見通し、指示を与えるという役割からこのかがり火がいまだ存在のはっきりしていないワイズ元老院の一員という可能性はありそうです。

かがり火がいうには残るはドルキさん=“爆塵者(イクスプロジア)”と、シャイナ=“瞬間移動(テレポーター)”の2人だそうです。ところでこのコマのドルキさんがえらく大物の風格漂わせていて吹き出しそうになります。

そこへジュナス=“神刃(カミキリ)”、カプリコ=“創造主(クリエーター)”が合流し、グラナ=“天修羅”をも手にいれた弥勒はここからが本当の始まりだという宣言をします。おお、弥勒の邪悪な表情と敵方勢揃いって感じで燃えてきますねー。

しっかし今回03号に鬼瀬、かがり火とワイズの戦力が大きく強化されてしまって大人チルドレンのいる未来ならともかく、現代でどうやってこいつらに勝つのか今のところビジョンが浮かびません。
アゲハVS弥勒、マツリ先生VSグラナ、影虎さんVSジュナス辺りはともかくとしてどう考えても総合的には向こうのほうが上ですよねぇ。ミラクルドラゴンや朧が今後復帰するとしてどれだけ戦力になってくれるか…。

さて、ワイズ全員集合で今週はお腹いっぱいご馳走様でした…と思っていたら最後の最後にカブトが来ましたぞー!
現代編帰還後すっかり音沙汰なかったカブトでしたが、ちゃんと忘れられてなくてホッとしました。

そしてカブトを鍛えているのはこれまた出番の無かったイアンです。
それにしてもこれまで接点の無かったカブトとイアンという組み合わせが気になりますが、ここまで丁寧なストーリー運びをしてくれている岩代先生のことなので次週以降の展開を素直に待ちましょう。

イアンがカブトに教えたのは彼がキュアの過程で覚えた「イアン式ライズ」。
戦闘向きではないとのことですが、「倒すだけが勝負じゃないってね」と語るカブト。
そのバックには浮かぶヨヨというところで今週はおしまいです。
イアン式ライズがどういうライズなのかは非常に気になりますが、カブト自身のメナス・ヨヨと組み合わせで彼が今後どういう戦い方を見せてくれるのか大いに期待です。2週前のアゲハのライズの師匠が影虎さん発言に対して、カブトにはイアン式ライズというのもニクイ点です。

さて、先週の時点では新キャラ2人がどういうキャラなのかくらいしか思っていなかったわけですが、蓋を開けてみれば新キャラ2人はもちろん
・影虎さんのジュナス追跡のその後
・既出以外のグリゴリナンバーズと政府の刺客の存在
・元老院候補?かがり火
・久々登場のカブト
・弥勒の首長
とサイレン屈指の非常に内容の詰まった回でした。

また影虎さんを見送るジュナス、グラナに襲いかかる03号、弥勒に刃を向ける鬼瀬など幾つかのシーンで見られたあえてコマをはみ出す演出にも光るものがありました。

2週前の遊坂戦決着の回はみえるひとを思い起こさせるような「熱さ」が光る回だったという感想を述べましたが、今週は岩代先生がPSYRENの連載を続けていくうちで培ったであろう「ストーリーの丁寧さ」が光る回だったと思います。

コメント

はじめまして

僕も内容の密度はもちろん

今週のコマ割には岩代先生の意気込みを感じました!

早くも来週以降の展開が楽しみで仕方ないです!!

  • 2010/03/02(火) 08:51:45 |
  • URL |
  • 無花果タルト #-
  • [ 編集]

あいはじめまして、コメントありがとうございます。

確かにサイレンでこういったコマ割りの演出は珍しく、話の密度や大風呂敷を広げたことと合わせて岩代先生の意気込みを感じますよね。なのになぜ弥勒の首だけ…(苦笑)

  • 2010/03/02(火) 20:47:40 |
  • URL |
  • 筆者 #mzMb781o
  • [ 編集]

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